生活習慣と健康に関する研究を深めようと、和歌山県立医大(和歌山市)は、住民の健康データ収集について先進的に取り組んでいる弘前大(青森県)との連携を始めたそうです(YOMIURI ONLINE)。両地域とも、平均寿命が全国下位に低迷しているそうで、双方のデータを比較するなどして効果的な病気予防法を探り、「短命県」からの脱却を図るということです。弘前大は、2005年から毎年約1000人の大規模な住民合同健康診断を実施し、2000項目にわたるデータを収集。県立医大も11年以降、みなべ町などで40歳以上の住民を対象にした健康測定を続け、計4000人以上のデータを蓄積。両大学の連携で、それぞれが持つデータの比較・検証ができるようになり、生活習慣と病気とのつながりを解き明かすことが期待されるそうです。また今後、収集するデータを互いに利用しやすくなるよう、項目や手法を見直していくそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180425-OYT1T50048.html
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