健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

心臓病患者の心臓の3D模型

2019-03-21 08:30:48 | 研究
心臓病患者の心臓を3D(3次元)プリンターで再現した模型が、新しいタイプの医療機器として認められたそうです(読売新聞オンライン)。開発したのは、京都市の「クロスエフェクト」で、自動車部品の見本など様々な製品を3Dプリンターで作る社員約40人の企業だそうです。心臓模型の製造は、国立循環器病研究センターの医師に依頼され、2009年から始めたそうです。心臓病患者の心臓をコンピューター断層撮影法(CT)で撮影。画像を基に3Dプリンターで鋳型を作り、ポリウレタン樹脂を流し込むことで、一つ一つの血管や弁まで実物そっくりの模型が完成するそうです。これまで同センターなどの研究チームが150例以上の心臓手術のシミュレーション(模擬訓練)に使用。従来なら手術が難しいと判断された患者でも執刀できたケースがあったそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190316-OYT1T50194/
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がん細胞を攻撃する免疫細胞

2019-03-20 08:30:55 | 研究
がん細胞を攻撃する免疫細胞「キラーT細胞」の働きが悪くなる原因をマウス実験で解明したとする研究成果がNatureに発表されたそうです(読売新聞オンライン)。キラーT細胞は、がん細胞を攻撃するうちに疲れて機能不全に陥ってしまうそうです。研究では、マウスの腫瘍内にあるキラーT細胞を詳しく調べ、疲れの原因となる遺伝子「Nr4a」を特定。Nr4aを働かなくすると、通常のキラーT細胞より疲れにくく長く活動するようになったそうです。また、このキラーT細胞をがんのマウスに投与すると、7割以上が3か月後も生き延びたというのです。がんの免疫療法には、免疫細胞の働きを抑えるブレーキを解除し、本来の力を取り戻す方法などがあるそうですが、キラーT細胞が疲れた状態では治療効果も弱まってしまうのが課題だったそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190316-OYT8T50040/
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自動運転バス

2019-03-19 08:30:29 | 研究
スウェーデンの自動車大手ボルボ(Volvo)とシンガポールの南洋理工大学(NTU)は、共同開発した自動運転の電気バスを公開たそうです(AFPBB NEWS)。試験運行を間もなく開始するそうです。ハイテク先進国のシンガポールは、自動運転技術の試験場となっているそうで、2016年には世界初の無人タクシーが、一部公道で試験走行を開始したそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3214346
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マンモス復活

2019-03-18 08:30:07 | 研究
2万8000年前のマンモスの化石から採取した細胞核の機能が一部残っていることを確認したという研究成果がScientific Reportsに発表されたそうです(読売新聞オンライン)。マウスの卵子内で細胞分裂直前の状態まで変化したということです。今回、シベリアの永久凍土から、2010年に全身がほぼ完全な状態で発掘されたマンモス「YUKA(ユカ)」(メス、体長約3・5メートル)の筋肉組織などから細胞核を採取。マウスの卵子に注入したところ、43個のうち5個で、細胞分裂で核が二つに分かれる直前の状態になったことが観察されたというもの。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190311-OYT1T50271/
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月周回基地

2019-03-17 08:30:00 | 宇宙
月を周回する米国主導の新たな有人宇宙基地計画について、日本政府は居住棟の建設や無人補給船による物資輸送を分担することを、米国などに提案していることがわかったそうです(読売新聞オンライン)。新基地は、日米露とカナダ、欧州が参加する国際宇宙ステーション(ISS)の後継と位置付けられているそうです。先日開かれたISS参加国の関係者によるテレビ会議で、各国が新基地計画での分担案を提示。日本からは文部科学省と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の担当者が参加。空気や水の再利用技術を生かして居住棟を欧州と共同で建設することや、機材などの輸送を米国とともに担うことを提案したそうです。機材輸送では無人補給船「こうのとり」の後継機を活用するそうです。各国は提案に基づいて検討を進めることを確認したとも。米国は、ISSの運営を2025年以降には民間に移管し、26年頃の新基地の完成を目指しているそうです。JAXAの試算では、新基地の開発・建設費はロケットの打ち上げ費用を除き、3100億~4200億円だそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190311-OYT1T50101/
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骨髄移植でHIV抑制

2019-03-16 08:30:48 | 研究
エイズウイルス(HIV)の感染者が別の病気の治療で骨髄移植を受けた結果、ウイルスの増殖を抑えられたという研究成果がNatureに発表されたそうです(読売新聞オンライン)。ドイツで10年以上前、同様の治療でウイルスが消えた例があり、完治の2例目となる可能性があるそうです。体への負担が大きいなどの問題があるが、新たな治療法につながる成果として期待されるそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190306-OYT1T50180/
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北極圏の動物の食性

2019-03-15 08:30:11 | 研究
北極圏に生息するワモンアザラシとシロイルカ(ベルーガ)が、気候変動による生息環境の変化に伴い摂食パターンを変えていることが、最新の研究で明らかになったそうです(AFPBB NEWS)。また、摂食パターンをどのように変えたかということが、これらの動物の生存を左右する可能性もあるということです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3214682
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銀河系の質量

2019-03-14 08:30:09 | 研究
太陽系が位置する天の川銀河(銀河系、Milky Way)の質量を、これまでになく正確に推定したとする研究結果が先日発表されたそうです(AFPBB NEWS)。計算には暗黒物質(ダークマター)の重量を含む最新のデータ群を使用したそうです。研究では、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「ガイア(Gaia)」と米航空宇宙局(NASA)が共同で行い、銀河系の質量を太陽の約1.5兆倍と算出した。過去の研究では、太陽質量の5000億倍~3兆倍という推定結果が得られていたそうです。結果の不確かさは、主にダークマターの測定に用いられる手法が異なることから起きていたそうです。電磁波を吸収したり反射したりしないダークマターは、宇宙の質量の90%近くを構成すると考えられているそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3214779
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超音速機から生じる衝撃波捉えた画像

2019-03-13 08:30:33 | 研究
米国航空宇宙局(NASA)は、2機の超音速機が発生させた衝撃波が干渉し合う様子を、別の飛行機から撮影することに初めて成功したそうです(AFPBB NEWS)。NASAによると、米国カリフォルニア州のアームストロング飛行研究センター(Armstrong Flight Research Center)の操縦士らが、高度約1万メートルでT38訓練機2機を約9メートルの間隔で飛行させ、さらにその上を高性能のハイスピードカメラを搭載した別の航空機が飛行し、2機を撮影したということです。今回の撮影は、超音速で飛行する際に伴うごう音「ソニックブーム」を発生させない超音速機の研究開発の一環として行われたそうです。飛行機の速度が音速(海面位で時速1225キロ前後)を超えるとごう音が発生するそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3214844
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蚊に「満腹感」与える物質

2019-03-12 08:30:02 | 研究
蚊の吸血行動を抑える物質を見つけたとする論文がCellに発表されたそうです(読売新聞オンライン)。研究では、人の体内で食欲の調節に関わっている特殊なたんぱく質に似た物質が、ジカウイルス感染症(ジカ熱)やデング熱を媒介するネッタイシマカにもあることに着目。その働きを高める化合物を突き止めたそうです。この化合物をネッタイシマカに与えると、動物に近づいて血を吸うといった吸血行動の頻度が抑えられるようになったそうです。特殊なたんぱく質の働きにより蚊の「満腹感」が増したためとみており、蚊が媒介する感染症の広がりを防ぐ新たな手法になるいうことです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20190225-OYT1T50179/
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