凍てついた夜に 聴こえる 可憐な花の咲く聲が
闇に滲む 胡乱な唇を滴らせて 見つめられる
その指に触れられ 湿潤した身に 沁みる
深い海に沈むような 漆黒の瞳に 映る死の気配を
もっと この手に触れて そして握って
味気ない接吻に まだこの身体は満たされないまま
もっとその肉体の内奥へと 融けてしまいたい
だからもっと その指で この首を締め付けて欲しい
この心が張り裂けるまで 逝かないで
身体を流れる 赤く澱んだ徴 その唇で塞いで欲しい
いつしか感情が乱れて 悶えて 恐さも忘れて
もう何も 感じられなくなるくらいに
凍てついた夜に 聴こえる
まだ逝かないで欲しいと 震える瞳の聲が
心張り裂けるまで この肉体を掻き回して
ねえ もっと感じていたい 生きてる心地さえも忘れて
深く呑み込まれていたい だからもっと接吻して
赤く瑞々しい肉体の内奥に 蕩けてしまいたいから
愛らしく微笑む瞳に 囚われたまま
深く縛られた心 その蠱惑な瞳が 欲している
もっと感じていたい 生きている証さえも棄てて
もっと甘く呑み込まれて 逝ってしまいたいから
もう二度 生きてる心地を感じないくらいに
きつく縛られていたい
そして深く傷ついたこの身体を
その甘い唇で 優しく塞いで欲しい
闇に滲む 胡乱な唇を滴らせて 見つめられる
その指に触れられ 湿潤した身に 沁みる
深い海に沈むような 漆黒の瞳に 映る死の気配を
もっと この手に触れて そして握って
味気ない接吻に まだこの身体は満たされないまま
もっとその肉体の内奥へと 融けてしまいたい
だからもっと その指で この首を締め付けて欲しい
この心が張り裂けるまで 逝かないで
身体を流れる 赤く澱んだ徴 その唇で塞いで欲しい
いつしか感情が乱れて 悶えて 恐さも忘れて
もう何も 感じられなくなるくらいに
凍てついた夜に 聴こえる
まだ逝かないで欲しいと 震える瞳の聲が
心張り裂けるまで この肉体を掻き回して
ねえ もっと感じていたい 生きてる心地さえも忘れて
深く呑み込まれていたい だからもっと接吻して
赤く瑞々しい肉体の内奥に 蕩けてしまいたいから
愛らしく微笑む瞳に 囚われたまま
深く縛られた心 その蠱惑な瞳が 欲している
もっと感じていたい 生きている証さえも棄てて
もっと甘く呑み込まれて 逝ってしまいたいから
もう二度 生きてる心地を感じないくらいに
きつく縛られていたい
そして深く傷ついたこの身体を
その甘い唇で 優しく塞いで欲しい