健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

アインシュタインの脳

2011-11-25 08:30:42 | 研究
現代物理学の土台となる相対性理論を生み出したアルバート・アインシュタイン博士の脳が、米国フィラデルフィアのムター博物館で公開されているそうです(YOMIURI ONLINE)。ある意味、少し驚きを感じたニュースです。展示されているのは、46枚のごく薄い切片の標本で、研究用に所有していた、地元の病院に所属する神経病理学者が寄贈したものだそうです。アインシュタイン博士は1955年に76歳で亡くなった後、その脳の大部分は、解剖が行われた米東部の医療施設で保存され、一部は他の研究者の手に渡って知性の源泉を探る研究などに使われてきたそうです。これもびっくり。本人の希望なのでしょうか。博物館に寄贈した研究者によれば、脳は旧知の病理学者から贈られたものだそうで、米国の医学の歴史にとって重要な標本と考え、寄贈を決意したそうです。アインシュタインの脳は、加齢に伴う色素の沈着などが見られず、年齢よりも脳は若々しく見えるということです。
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