LBを中心にDLのギャップ担当とSのランサポートを中心に見直したいのですが、時間が取れないので第2Q最初のディフェンスシリーズだけでもワンプレイずつ全部解説したのを書き上げたのですが、人に見せるものではなくなったので大雑把にまとめます。
DLのセットの位置、ランパス両面をカバーする1st10ではREはLTのやや外、LEはTEの対面、RDTがLGの正面からややC寄り、LDTはRGとCの間、ややREだけが孤立している感じになっています。3rd10のようになれば両DEはOL+TEより大きく外に振ってパスラッシュを狙い、DTはOL2人を相手する事になっています。
このシリーズでは、サック後の2nd18からのランで薄い中央をぶち破られていますが、これはプレイコールの問題でLBの動きがどうとかの問題では有りません(12ヤード取られたのですが3rd6が残ったのですからこれで良いと言う判断かもしれません)また、孤立したREをダブルチームで狙ったランも有ったのですがTrent ColeがLTとTEの2人相手に1歩も引かないブロックを見せノーゲインに抑えています。
問題はRE-LT、LE-TE(またはRT)のマッチアップになり、当然インサイドのDT2人でLGからRTまでの4人、またはLGからRGにFBの4人を相手する時に普通はギャップコントロールで中央を少しでも埋めようとするのですけれど、今のシステムでは2対4でもペネトレイトさせています。つまり、OLが2人素通りでLBを拾いに行けてしまう状況を容認している訳です。そして、LBに個々の能力が無い為あっさりパンケーキが2つ出来上がってしまう事を繰り返しています。
LBが簡単に取られすぎなのは事実です、OL相手にまともにぶつかってどうするんだ?少しでもアングルをつけてブロックを受け流すとか出来ないのか。とは思うのですけれど、コマ送りにして見直してみると、これはLBにプロボウル級のタレントを用意しなければどうにもならないシステム上の欠陥に見えてきました。
LB3人の動きですが、ペネトレイトを常に狙えば、OLやFBがDLを素通りしてピックに来る、それが分かっているのになぜ素直に待っているのか?これも当然大きな疑問点です。2対4のインサイドなのですから、2人は取られる事を覚悟しなければなりません。そして残った1人もLBとOLが当たれば押し込まれて左右へ動けなくなり消えてしまっています。どうすれば良いのか?全員で待ってないで前に出てスクリメージを抜けた瞬間に止めるのか、LB全員でOLを止めてSの上がりを待つのか、どうにも上手い手が見つかりません。
そして、Sのランサポート、これもSをスロットレシーバーに付けたり、LBの横に付けて4-4のような形を取るので、OLに押し込まれると横へ動けずに消えてしまう場面が見られます。Sを上げる時にLB3人の外ではなく中に入れた方が良いと思うのですけれど、それはそれでOLと当たった時に酷い事になるような気もします・・・
結局、DLがとにかくスクリメージを突破する事に専念する以上、ロスタックルで仕留めるかたっぷりリードブロックを付けて飛び込まれてロングゲインを貰うか、極端な2択を繰り返す事になります。DLのタレントでロスタックルに抑える確率は他のチームよりも高いでしょうけれど、同時にLBのタレント不足でそのままロングゲインを貰う確率も高い、パスを投げさせないと言う意思表示をする事は決して悪くは無いのですけれど、もう少しLBにやさしいシステムを作ってあげないと今後更に狙われる事になるでしょう。プレシーズンPIT戦の惨劇からCLE戦ですこしは修正したと思ったのですけれどねえ(PITのOLがBALにぼろぼろにされたのを見ると、うちのフロント7がいかに酷いかと言う証明になってしまいます)
タレントを集めに集めてまでやりたかったDLのペネトレイトと保守的なギャップコントロールの割合をどうするのかがATL戦での見所となるでしょう。
DLのセットの位置、ランパス両面をカバーする1st10ではREはLTのやや外、LEはTEの対面、RDTがLGの正面からややC寄り、LDTはRGとCの間、ややREだけが孤立している感じになっています。3rd10のようになれば両DEはOL+TEより大きく外に振ってパスラッシュを狙い、DTはOL2人を相手する事になっています。
このシリーズでは、サック後の2nd18からのランで薄い中央をぶち破られていますが、これはプレイコールの問題でLBの動きがどうとかの問題では有りません(12ヤード取られたのですが3rd6が残ったのですからこれで良いと言う判断かもしれません)また、孤立したREをダブルチームで狙ったランも有ったのですがTrent ColeがLTとTEの2人相手に1歩も引かないブロックを見せノーゲインに抑えています。
問題はRE-LT、LE-TE(またはRT)のマッチアップになり、当然インサイドのDT2人でLGからRTまでの4人、またはLGからRGにFBの4人を相手する時に普通はギャップコントロールで中央を少しでも埋めようとするのですけれど、今のシステムでは2対4でもペネトレイトさせています。つまり、OLが2人素通りでLBを拾いに行けてしまう状況を容認している訳です。そして、LBに個々の能力が無い為あっさりパンケーキが2つ出来上がってしまう事を繰り返しています。
LBが簡単に取られすぎなのは事実です、OL相手にまともにぶつかってどうするんだ?少しでもアングルをつけてブロックを受け流すとか出来ないのか。とは思うのですけれど、コマ送りにして見直してみると、これはLBにプロボウル級のタレントを用意しなければどうにもならないシステム上の欠陥に見えてきました。
LB3人の動きですが、ペネトレイトを常に狙えば、OLやFBがDLを素通りしてピックに来る、それが分かっているのになぜ素直に待っているのか?これも当然大きな疑問点です。2対4のインサイドなのですから、2人は取られる事を覚悟しなければなりません。そして残った1人もLBとOLが当たれば押し込まれて左右へ動けなくなり消えてしまっています。どうすれば良いのか?全員で待ってないで前に出てスクリメージを抜けた瞬間に止めるのか、LB全員でOLを止めてSの上がりを待つのか、どうにも上手い手が見つかりません。
そして、Sのランサポート、これもSをスロットレシーバーに付けたり、LBの横に付けて4-4のような形を取るので、OLに押し込まれると横へ動けずに消えてしまう場面が見られます。Sを上げる時にLB3人の外ではなく中に入れた方が良いと思うのですけれど、それはそれでOLと当たった時に酷い事になるような気もします・・・
結局、DLがとにかくスクリメージを突破する事に専念する以上、ロスタックルで仕留めるかたっぷりリードブロックを付けて飛び込まれてロングゲインを貰うか、極端な2択を繰り返す事になります。DLのタレントでロスタックルに抑える確率は他のチームよりも高いでしょうけれど、同時にLBのタレント不足でそのままロングゲインを貰う確率も高い、パスを投げさせないと言う意思表示をする事は決して悪くは無いのですけれど、もう少しLBにやさしいシステムを作ってあげないと今後更に狙われる事になるでしょう。プレシーズンPIT戦の惨劇からCLE戦ですこしは修正したと思ったのですけれどねえ(PITのOLがBALにぼろぼろにされたのを見ると、うちのフロント7がいかに酷いかと言う証明になってしまいます)
タレントを集めに集めてまでやりたかったDLのペネトレイトと保守的なギャップコントロールの割合をどうするのかがATL戦での見所となるでしょう。