中之条の山奥へ三角点タッチに行く予定だった。が、マイミクさんから三月末に
中之条町大雪の写真。で、急遽甘楽の峠めぐりに変更。後でこれがエープリル
フールと分かつたが、山岳地帯に降った事は事実なので変更は正解。
R-18で岩井、R-10で南進して下高尾でR-197に乗り換え、そのまま一本道で
小幡を抜ける。小幡名物の桜並木は未だ三分咲き。
宝積寺から林道に入り2.9Kで桜広場まで乗り入れてお馴染み道標脇に駐車(10.31)
この林道の舗装は入り口から1.7K地点まで、残り未舗装1.2Kも硬く締って
乗用車でも全く問題なし。
緩い登りの幅広林道を進むと何やら新規の造成地、看板が無いので用途不明。
約1K強、最近付けられた道標の四つ目で古い峠道と天狗山への
登山道分岐(10.54)。今日は天狗を後回しで峠道。
峠道は左の高い稜線に平行して静かな杉林の中に延びている。
やがて稜線鞍部が下がってくると切り返しのように左折して峠への
急登が始まり前方に峠。変則的ではあるが乗り越えの形なので峠と
呼ぶ事にする。テープ・リボン多数。左は天狗山、右は無名峠・小柏峠。
ここから方法は二つ、一つは右手の厳しい稜線を登って直接に無名峠か
もう一つは稜線東下の峠道で小柏峠か無名峠。今日は小柏峠に行くので
往路では峠道を使う。稜線伝いは帰路用。但し倒木が多くて歩き難い。
ダラダラ登りを続けるとやがて二つの峠への分岐、左斜面を這って行く
小柏峠への道に入る。
細々とした踏み跡を辿るが付いている足跡は有蹄野生動物のものらしく小さく
て深い。やがて薄暗い小柏峠着(11.45)。標高約810m。乗り越えは藤岡の
「上平」地区に出る。
ここには爺イの標識と石仏二体。昔の標識は朽ち果てて只の板切れと化している。
かつて補修した時も既にこの程度だった。
一呼吸置いて東のトンガリピークに向かう。頂上にはこんなアンテナが
ある筈。西小梨山近くにあるアンテナと同型。
但し、このピークからはほぼ90度に曲がって北に向かうので無理して
頂上にいく事は無い。中腹から左斜面に降りて獣道を使って
ショートカット。急斜面の細道をずっと進んで北への稜線へ到達。
目の前に境界杭が一本。「八六四ホ-一」と刻まれていた(12.01)。
次の目標は東北にある788m峰、直線距離であと320m程。真っ直ぐな軽い下りの
尾根を進むとやや長い笹の稜線。
笹藪を抜けると788m峰への鞍部、残り100m。登りに掛かった時に単独氏と
すれ違い。小梨峠からここまで1時間半というから羨ましい位のスピード。
息を切らせて788m峰着。赤く塗られた漢数字「六五六」入りの石柱。
三角点に間違いそうな上面「+」のコンクリート柱。東面「公共」、西面「山」、
北面「高238」。どっちが図根点 ?
さて、ここから亀穴峠に向かうが殆ど下りで直線約0.6K。帰途の難渋が
思いやられる。全部下りかと思ったら松ノ木に覆われた小ピーク。細杭が一本。
標高約756m。あと380m。再び急降、等高線7本。
漸く亀穴峠着。藤岡側からの明瞭な峠道が上がってきている(12.40-13.00)。
丁度、其の個所にG氏の峠標識、残念ながら爺イのは見当たらない。
かつては(三年前まで)こんな形に付いていたのに。但しかっての位置は
稜線の藤岡側だったが今は甘楽側に変わっている。位置を変えたとき
爺イのものは置き去りになったのかな ?と、やや僻み。昼食・休憩。
予想した通り、帰路の登り返しの辛い事。一本杭小ピークを13.15、788m着が
13.32。疲れて大休止する本日の爺イ。
気味の悪い笹藪を抜けて登りに掛かり漸く迂回路の入り口。ゲート状に赤テープ。
細い迂回路を今度は最後まで辿ったら何と小柏峠の30m手前に出た。ここにも
マーク付け。この峠から往路を辿らず「無名峠」に向かう。両峠を分ける
ピークは三つの小ピークを持つ厄介な山。三つ目のピークに図根点。
ここから一気に下って「無名峠」、右へ行けば熊倉山。
爺イの標識は割れて地べたにひっそり(14.07)。
峠からの道はこんな感じで綺麗だが、落ち葉の堆積は膝下まで、その下に何が
あるか判らないので歩き難い。
今度は峠道を使わずに往路で敬遠した尾根下り、かつて取り付けた赤テープの
お陰で迷うことなく一気に最初の峠に到着。ゲート状にテープ(14.20)。
健脚の方は登りを此方からどうぞ。
さて、此処からも往路の峠道は使わずにそのまま稜線を使って天狗山へ。
途中で岩畳のヤセ尾根、この辺が天狗山塊の最高点690mとは「300山」の記事。
白倉神社への乗り越えに到着(14.33)。
神社を往復する元気は無いので天狗山へ。頂上標識。近くの宗台山共々ここが
群馬百名山との理念・根拠が判らない。尾根上のコブに過ぎないのに。
大体、他人の感覚で決めた00百名山を奉る感覚が不可解。
自分が登って良いと思った山が自分にとっての名山。群馬百名山も色々な
思惑を乗せた各地元の推薦を選定委員と称する人たちが決めただけだろうに。
台地の端にひっそりと三角点。
三角点同等の貫禄のある図根点。「高222」。
一休みの後、下山開始。途中の見晴らしで山の写真をと思ったが霞みで駄目。
甘楽町遠望のこの一枚だけ。
丁度15.00に駐車場所の「菊ヶ池」道標前に帰着。自宅着は16.00。
巨―広の開幕戦を楽しみにしていたが、呆気なく逆転負け。まあ、あと
139試合あるからと慰め。
ご来訪のついでに下のバナーをポチッと。
中之条町大雪の写真。で、急遽甘楽の峠めぐりに変更。後でこれがエープリル
フールと分かつたが、山岳地帯に降った事は事実なので変更は正解。
R-18で岩井、R-10で南進して下高尾でR-197に乗り換え、そのまま一本道で
小幡を抜ける。小幡名物の桜並木は未だ三分咲き。
宝積寺から林道に入り2.9Kで桜広場まで乗り入れてお馴染み道標脇に駐車(10.31)
この林道の舗装は入り口から1.7K地点まで、残り未舗装1.2Kも硬く締って
乗用車でも全く問題なし。
緩い登りの幅広林道を進むと何やら新規の造成地、看板が無いので用途不明。
約1K強、最近付けられた道標の四つ目で古い峠道と天狗山への
登山道分岐(10.54)。今日は天狗を後回しで峠道。
峠道は左の高い稜線に平行して静かな杉林の中に延びている。
やがて稜線鞍部が下がってくると切り返しのように左折して峠への
急登が始まり前方に峠。変則的ではあるが乗り越えの形なので峠と
呼ぶ事にする。テープ・リボン多数。左は天狗山、右は無名峠・小柏峠。
ここから方法は二つ、一つは右手の厳しい稜線を登って直接に無名峠か
もう一つは稜線東下の峠道で小柏峠か無名峠。今日は小柏峠に行くので
往路では峠道を使う。稜線伝いは帰路用。但し倒木が多くて歩き難い。
ダラダラ登りを続けるとやがて二つの峠への分岐、左斜面を這って行く
小柏峠への道に入る。
細々とした踏み跡を辿るが付いている足跡は有蹄野生動物のものらしく小さく
て深い。やがて薄暗い小柏峠着(11.45)。標高約810m。乗り越えは藤岡の
「上平」地区に出る。
ここには爺イの標識と石仏二体。昔の標識は朽ち果てて只の板切れと化している。
かつて補修した時も既にこの程度だった。
一呼吸置いて東のトンガリピークに向かう。頂上にはこんなアンテナが
ある筈。西小梨山近くにあるアンテナと同型。
但し、このピークからはほぼ90度に曲がって北に向かうので無理して
頂上にいく事は無い。中腹から左斜面に降りて獣道を使って
ショートカット。急斜面の細道をずっと進んで北への稜線へ到達。
目の前に境界杭が一本。「八六四ホ-一」と刻まれていた(12.01)。
次の目標は東北にある788m峰、直線距離であと320m程。真っ直ぐな軽い下りの
尾根を進むとやや長い笹の稜線。
笹藪を抜けると788m峰への鞍部、残り100m。登りに掛かった時に単独氏と
すれ違い。小梨峠からここまで1時間半というから羨ましい位のスピード。
息を切らせて788m峰着。赤く塗られた漢数字「六五六」入りの石柱。
三角点に間違いそうな上面「+」のコンクリート柱。東面「公共」、西面「山」、
北面「高238」。どっちが図根点 ?
さて、ここから亀穴峠に向かうが殆ど下りで直線約0.6K。帰途の難渋が
思いやられる。全部下りかと思ったら松ノ木に覆われた小ピーク。細杭が一本。
標高約756m。あと380m。再び急降、等高線7本。
漸く亀穴峠着。藤岡側からの明瞭な峠道が上がってきている(12.40-13.00)。
丁度、其の個所にG氏の峠標識、残念ながら爺イのは見当たらない。
かつては(三年前まで)こんな形に付いていたのに。但しかっての位置は
稜線の藤岡側だったが今は甘楽側に変わっている。位置を変えたとき
爺イのものは置き去りになったのかな ?と、やや僻み。昼食・休憩。
予想した通り、帰路の登り返しの辛い事。一本杭小ピークを13.15、788m着が
13.32。疲れて大休止する本日の爺イ。
気味の悪い笹藪を抜けて登りに掛かり漸く迂回路の入り口。ゲート状に赤テープ。
細い迂回路を今度は最後まで辿ったら何と小柏峠の30m手前に出た。ここにも
マーク付け。この峠から往路を辿らず「無名峠」に向かう。両峠を分ける
ピークは三つの小ピークを持つ厄介な山。三つ目のピークに図根点。
ここから一気に下って「無名峠」、右へ行けば熊倉山。
爺イの標識は割れて地べたにひっそり(14.07)。
峠からの道はこんな感じで綺麗だが、落ち葉の堆積は膝下まで、その下に何が
あるか判らないので歩き難い。
今度は峠道を使わずに往路で敬遠した尾根下り、かつて取り付けた赤テープの
お陰で迷うことなく一気に最初の峠に到着。ゲート状にテープ(14.20)。
健脚の方は登りを此方からどうぞ。
さて、此処からも往路の峠道は使わずにそのまま稜線を使って天狗山へ。
途中で岩畳のヤセ尾根、この辺が天狗山塊の最高点690mとは「300山」の記事。
白倉神社への乗り越えに到着(14.33)。
神社を往復する元気は無いので天狗山へ。頂上標識。近くの宗台山共々ここが
群馬百名山との理念・根拠が判らない。尾根上のコブに過ぎないのに。
大体、他人の感覚で決めた00百名山を奉る感覚が不可解。
自分が登って良いと思った山が自分にとっての名山。群馬百名山も色々な
思惑を乗せた各地元の推薦を選定委員と称する人たちが決めただけだろうに。
台地の端にひっそりと三角点。
三角点同等の貫禄のある図根点。「高222」。
一休みの後、下山開始。途中の見晴らしで山の写真をと思ったが霞みで駄目。
甘楽町遠望のこの一枚だけ。
丁度15.00に駐車場所の「菊ヶ池」道標前に帰着。自宅着は16.00。
巨―広の開幕戦を楽しみにしていたが、呆気なく逆転負け。まあ、あと
139試合あるからと慰め。
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私も近日中に 沢渡富士か 古界名山を歩こうかと企て中~
追い払っておいてください。
大岩山方面にも良い笹原があると言い聞かせれば移動するかも。
当方も今週のゴルフ週間が終わったら
出かける積りなので。