寂しさを感じ 涙さえも 夢と化す
想いと現実の相克が 悩める愛を 映し出す
描き出す 愛に揺れる感情の 理を
総てを剥き出しに 鋼の愛は 夢深く
あどけない夢に 流れる静寂の涙
願う心 暁に光る月影の 麗しく 怪訝な表出
愛に漂い 身体を求め 霧消を願った 永遠の奏でに
涙さえも 消え去り 欲望と失望に 虚ろう瞳
見えない 消えかけた生命 鼓動は静かに 終焉を待つ
寂しさを抱え 剥き出しの欲望を 枯渇した舌に絡ませる
見つめ合う 瞳の奥に 辛辣に重なり合う 身体
感情は 無作為に あなたの舌を奪い 願う事を赦されない
この辛辣に狂う 瞳が 怪訝に嗤う 自らの肢体に
流れる 血液の温やかな肌触り 心地好い感触
鮮やかな血しょうが飛び散る 琥珀の月影に 光る欲望を
映る肌 その品やかさ 無為が訪れる前に
駆逐されぬように この手で締め上げる 今生の儚さを
触れる身体は 熱を奪う 表情の薄れ行く 琥珀に染まる
鮮やかな血飛沫 妖艶な微笑みの 鼓動を打つ
愛を求め 腫れ物に触れる 痛みが走り 恍惚を感じる