健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

高校生が大発見!

2011-11-18 08:30:05 | 研究
茨城県の女子高生らが新たな化学現象を発見したそうです(YOMIURI ONLINE)。茨城県立水戸第二高校の数理科学同好会に所属し、今春までに卒業した生徒たちが2008年2月の金曜日に行った実験でのことだそうです。「BZ反応」という実験を行ったそうです。これは、酸化と還元の反応を繰り返すことにより、水溶液の色が赤と青に交互に変わる実験だそうです。しかし、その日は、水溶液の色は想定通り赤で動かなくなったそうです。そこで、メンバーらは器具を片付けないままカラオケへいてしまったと。ところが月曜日に実験室に戻ると、液は黄色くなっていたというものです。この変色は予想外のことで、観察を繰り返した結果、赤青の変化が一度止まった後、突然、始まったそうです。全く知られていない現象だったが、試薬の条件が整えば、5~20時間後に変化が再開することを突き止めたそうです。やはり、失敗は成功の素。結果が思い通りに出なかった時に、すぐにあきらめてしまい、さっさと次の取り組みへ行く傾向があります。そこで、立ち止まる勇気が必要なのでしょうね。思い通りにならないというのも実験の面白さでもありますね。
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