汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 秋夜

2008年09月12日 | 初期中期の詩
秋の夕暮れ
流れていく雲はどこか寂しさを
空の色はこれから徐々に
コントラストが増していく

せみの声もいつしか静まり
駅を下りれば枯れ草の死の匂いが漂う
日は沈み
空には一番星が現れる

すべてが自然と時間の流れに乗って
いつも通りの
でも少し違う季節の流れは

少しの生きる希望を与えてくれる
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