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今日は先日、「たかたか」さんの記事に出ていた
榛東村の柳沢寺。本来は古刹に映える桜の
見物の積もりだったが時期外しで既に葉桜。
仕方なく境内見学に切り替えた。
かって14年も前に「相満伝説」の跡を追いかけた時
一寸寄ったことがあるが今日は暇潰しに境内隈なく見学。
現地までは至極簡単、r-26の「山子田」を左折して
道標に従って小さな四つ角を右折すれば直ぐに到着。
(参道入口)
入口には大きな標柱が両側に建つ。この寺の正式名称
“天台宗 船尾山 等覚院 柳澤寺”が両側に分かれて
刻まれている。
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一旦、参道に車で乗り入れて大きな駐車場。既に目の前に
右から五重塔・赤門・通用門・阿弥陀堂が現れる。
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(柳沢不動堂)
再び入口に戻って比較的新しい不動堂。
(平成二年春新築?)
その前の巨大な倶利伽羅剣にびっくり。
この剣は不動明王の立像が右手に持つ剣で
貪瞋痴の三毒を破る智恵の利剣でもある。
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(赤門)
石段を登ると右目に貴賓専用の御門・赤門。
勅使門とも云う公用門で、別名「開かずの門」。
入口に「忘己利他」の碑文。
「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」に
拠る。
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(通用門)
その左隣が通用門、典型的な薬医門で木戸が
ついており「照千一隅」の碑文。
これは最澄の「照千一隅此則国宝」の故事に
拠るもので「「自分の与えられた一つの隅を
守れば、それはやがて千里を照らすことになり
これがすなわち国宝」の意味。
先日、七輿古墳の隣の寺院の
薬医門を見にいったら木戸なしでガッカリしたので
木戸付き薬医門を見られて良かった。
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(阿弥陀堂)
通用門の手前に新しい建屋。阿弥陀如来坐像が金色に
輝いていた。
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(客殿)
境内に入ると赤門の正面に華麗な「客殿」、その
豪華さは「本堂」かと思わせる。周囲も彫刻が
施された灯篭などで賑やか。
堂内には「釈迦三尊」や上州七福神の1つ、毘沙門天も
祀られており、千手観世音菩薩は
別棟の本堂にあってそこは観音堂とも云われる。
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(五重塔)
その右に大きな五重塔。県内初の五重塔で、高さは
21メートル。
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(納骨堂)
五重塔の裏に現代的な建屋の納骨堂。
扉は開いていて沓脱で中に入れる。
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(英霊廟)
反対の南側には英霊廟。戦中派の爺イには小学生の頃
登校下校の際に拝礼した天皇の写真を収めた
「奉安殿」に見える。資金は、遺族や退役軍人会などの
寄付金。
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(仁王門)
少し右手には巨大な仁王門。正面は阿吽の仁王像。
裏の両側に二天(広目天、多聞天)が安置
されている。二天とは仏教の四人の守護神四天王
(東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、
北方の多聞天)の中の二人。
四天王の一尊として造像安置する場合の「多聞天」
は独尊像として造像安置する場合には「毘沙門天」。
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(冠木門)
仁王門から南に下ると質素な門、表示は冠木門再建と
されていたが冠木門は2本の門柱の上に横木をのせた
もので,2本の門柱の上部に貫を通したものは
釘貫門ではないかな?
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(鐘楼)
再び仁王門を潜って奥に行くと木々に包まれた鐘楼。
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(閻魔堂)
やや西側に多くの石仏を配した閻魔堂。
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(本殿)
最奥に意外に小振りで地味な本殿。
千手千眼観音様が安置されていて元禄年間の様式を
残す方六間の木造青銅葺きの建物。回廊をめぐらし、
内陣を一段低くした造り方。別称観音堂。
「守一隅照千里」と言う表示物が通用門にあった
「照千一隅」と同じ出所で「自分の与えられた
一つの隅を守れば、それはやがて千里を照らす
ことになる」が強調されたものだろう。
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其の他不明のもの 旧不動堂?
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これで大所の拝観は終了、細かいものをyoutube。
柳沢寺石造物群
柳沢寺16羅漢像
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15勝7敗(4/20現在 1位)
榛東村の柳沢寺。本来は古刹に映える桜の
見物の積もりだったが時期外しで既に葉桜。
仕方なく境内見学に切り替えた。
かって14年も前に「相満伝説」の跡を追いかけた時
一寸寄ったことがあるが今日は暇潰しに境内隈なく見学。
現地までは至極簡単、r-26の「山子田」を左折して
道標に従って小さな四つ角を右折すれば直ぐに到着。
(参道入口)
入口には大きな標柱が両側に建つ。この寺の正式名称
“天台宗 船尾山 等覚院 柳澤寺”が両側に分かれて
刻まれている。
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一旦、参道に車で乗り入れて大きな駐車場。既に目の前に
右から五重塔・赤門・通用門・阿弥陀堂が現れる。
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(柳沢不動堂)
再び入口に戻って比較的新しい不動堂。
(平成二年春新築?)
その前の巨大な倶利伽羅剣にびっくり。
この剣は不動明王の立像が右手に持つ剣で
貪瞋痴の三毒を破る智恵の利剣でもある。
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(赤門)
石段を登ると右目に貴賓専用の御門・赤門。
勅使門とも云う公用門で、別名「開かずの門」。
入口に「忘己利他」の碑文。
「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」に
拠る。
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(通用門)
その左隣が通用門、典型的な薬医門で木戸が
ついており「照千一隅」の碑文。
これは最澄の「照千一隅此則国宝」の故事に
拠るもので「「自分の与えられた一つの隅を
守れば、それはやがて千里を照らすことになり
これがすなわち国宝」の意味。
先日、七輿古墳の隣の寺院の
薬医門を見にいったら木戸なしでガッカリしたので
木戸付き薬医門を見られて良かった。
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(阿弥陀堂)
通用門の手前に新しい建屋。阿弥陀如来坐像が金色に
輝いていた。
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(客殿)
境内に入ると赤門の正面に華麗な「客殿」、その
豪華さは「本堂」かと思わせる。周囲も彫刻が
施された灯篭などで賑やか。
堂内には「釈迦三尊」や上州七福神の1つ、毘沙門天も
祀られており、千手観世音菩薩は
別棟の本堂にあってそこは観音堂とも云われる。
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(五重塔)
その右に大きな五重塔。県内初の五重塔で、高さは
21メートル。
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(納骨堂)
五重塔の裏に現代的な建屋の納骨堂。
扉は開いていて沓脱で中に入れる。
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(英霊廟)
反対の南側には英霊廟。戦中派の爺イには小学生の頃
登校下校の際に拝礼した天皇の写真を収めた
「奉安殿」に見える。資金は、遺族や退役軍人会などの
寄付金。
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(仁王門)
少し右手には巨大な仁王門。正面は阿吽の仁王像。
裏の両側に二天(広目天、多聞天)が安置
されている。二天とは仏教の四人の守護神四天王
(東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、
北方の多聞天)の中の二人。
四天王の一尊として造像安置する場合の「多聞天」
は独尊像として造像安置する場合には「毘沙門天」。
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(冠木門)
仁王門から南に下ると質素な門、表示は冠木門再建と
されていたが冠木門は2本の門柱の上に横木をのせた
もので,2本の門柱の上部に貫を通したものは
釘貫門ではないかな?
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(鐘楼)
再び仁王門を潜って奥に行くと木々に包まれた鐘楼。
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(閻魔堂)
やや西側に多くの石仏を配した閻魔堂。
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(本殿)
最奥に意外に小振りで地味な本殿。
千手千眼観音様が安置されていて元禄年間の様式を
残す方六間の木造青銅葺きの建物。回廊をめぐらし、
内陣を一段低くした造り方。別称観音堂。
「守一隅照千里」と言う表示物が通用門にあった
「照千一隅」と同じ出所で「自分の与えられた
一つの隅を守れば、それはやがて千里を照らす
ことになる」が強調されたものだろう。
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其の他不明のもの 旧不動堂?
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これで大所の拝観は終了、細かいものをyoutube。
柳沢寺石造物群
柳沢寺16羅漢像
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