クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

神成九連峰再び R-3-12-09

2021-12-11 14:34:09 | 妙義・下仁田・富岡・南牧
好天を利用して適度のアップダウンのある神成九連峰で
ハイキング。合わせて今まで確認できていない山頂標識
「第八峰」「第七峰」「第三峰」「第一峰」の確認。

西回りの為、翁草で有名になった「南蛇井駅」に駐車して
出発。(10.24)



田園の道を第一峰の吾妻山方面を目指す。



やがて山手に入る目印の「大サボテンの家」。
現在は無人化しているそうで大サボテンも
数年前に伐採されたが今は新しい芽が出ている。



ここから傾斜の強い細道を進むが途中で振り返ると
泰然とした大桁山と尖塔の様な鍬柄岳が良く見える。



道が終わると小さな「新堀神社」。ご本尊の
妙見尊像は中扉の奥に鎮座している。
この神社は富岡市の神社一覧には載っていなし
明治時代の記録にもなく「その他施設」の
扱いで記録されていた。(10.50)



神社脇の登山道に入り急斜面のジグザグ道で
吾妻山第一段・祭祀跡の展望場所に到着。



第二段iに向かって岩場交じりの急登で鳥居跡。
何時もと違って既に何組もの下山クループと
すれ違い。



第九峰に到着。驚いた事に広場は満員の盛況で
皆さん早々にお昼の食事をお楽しみ中。(11.17)



標識が二種類。



立派な石碑が3基。
1860年は桜田門外の変で伊井大老が暗殺された年。
1864年は蛤御門の変や佐久間象山暗殺の年。
1850年で国定忠治が処刑されている。



座る場所も無いので直ぐに東進開始。翁草栽培地を
過ぎると第8峰の登りに掛かる。
山頂の杭に明確に「9-8」の表示。



続いて同様の小山があるが山頂の杭には表示なし。
どうやら九連峰の一郭に加わっていない模様。



一寸大きい第七峰は直下で巻き道が現れるが
直登。第八と同じ書き方で第七と明記。




第六はさらに大きい。直下の分岐は右を選択。
山頂には大きな御嶽の石碑。
これが「「打越の御嶽さん」と云われる元。




第五へは大きく長く下る。大きな山の山頂には
石宮と立派な灯篭があり「打越の祠」の名。(11.54)



丁度、人影が絶えたので本日の爺イ。それに軽食。




第四へは長い下りと長い登り。足慣らしにしては
ややきつい。(12.19)
山頂には「ミニ自然博物館」と「神成城址」の標識。




懸案の第三峰。頂上には標識が無かったが南下の
巻き道で発見。山頂を踏んだだけで乗り越せば
見ることは出来なかったのも納得。



第二峰までは距離がある。目の前に現れる南北尾根に
乗り換え。厳しい登りをこなして漸く直下の二基の
石碑前。左は「三大竜王」と読めるが右は判読不能。



「竜王山」と名付けられたこの山の頂上は標識・石宮
三角点・石碑などで賑やか。



展望も抜群だがやや逆光気味。



山を下りると宇芸神社への分岐を過ぎる。



広い本丸跡に到着。ここから今日の最大懸案の
表示の見つからない第一峰の特定をする。(13.06)



爺イの推定はここのベンチから見える突起以外にはない。



右への脇道を進む。



はっきり見えた。これ以外に本命は無い。



頂上は細長い平地。だが、表示物無し。



更に南に延びる尾根を進む。



頂上台地の突端迄来たが何もない。物見台と
云われるだけあって展望は良い。



周囲を見渡すと突端左脇から幅広の道が南に
急降しているのを発見。



この地形が案内図の第一峰の位置と合致する。



そこで富岡観光協会に電話して確認したら
第一は本丸跡のベンチから南に伸びる尾根の
先のピークで間違いなしとお墨付きをもらった。
ここだけ、標識が抜けている理由は分からないが
これで神成九連峰の全てを網羅したことと
勝手に決め込んで帰路に就く。

東進してクロスする林道跡を通過。



再び、岩畳の坂を上ってコブを左に迂回して尾根復帰。



見晴台にちょっと寄って「姫天狗」にタッチ。




「御嶽座主大権現」の巨大碑前通過。



漸く笹道に出て終了間近を実感。



石仏まえ。



冨岡四中裏を通って終了看板。丁度予定していた
下り電車は神農原を出た時間。次は40分後。



宮崎公園下を通って



神農原駅着 13.56。南蛇井まで2.8km 180円也



本日の気味悪い写真。



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