クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

赤城ザゼンソウ再訪 H-29- 3-10

2017-03-11 09:13:55 | 赤城山周辺
群馬県赤城山の山麓・富士見町沼ノ窪のザゼンソウの成長具合を
観察するために再訪。拙宅から前橋経由で約26kmだから大した
距離ではなく一寸したドライブ。

赤城の山頂には雪雲が掛かっているので赤城颪は相変わらずだが
二月の前回訪問時の様な身を切るような寒風ではない。

今年初めて身近で現物を見たザゼンソウについてネット情報で色々と知識を得た。
つまり、84歳の手習いと言うところだ。

湿地帯に生える多年草で、花の形が座禅を組む僧侶の姿に似て
いところから座禅草と名付けられているーーーなんての程度は知っていたが
なにしろ、この花がミズバショウと共に「サトイモ科」の植物と
聞いて吃驚。サトイモ科と云えば良く知っているサトイモやコンニャクとの
認識しか無かったのに。そう云えば確かにミズバショウの花の形態は
このザゼンソウにそっくりで分類的に近い親戚みたいなものと云われるのに納得。

この写真の様に中にある塊は100ヶ程の小花が集合した「肉穂花序(にくすいかじょ)」
と云われる花弁の無い「花」の部分だそうだ。
不思議か事に開花する際に、肉穂花序(にくすいかじょ)で発熱が起こり約25℃まで
上昇するとの事。そのため周囲の氷雪を溶かし、いち早く顔を出すとの説明を聞くと
雪の中からぽっかりと頭を出してくる画像に再び納得。



肉穂花序を包んでいるのを「仏炎包」と言うとの事だがこの仏炎苞は葉の変形
したもので開花後に大型の葉として成長するらしい。前回に比べて確かに「包」は
成長しているが三月末には肉穂花序と共にもっと大きくなるのかな?
判らないのは先端が垂れている「包」と真っ直ぐに延びている「包」があるが
真っ直ぐのものがより成長が進んだものと思うが確信は持てない。




取り敢えず例によってデジブックに纏めてみたので様々な姿態をみせる
このサトイモ科植物をご覧下さい。

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デジブック 『赤城山ザゼンソウ再訪』
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