永遠の中で 愛を探した
バラバラに散って行く 赤い薔薇
その燃える瞳に 水が零れる 幽かな痛みの中で
腐食して行く 月は水辺に映る幻想
それは触れて瞬く間に 消えて行く静寂
隣り合う身体に 感情は高まる
唇を添え その妖艶な香りに唆された 魂よ
結ばれていた絆は 永遠の果てに
夢幻 花は実を付け やがて地上に生きる生命に降り注ぎ
やがて永遠を夢見た この贖いの接吻は 甘い蜜の香り
見つめ合う寂しさ 夢が醒めるまで
この溢れる涙の訳を あなたと交わした言葉に探した
何処までも深い海の底で
流れて行く魂は 悠遠の夢の果てへと 流れていく