2011シーズンのEaglesがどんなチームになるか、そんなものは開幕戦を見れば分かるのですけれど、見る前だからこそ書ける事も有るでしょう。
オフェンス
Micheal VickにVince Young、LeSean McCoyとRonnie Brown、DeSean JacksonとJeremy Maclinに加えてJason AvantとSteve Smith、Brent Colekのスキルプレイヤー陣のレベルの高さ、層の厚さは贔屓目に見なくてもリーグベストです。QB2人を含め、プロボウラーが5人居る(しかも2人はバックアップに置かれる)布陣はそうそう作れる物ではありません。Vickが不安定とか、Vickがブリッツを予想できないとか、VickはDBのカバーを見てないとか怪我が多いとか言われていますが、良くも悪くも規格外の化け物です、ま、どうにかなるでしょう。
課題のOL、システムが根底から変わった事がどう出るのかが未知数です。ルーキーJason KelceはベテランJamaal Jacksonに勝利したのですから問題ないでしょうしダメならJamaalに戻せば良いのです。Howard Muddの教え子Kyle DeVanも問題ないでしょう、バックアップ人生のEvan Mathisとスピードが衰え始めているTodd Herremansが問題になるかもしれません。Winston Justiceを私は評価していませんが、代わりが居ない以上早く回復して欲しいものです。良くも悪くも平年並みです。
WCOらしいショートパス、WCOらしからぬ縦への一発、そしてスクリーンやドロー、この3つがバランス良く配合出来るのか、3rdダウンで5ヤード確実に取れるプレイを構築出来るのか、不安も期待も同じ所に背負います。タレントで欠点を補う事が出来るのか、VickにQBとしての頭脳成長が有るのか、Andy ReidとMarty Morninwegの修正・育成能力を最大限に発揮する必要があります。
ディフェンス
DLにプロボウラーを2枚入れました、極端なパスラッシュ重視システムはLBの弱体化で実現しませんが、3rdロングを作れば勝ちのJim Johnson思考に近いシステムを構築する事になります。
若いLB、特にルーキーにディフェンスのキーを任せるのは大きなギャンブルです。代わりの面子も若く実績が無いですから現在の6人で何とかしなければなりません。Brian RolleがWLBのスターターを任せられるようになると大きく変わるのですけれど、5-9では難しいでしょうか。
3人のプロボウルCBをどう使うのか、TEを2枚入れてCB3枚を使わせないとか言われていますが、TEを2枚入れたら片方にNnamdi Asomughaを付ける事で全く問題ない対処が出来ますし問題では無いでしょう。リーグベストのCBトリオにパスラッシュユニットの組み合わせが終盤の逃げ切りで大きな力を発揮するのは疑いようもありません。
ランで削られた時の対抗策が見当たりませんが、マルチレシーバーオフェンス全盛ですし、ランで削りきれるチームがいくつあるかを考慮してのシステム・タレント構成でしょう。Juan Castilioの手腕は未知数ですが、それを補うだけのタレントを揃えました。
スペシャルチーム
ルーキーのK.Pに不安要素はありますが、カレッジでの実績は共に素晴らしいです。KRのDion LewisとPRのDeSean Jackson共に加速力ではリーグトップクラスですし抜けたら止まらないリターンゲームを見せてくれるでしょう。
以下余談
KRがタッチバックばかりでつまらない、私はそうはならないと考えています。助走が付けられない事でRBやDB以外の中・重量級の選手のカバーが遅くなる事、プレシーズンでNYJがやってきたリターナーの前に4枚壁を作る事(あれが反則でないなら何枚置いても良くなってしまいます)を見ると、左右どちらかにリードを多数付けて出足が遅くなったキッキングチームを数で押し切る、スクリーンパスのようなリターンを出す事が出来ると考えています。
余程のアクシデントが無ければ11勝5敗はノルマでしょう、そしてスーパーボウルに勝利する事が求められるシーズンになります。ここまでのてこ入れをしたのはT.OとJavon Kearseを入れた2004シーズン以来で、あの時はスーパーボウルにまでチームを連れて行きました。Reidは奇策で弱小チームを勝たせる事は出来ないけれど、タレントが居れば上手に使う事が出来るHCだと思いますし、今年は大きなチャンスになるはずです。
去年のチームにまともなCBをもう1人居れるだけだった・・・・・・と思うのは後出しなのでしょうけれどね。そして今年はOLとLBであと一枚ってならないのか、不安の無いチームなんか無いです、欠点を残したとしても長所を作りに行った、そう言う采配を振るってくれることを期待します。
オフェンス
Micheal VickにVince Young、LeSean McCoyとRonnie Brown、DeSean JacksonとJeremy Maclinに加えてJason AvantとSteve Smith、Brent Colekのスキルプレイヤー陣のレベルの高さ、層の厚さは贔屓目に見なくてもリーグベストです。QB2人を含め、プロボウラーが5人居る(しかも2人はバックアップに置かれる)布陣はそうそう作れる物ではありません。Vickが不安定とか、Vickがブリッツを予想できないとか、VickはDBのカバーを見てないとか怪我が多いとか言われていますが、良くも悪くも規格外の化け物です、ま、どうにかなるでしょう。
課題のOL、システムが根底から変わった事がどう出るのかが未知数です。ルーキーJason KelceはベテランJamaal Jacksonに勝利したのですから問題ないでしょうしダメならJamaalに戻せば良いのです。Howard Muddの教え子Kyle DeVanも問題ないでしょう、バックアップ人生のEvan Mathisとスピードが衰え始めているTodd Herremansが問題になるかもしれません。Winston Justiceを私は評価していませんが、代わりが居ない以上早く回復して欲しいものです。良くも悪くも平年並みです。
WCOらしいショートパス、WCOらしからぬ縦への一発、そしてスクリーンやドロー、この3つがバランス良く配合出来るのか、3rdダウンで5ヤード確実に取れるプレイを構築出来るのか、不安も期待も同じ所に背負います。タレントで欠点を補う事が出来るのか、VickにQBとしての頭脳成長が有るのか、Andy ReidとMarty Morninwegの修正・育成能力を最大限に発揮する必要があります。
ディフェンス
DLにプロボウラーを2枚入れました、極端なパスラッシュ重視システムはLBの弱体化で実現しませんが、3rdロングを作れば勝ちのJim Johnson思考に近いシステムを構築する事になります。
若いLB、特にルーキーにディフェンスのキーを任せるのは大きなギャンブルです。代わりの面子も若く実績が無いですから現在の6人で何とかしなければなりません。Brian RolleがWLBのスターターを任せられるようになると大きく変わるのですけれど、5-9では難しいでしょうか。
3人のプロボウルCBをどう使うのか、TEを2枚入れてCB3枚を使わせないとか言われていますが、TEを2枚入れたら片方にNnamdi Asomughaを付ける事で全く問題ない対処が出来ますし問題では無いでしょう。リーグベストのCBトリオにパスラッシュユニットの組み合わせが終盤の逃げ切りで大きな力を発揮するのは疑いようもありません。
ランで削られた時の対抗策が見当たりませんが、マルチレシーバーオフェンス全盛ですし、ランで削りきれるチームがいくつあるかを考慮してのシステム・タレント構成でしょう。Juan Castilioの手腕は未知数ですが、それを補うだけのタレントを揃えました。
スペシャルチーム
ルーキーのK.Pに不安要素はありますが、カレッジでの実績は共に素晴らしいです。KRのDion LewisとPRのDeSean Jackson共に加速力ではリーグトップクラスですし抜けたら止まらないリターンゲームを見せてくれるでしょう。
以下余談
KRがタッチバックばかりでつまらない、私はそうはならないと考えています。助走が付けられない事でRBやDB以外の中・重量級の選手のカバーが遅くなる事、プレシーズンでNYJがやってきたリターナーの前に4枚壁を作る事(あれが反則でないなら何枚置いても良くなってしまいます)を見ると、左右どちらかにリードを多数付けて出足が遅くなったキッキングチームを数で押し切る、スクリーンパスのようなリターンを出す事が出来ると考えています。
余程のアクシデントが無ければ11勝5敗はノルマでしょう、そしてスーパーボウルに勝利する事が求められるシーズンになります。ここまでのてこ入れをしたのはT.OとJavon Kearseを入れた2004シーズン以来で、あの時はスーパーボウルにまでチームを連れて行きました。Reidは奇策で弱小チームを勝たせる事は出来ないけれど、タレントが居れば上手に使う事が出来るHCだと思いますし、今年は大きなチャンスになるはずです。
去年のチームにまともなCBをもう1人居れるだけだった・・・・・・と思うのは後出しなのでしょうけれどね。そして今年はOLとLBであと一枚ってならないのか、不安の無いチームなんか無いです、欠点を残したとしても長所を作りに行った、そう言う采配を振るってくれることを期待します。