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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

難治性脳腫瘍の新薬メカニズム

2013-05-31 08:30:52 | 研究
悪性グリオーマの薬として、現在開発段階のシレンジタイドという薬の抗腫瘍薬についてのメカニズムを遺伝子レベルで解明されたという発表があったそうです(QLife Pro)。シレンジタイドは、インテグリンという癌の増殖や血管新生などに関係すると分子に対する薬であり、現在は悪性グリオーマの世界規模の臨床試験が行われているそうです。今回、シレンジタイドで処理したことによって、グリオーマ細胞がアポトーシス効果があるということを認めたそうです。そのうえ処理を行った悪性グリオーマ細胞を使って、DNAのマイクロアレイ解析を世界初で行った結果、アポトーシスに関連する遺伝子グループ、とくにcaspase 8の発現が変わっているということがわかったというものです。
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