健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

肉を食べると大腸がんになりやすい!

2011-11-29 08:30:28 | 研究
肉好きの方にはちょっとやなデータがでました。肉を多く食べる日本人は大腸がんになるリスクが高いことが、約8万人を対象にした約10年におよぶ国立がん研究センターの追跡調査でわかったそうです(YOMIURI ONLINE)。牛や豚などの赤肉を食べると大腸がんのリスクが上がることは、世界がん研究基金と米国がん研究協会が報告していたが、今回の大規模調査で日本についても裏付けられたというものですね。人種による違いはあまりないということでしょうか。調査は、岩手や長野、茨城、沖縄など9県在住の45~74歳の男女約8万人を対象に、1995年から2006年まで追跡調査。このうち大腸がんになった1145人(結腸がん788人、直腸がん357人)について肉類の摂取量との関連を調べたところ、摂取量と結腸がんに関係がみられたそうです。男性は、肉類全体の摂取量が最も多いグループ(1日当たり約100グラム以上)のリスクが、最も少ないグループ(同約35グラム未満)の1・44倍だったそうです。女性でも、赤肉(牛と豚肉)の摂取量最大のグループ(同約80グラム以上)が、最少グループ(同約25グラム未満)の1・48倍に上ったそうです。若干女性の方がリスクが高いようですが、肉食によるリスク上昇に関しては男女ともということでしょう。肉を食べる時、躊躇しますか?それとも、迷わず食べますか?

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