イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

負けたらシーズン終わり

2007-09-24 01:39:33 | イーグルス
 連敗中のEaglesとは対照的に連勝しているDETとの対戦になります、3連敗をするような事になるとプレイオフの可能性がほぼ消滅するのと同時にAndy Reid,Donovan McNabbの首が危なくなってくるでしょう。

 ハンデは5点有利ですが、ホームの3点を考えればチーム力に差はないと言う事です。
 ESPN 7-2
 TSN 7-2と相変わらず予想は有利なのですが、去年からずっと予想を裏切り続けていますし、あまり当てにはできません。

 Lito Sheppard,Brian Dawkinsとプロボウラー2人が欠場する事になります、そうでなくても現在リーグ1位のパスオフェンスを記録しているDETのオフェンスをどう止めるのかと言う点でかなり難しい事になるでしょう。先週狙われ続けたWilliam Jamesは今週も厳しい戦いになるでしょう。更にニッケルのJoselio Hansonは5-9とサイズが有りません、1巡2位指名のルーキーCalvin Johnsonは6-5のサイズを持っています、どう考えてもここは止まりません、パスラッシュが届かない展開になった場合はロングパスに怯え続けることになりそうです。そのパスラッシュですが、DET OLで最大の穴はRT George Fosterだと考えますが、対面Javon Kearseの体調不良は酷いです。好調のTrent ColeとBradlick Bunkleyの右側2人がどれだけJon Kitnaの背後を脅かすかに掛かってくるでしょう。まあ、どう考えてもディフェンスは切り裂かれる事になりそうです。

 失点した分取り戻せるのか、これがこの試合の焦点です。動きに切れが戻らないMcNabbからのパスは大きな期待が出来ませんし、膝をすり減らし始めているBrian Westbrookももう酷使は出来ません、マッチアップを考えればこれまで2試合よりも楽な相手ではありますが、取られた分取り返すことが出来るかは微妙と言わざるを得ません。ただ、カバー2を引くチームの割にDBは良くないですから苦し紛れのロングボムがDETの急所に入ってしまう可能性は考えられます。ランでボールをつないでと言うオフェンスよりも悪い時の見本のようなロングパスロングパスロングパスで3&OUTかTDかのプレイコールの方が点は取れるような気がします(普通にやったら点が取れないという意味ですが・・・)

 殴り合いにしたら破壊力で劣るので不利になります、しかし今のDBがパスディフェンスで渡り合う事は期待できません、ボールコントロールする事も期待できない以上、殴られ続けて仕方なく殴りあいに出る負けパターンにはまり込んでしまう予感がします。負ける事が許されない一戦ですが、チーム状況の悪さを考えれば苦戦必至と言えそうです。大胆なブリッツを入れ続け、ショートとロングを使い分けるようなプレイコールでなんとか勝利を引き寄せるしかないでしょう、これまで不発のコーチ陣の采配に期待します。

 先週ホームとは思えないブーイングを浴び続けたMcNabbにとって、ホームで連敗する事は許されません。先週のような無様なプレイを見せるようだとKwvin Kolb待望論が出てくることになるでしょう。チーム内外の停滞感を吹き飛ばすには勝利だけが必要になります、負けることは許されません。

L.J再手術

2007-09-22 09:09:19 | イーグルス
 ミニキャンプ中にスポーツヘルニアの手術を受け、トレーニングキャンプ終盤に練習に復帰、開幕戦から試合に出ていたL.J Smithですが再手術を受ける事になりました。

 手術した部分の痛みから今週の練習を休んでいたL.Jは執刀医に再度診察を受け、その結果手術した足の付け根の周囲の治療の為の手術をする事にしました。これはスポーツヘルニアの手術とは別のもので、1-2週でリハビリを終えて復帰する予定になっています。この手術が成功すれば今まで痛みに耐えながらプレイしてきたL.Jから痛みを取り除く事ができるようですし、2試合休んでバイウイークその後の復帰すると言うスケジュールを考えれば良いタイミングで手術をしたと考える事ができそうです。
 しかし、2連敗中でレシーバー人の不振が酷い現状での戦線離脱は、攻め手の無いオフェンスにとって大きなダメージです。バックアップのMatt Schobel,ルーキーBrent Celekが2試合良いプレイをしてくれる事を期待しますが、L.Jのようなスピードは無いですしTEへのパスを減らす事になるでしょう。L.Jの状態が悪いからなのか、3WR2RBのシステムを使う事が今シーズン目立ちます、しかもそこからオフタックルへのランを出してあっさり潰される事を繰り返しています。ショートパスの受け手が居なくなれば足の無い今のDonovan McNabbには大きな影響が出るでしょう、TE無しのフォーメーションが増えるであろうL.J不在のダメージは大きそうです。

 Brian Westbrookは金曜日の練習に参加しました、例年通り練習を休み膝の状態と相談しながら試合に出てくることになるでしょう。Correll Buckhalterが期待されていないのはWAS戦で1回しかボールを持たせてもらえない事でも明らかです、そしてアクティブロスターにすら入れてもらえないルーキーTony Huntは論外と言うことなのでしょう。それでももうWestbrookに20キャリーさせることは出来ません、嫌でもこの2人を使ってWestbrookを休ませる必要が有ります。Huntを実戦で試すチャンスですし、使ってみたら結構使えたというのはRyan MoatsやOmar Gaither、Reggie Brownの時もそうでした、システム習得にこだわり過ぎるあまりに若手を飼い殺す癖のあるコーチ陣ですし、Huntももしかしたら実戦で活躍してくれるかもしれません。

 Brian DawkinsとLito Sheppardは別メニューでの調整が続いています。Dawkinsは試合当日の状態で出場するか決めると言う事のようです、Dawkinsの場合大概出てきますから、余程酷くなければDET戦に出てくるでしょう。Sheppardはまだ回復途上と言うことですし、DET戦は欠場すると予想します。

 J.R Reedを戻しましたが、PSに居るMarcus Paschalを昇格させるのも面白いと思っています、Sean ConsidineとはチームメイトでしたからReedよりもコンビとしては習熟しています。そしてカットしたC.J GaddisをPSに呼び寄せる作業をして欲しいと思っています。

怪我人増加

2007-09-21 08:08:54 | イーグルス
 プロボウル級の主力に怪我人が続出しています。

 WAS戦で首を痛めたBrian Dawkinsは痺れが出ているようで練習を休んでいます、ただ脳震盪のような後遺症が残りやすい症状ではないです、金曜日の練習に参加させてDET戦に出れるかを見極める予定になっています。
 WAS戦では最後まで出場したBrian Westbrookも膝を痛めています、去年2試合欠場した時と同じ症状で練習を休ませて膝を休ませつつ試合には出てくるような状態なのでしょう。Westbrook本人は、スターター昇格後はいつもこんな感じだから調整は慣れているから大丈夫。と言っていますが、Correll Buckhalterに期待が出来ない上にルーキーTony Huntは試合で使ってもらえません、代役が負担を軽減する事が出来ない現状を考えれば例年よりも状況は悪化しています。
 WAS戦を欠場したLito Sheppardの膝は良くなってきているようです、まだ練習は休んでいますしDET戦で復帰するかは分かりません。代役のWilliam Jamesは使い物にならないですしWRマニアのDET相手には必要になるでしょう。
 L.J Smithもスポーツヘルニアをごまかしながらのプレイが続きます、練習を休んで回復させつつ試合に出ている状態です。試合には出てくるでしょうが万全の状態には程遠いようです。
 WAS戦終盤に背中の古傷を悪化させて試合から離れたTRAは練習に復帰しました、2年目のWinston Justiceを試してみてもいい時期に来ていますし無理に使う必要が無い気もしますが、そんな余裕の有る状態でもないです・・・。
 他にもDavid Akers,Shawn Andrews,Hank Baskett,Kevin Curtis,Greg Lewis,A.J Feeley,Jevon Kearseが練習を休んだり、別メニューでの調整になっています。試合には出てくるでしょうが、シーズン序盤とは思えない惨状になっています。

普通のQB,普通のコーチ陣、普通のチーム

2007-09-20 07:50:41 | イーグルス
 後半も見終わりました、こういう試合でも勝てるのが強いチームなのですが今のEaglesはもう強いチームではないのでしょう。

 Brian Westbrookの個人技でしかランを出せない状態が2試合続いています、これはOLの構造が悪いとしか言いようが無いです。C Jamaarl Jacksonは4-3の中央を突破してLBをピックする良い動きをしているように見えますが、これは4-3のDT2人をGに任せているのですから当然の事です。問題なのはShawn Andrewsが1対1で圧倒出来ない事で、押せず押されず程度の仕事しかしていない為にここで圧倒するかダブルチームを強いてバランスを壊す目論見が崩れてしまっています。そしてTRA,Todd Herremans,Jon Runyanは平均的な選手になってしまいました、Andrewsが復調すれば堅実な3人と圧倒的な突進を見せるC,RGの2人と言う構成になります、Andrewsがプロボウル級の働きをしなければ堅実だが魅力の無いOLになってしまうでしょう。
 TRAが3年前に手術をした背中の怪我は再発させたようです、去年の2巡指名Winston Justiceが出てくるかもしれません、プレシーズンゲームでは良くないと言われていますが閉塞感漂うOLに新風を吹き込むと言う意味で若手を投入するタイミングでは有るでしょう。

 Donovan McNabbのスローイングがワンテンポ遅く、レシーバーがカットを切った瞬間フリーになるタイミングで投げれていないと指摘されていました。確かにワンテンポ遅い・細かいコントロールが無いと問題は有りますが、オープンになる場面がほとんど無く、常にカットを切った瞬間に投げなければならないようなタイミングです、これはMcNabbの判断の遅さよりもフリーに成れないレシーバーの責任の方が大きいと考えます。同時に、スクランブルをするフットワークは無くプレッシャーから逃げる事が出来ないのも視野を狭くする原因でしょう。ぎりぎりまでレシーバーを探していてもいざと言うときには逃げれる足を持っていたMcNabbが危ないと思ってからではもう逃げられない為にびびってしまっています。膝の回復をするか、今の状況を精神的に受け入れて技術的に克服するか、どちらにしても今シーズンと言う意味では起こりそうも無い改善が必要です。
 レシーバーのルート修正を全くしないコーチ陣にも大きな問題があります。ロールアウトして時間を稼げない今のMcNabbに縦一本で振り切るだけの時間を与える事はできません、またポケットの中で逃げるだけのフットワークも無いです、そしてスクランブルが無い為にLBはショート・ミドルゾーンのカバーに専念しています。ドロップバックを終えたタイミングで誰もフリーになっていないと再三指摘されました、プレッシャーが掛かった場合になったらもう逃げれない事を考えれば、5ヤードでカットを切るレシーバーを1人常に用意するような配慮が必要です。

 Takeo Spikesは存在感を見せていましたが、Omar Gaither,Cris Gocongは居るのか居ないのか分からないような常態でした。特にGocongが良いプレイをしてアップで写される場面は皆無ですし、Gaitherは動きが素直すぎると言うのかオフェンスに嫌がられるような仕事が出来て居ません、相手から汚いと言われるような仕事をする事も必要です。

 William James,Sheldon Brown,Sean ConsidineとDB陣のタックルミスは相変わらず酷かったです。取らせても良いから一発で仕留めるのがこれまでのやり方でしたが、取られた上にタックルミスをするようではお話になりません。
 3人しか居ないS陣でBrian Dawkinsがタックルした際に膝蹴りを食らう形になり退場しました、首へのダメージがあるようで次週は欠場する可能性がありそうです。これでまたロスターをいじる事になります、1週だけでカットしたJ.R Reedを呼びもどすようなみっともない事はして欲しくないのですが・・・。

 残り6分の状態で4thダウンギャンブルをせずにFGを蹴りましたが、この判断は間違っていないでしょう。ここでTDを取っても2ポイントに失敗すればTDが必要になります。1ヤードならばギャンブルしたのでしょうが3ヤード残っていました、3点すら取れずにターンオーバーする確率、2ポイントに成功する確率、次のディフェンスが無得点に抑えてTDを取る確率、これらを考えればFGで8点差にしておくのは決して間違っては居ないでしょう。

 結局、今のMcNabbはもうスクランブラーではなく、走って投げれるモバイルQBですらありません。プレッシャーに弱く、コントロールが悪く。視野の狭いポケットパサーなのです。膝の状態が良くなれば改善してくるでしょう、レシーバーのルートを修正すれば改善されるでしょう、OLが良くなればプレッシャーも減る筈です。しかし、どれも今直ぐに起こりそうも無い事ばかりです、暗雲が立ち込めていると言わざるを得ません。

前半だけ

2007-09-19 08:04:23 | イーグルス
 まだ前半して見終わって居ません、結果は知っていますが全体としての感想は明日書きます。選手紹介でDonovan McNabbがTRAと呼ばないでくれと言い続けているWilliam ThomasをはっきりTRAと言ったのは良いんでしょうかね・・・。

 良くなったと言われていたのですが信じていなかったBradrick Bunkleyが1巡指名の期待に答えるだけの動きを見せてくれました。1対1でOLを切り崩しながらポケットの中に進入するだけのフットワークを持っている事をアピールしました。まあ、マッチアップがジャーニーマンになってしまったPete Kendallだった事も好結果に繋がった一因かもしれません。サックを量産出来なくても警戒されるようになるだけでDL全体を助ける事ができます。

 スピードがどう考えても足りなくてディフェンスの穴になると予想したWilliam JamesとSantana Mossのマッチアップは無残な結果になりました。バンプで押さえ込まなければ平均以下のスピードしか持っていないJamesにWRを押さえ込む事は出来ないのですが、バンプした後の併走で振り切られてしまう為にバンプが出来ずにクッションを大きく取る事しか選択出来ない状態で良い所が出ませんでした。
 クッションを大きく取る為にフックであっさり引き離され、フック2連発の後はディープであっさり抜かれてロングゲインを奪われました。予想通りSean Considineのヘルプは遅く、カバーをすると言うよりも取られた後タックルする事しか出来ませんでした。INTも記録していますが、これはJason Campbellの判断の遅さが原因でナイスカバーが生んだとは言いにくいです。
 前半最後にも狙われ続けて結果的にTDを奪われる原因になりました。CB4番手のJoselio Hansonに代わりは務まらないので仕方が無いのですが、出来る事ならばJamesを解雇して別のCBを探すべきだと思います、サイズを加える事は出来てもここまでスピードが無いCBはニッケル・ダイムでも使い物にならないでしょう。Roderick Hoodを失った事が致命傷になってしまいそうです。

 Correll BuckhalterがKRに入りました、Reno MaheのKRは見たくないと言いましたがBuckhalterのKRを見たいと思ってる人は更に少ないと思います。まあ、RBとして役に立たないのならば膝が壊れるまでKRで使おうとでも考えているのかもしれません。そう考えればMaheにやらせるよりはと言うのかもしれませんが、リターナーのレベルが低いのは間違いないです。

 WASのRTが入れ替わっているのですが、Javon Kearseは全く見せ場を作る事ができません。すでに使えないと言う評価が定着したTodd Wade相手に好勝負を演じる8ミリオンの選手は必要有りません。手術をした膝の他に練習を休む原因になっている肩の怪我が悪いのかもしれませんし、コンディション不良でキャンプに現れた調整不足が問題なのかもしれません。どのような原因であれ役に立っていないのは明らかですし、バックアップのJaqua Thomasの方が断然良い動きを見せています。2巡指名でVicter Abiamiriを獲得していますしKearseのコンディションが整うまで試合から外すような決断をするべきだと思います(後半活躍したら書き換えますけど・・・)

 McNabbが(ものすごい控えめですが)スクランブルからスライディングを見せました。全然スピードに乗れて居ませんし、普通に歩いているだけでも例年とは動きが全然違っています、どう考えても膝の状態は悪いです。
 何度も高すぎるパスを投げましたがパスが抜けるのはいつもの事です、GB戦で3つ位DLにブロックされたのが原因なのかまた悪い癖が目立つようになってしまいました。GB戦では膝をかばった結果なのか剛球と言うよりもソフトなパスが見えて結果的に良いかもしれないと思ったのですが、悪い部分だけ残ってしまいました。

 最後奪われたTDですが、なぜあそこでタイムアウトを取ったのかが分かりません。16秒残っていればパスを投げて最悪インフィールドでダウンしてもスパイクする事はできるでしょう、その前のディレイで混乱しているのですからそのままFGを蹴らせれば良かったのに考える時間を与えてしまいました。もしかすると、FGフェイクのトリックプレイの可能性を考えたのかもしれませんが、あそこでTOを取る必要は有りませんでした。極端な話をすればSTではなくファーストチームのディフェンスユニットにゴールラインディフェンスのような形でFGを蹴らせれば良かったのです、どうせあの距離でFGを外すのは期待できないのですから。
 そしてTDを取られたプレイではBrian Dawkinsのスピードの無さが出てしまいました。DawkinsのゾーンにはChris Cooleyしか入ってきていないのに反応が遅れスピードで振り切られてしまいました。残念ですがあのプレイを抑えられないDawkinsは衰えたという評価しかできません。