風の吹く夜 花々が眠りに就く頃
萎れた一輪の花が夜露に煌めいて
流星のように 静かに散って行く
この身が崩落する最中に あの足音を聞いた
もうこの夜に 健やかな眠りは訪れないだろう
もはや失うものなど 何も無いから...
夜風に吹かれ 何処までも澄んだ瞳のあなた
迷子になったこの手を
その優しい眼差しで 救い出して欲しい
ここにはもう 居場所など無いのだから...
この夜の渦中で 聴こえる足音は
延々と さざめいている
もう 何も求めるものなどは 無い筈なのに...
どうして...
夜が深々と 柔らかな帳を迎える頃
満開の星々の輝きを湛えた夜空が墜ちて来て
この手に 安らぎを添えてくれるから
ねえ 何処までも 朽ちて行こう
もう生きる心地さえも 感じないくらいに
星空が燦々と その輝きを増す頃になると
産まれた命は 冷たい涙を落としながら 息絶えて行く
足音はずんずんと迫り この身を掻き乱して
拡まり行く夜空は 煌々と星々を照り返している
迫るその聲は 永く心を蝕み
その吹き荒れる雑音に 思わず耳を塞いだ
ねえ どうしてだろう...?
萎れた一輪の花は夜露に融けて
やがてその姿見を喪ってしまう
星々の輝く夜
いずれ他の花々も
静かに 永い眠りに就く時が来るから...
萎れた一輪の花が夜露に煌めいて
流星のように 静かに散って行く
この身が崩落する最中に あの足音を聞いた
もうこの夜に 健やかな眠りは訪れないだろう
もはや失うものなど 何も無いから...
夜風に吹かれ 何処までも澄んだ瞳のあなた
迷子になったこの手を
その優しい眼差しで 救い出して欲しい
ここにはもう 居場所など無いのだから...
この夜の渦中で 聴こえる足音は
延々と さざめいている
もう 何も求めるものなどは 無い筈なのに...
どうして...
夜が深々と 柔らかな帳を迎える頃
満開の星々の輝きを湛えた夜空が墜ちて来て
この手に 安らぎを添えてくれるから
ねえ 何処までも 朽ちて行こう
もう生きる心地さえも 感じないくらいに
星空が燦々と その輝きを増す頃になると
産まれた命は 冷たい涙を落としながら 息絶えて行く
足音はずんずんと迫り この身を掻き乱して
拡まり行く夜空は 煌々と星々を照り返している
迫るその聲は 永く心を蝕み
その吹き荒れる雑音に 思わず耳を塞いだ
ねえ どうしてだろう...?
萎れた一輪の花は夜露に融けて
やがてその姿見を喪ってしまう
星々の輝く夜
いずれ他の花々も
静かに 永い眠りに就く時が来るから...