汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 空想

2008年07月04日 | 初期中期の詩

遠い空を見ている
あの地平線の向こうにも
人々の暮らしがあるんだね

鳥の群れが地平線の向こうへ
まさに今飛び立とうとしている

僕も連れてっておくれよ
まだ一度も行ったことのない異国の地を
空想してみた
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みやすけの詩 午後

2008年07月04日 | 初期中期の詩

午後の昼下がり
老人達の憩いの雑談笑が耳をかすめる
太陽はいよいよ西に傾き始め
動物も休憩モード

公園のベンチに座り
考え事をしていた僕

都会の中にある数少ない木々が
風に揺れている

形さえなくなったブランコが
今は虚しくその虚像だけを残している

公園内に響く子供達の喜声が
あの頃の僕を思い起こさせた
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