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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

モーツァルトで大腸ポリープ発見

2011-11-05 08:30:57 | 研究
モーツァルトを聴きながら大腸の内視鏡検査をすると、がんになる前のポリープを見つけやすくなるらしいという研究結果が歯尾票されたそうです(ASAHI.COM)。内視鏡の専門医2人を対象に、モーツァルトを聴きながらと音楽なしの計1,000件以上の検査について分析し、ポリープの発見率を、調査前の1年間の実績から計算した発見率と比較したそうです。その結果、2人ともモーツァルトを聴いたときの発見率は調査前より高くなり、1人は調査前に21%だったのが67%になったそうです。もう1人は27%が37%に。ただ、この人は音楽なしでも40%に向上しており、調査自体が発見率の変化に影響した可能性もあるとも。モーツァルトの中でも高周波数が多く含まれる曲を聴くと副交感神経の活動が高まり、医師は集中力が高まるからだとも?ただ、記事からは、モーツァルトをどのように聴いたかは不明です。内視鏡専門医だけが聴いたのか、それもと部屋に音楽を流して内視鏡を受けた患者さんも聴いたのか。患者さんも聴いたとすると、モーツァルトを聴くことで、消化液の分泌が増えてスムーズに内視鏡の検査ができた結果、ポリープの発見率が上がったとも。でも、なぜ?不思議ですね。
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