健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

110歳からiPS細胞

2011-11-28 08:30:44 | 研究
110歳以上の「超長寿者」の血液から、iPS細胞(新型万能細胞)を作ることに成功したそうです(YOMIURI ONLINE)。100歳以上の長寿者は全国に4万7000人以上いますが、このうち110歳以上の超長寿者は60人ほどしかいないそうです。研究チームは、このうち13人の男女の協力を得て血液を採取、4人の血液からiPS細胞を作製し、残りの血液を凍結保存したそうです。こうした超長寿者は、動脈硬化やがんなどの病気が一般の人に比べ少ないことが知られています。細胞の防御機能が高いと考えられていますが、詳しい理由はわかっていません。今後、iPS細胞から血管や心筋などの細胞を作って性質を調べることで、超長寿の遺伝子の特徴も明らかにする計画だそうです。長寿の秘密が解明されるかもしれませんね。
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