Muddの教え子加入

　53人にアクティブロスターを減らして1日、早速選手の入れ替えが有りました。Howard Muddの教え子である元INDのOG Kyle DeVanと契約しルーキーFAから生き残ったDT Cedric Thorntonをカットしました。

　DeVanは2008年にルーキーFAとしてWASと契約し、WAS-NYJでPSとして過ごしたのですがシーズン終了後契約してもらえずにアリーナフットボールでプレイ、その後INDと契約して2009-10の2シーズンで31試合出場、21試合にスターターで起用されています。今年はINDが1.2巡でOLを指名した事もあり、OGのバックアップとして練習をしてきてようですがファイナルカットで残れずにウエーバーで拾う事となりました。
　身長6-2で306ポンド、26歳でキャリアは3年目となります。ウエーバー獲得で契約を引き継ぐのですが、アリーナの選手でしたからミニマムx3年でしょうしシーズン終了後RFAになるのでしょう。
　さっそく、去年のIND戦にLGのスターターとして出場しているDavenを見直してみました。対面はBrodrick BunkleyとAntonio Dixonが入っています。ランプレイで押し込む場面はほぼ皆無で、パスプロでは押し込まれつつも抜かれない程度、スクリーンやプルアウトのような動きは軽快でダウンフィールドブロックは上手いようです。典型的なMuddシステムのOLの印象を持ちました。
　教え子を取ったのですからMuddは実力を理解していての獲得です、Todd HerremansのRTコンバートとDanny Watkinsの不甲斐ないプレイでOG補充の必要が有る（またはWinston Justiceの復帰遅れが誤算だったのかもしれません）と判断しての獲得でしょう。Watkinsに代わってRGで使う為の獲得なのか、バックアップのデプス補充なのか、開幕週で分かるでしょう。

　これでDTのデプスは薄くなりました、DixonとTrevor Lawsが怪我で調整遅れ、Jaqua Parkerを含めてDL9人中3人が万全ではありません。DTよりもCBとLBの6人目が入れ替えでカットされるものと考えていたのですけれど、怪我人続出のDLから切ったのは意外でした。
　ベテランDTをカットしたのに驚いたのですが、Jim WashburnはDLは量より質タイプなのか、キャンプで競ったDLの質に最初から不満が有ったのか、分かりませんが今DLに怪我人が出ると相当なダメージを負う事になります。


　カットした選手とのPSでの再契約が始まりました。Chad Hall、Daniel Te'o-Nesheim、Dallas Reynolds、Stanley Havili、Greg Lloydの5人と契約しています。Thorntonも他所と契約しなければPSに入る事になるでしょう。