イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

(無題)

2009-01-19 13:59:58 | イーグルス
 午後から仕事をしなければならないのを、無理言ってBAL-PIT戦の最後まで恵比寿で見てしまったので仕事が終わるまで更新の時間が取れません。

 一言で言えば、コーチとしての準備の差で取られた最初の2つのTDを取り返すのが精一杯だった。選手としての戦力では決して劣っては居なかったのですが、コーチや相性などを含めた総合値でARIが上回った。そう言う試合だったと思います。

 残念ですが、結果は受け止めなければなりません。気持ちが落ち着いて時間が取れるようになってから試合について更新したいと思います。

Dawkinsにリングを

2009-01-18 03:22:13 | イーグルス
 スーパーボウル進出を掛ける@ARI戦です、過去1勝3敗と鬼門になっているEaglesに対しKurt WarnerはSTL時代に2勝負け無しとカンファレンスファイナルで好成績を残しています。
 
 ハンデは3,5点有利
 ESPN 6-3
 USA Today 6-2
 TSN 5-3
 アウエイでのー3点を考えればTD1つ分戦力的には有利、通常ですとこれは結構な差なのですが一発勝負を考えれば差は無いと考えて良いでしょう。
 (先週寝過ごした為に書き損ねましたが、先週の@NYG戦の予想でESPNは元Eaglesの3人が勝ちと投票した為にESPNだけ3-6、USA TodayとTSNはほぼ全員NYG予想でした。もう予想と言うより好みで票を入れてるだけなのかもしれません)

 強力なランオフェンスを支えたCARのOLを粉砕してJake Dalhommeから5INTを奪い、ランも止めてしまったDL+LB陣は絶好調です。パスプロテクトの左側、ランで押し切る右側と役割を分けているOLですが、RGを2回怪我で失いRTのJon Runyanは怪我で出れるかどうかの状態の為にランで押すパワーポイントが無いまま戦い続けている現状、Donovan McNabbを守りきれるか、Brian Westbrookのルートを作れるのかは難しい仕事になるでしょう。結果としてMIN,NYGとランで穴がまったく開かず、パスプロテクトは何とか持たせていると言った評価の試合を繰り返しています。
 これでもWestbrookを止めに来るのか、2試合好調のパスを止めに来るのか、これは両軍共に作戦が難しいところでしょう。OLの状況を考えればパス中心で行きたくなりますが、パス中心の試合をした結果BAL戦のような悪夢を見ていますし、出なくてもマークされていてもWestbrookと心中する事が必要です。逆にARI側もWestbrookを放置すれば一発が有りますし、かといって復調気配のMcNabbのロングパスを無警戒には出来ません。

 4-3と3-4をメンバーをほとんど入れ替えずに変化出来るディフェンスに対してオーディブルが上手くないMcNabbがどう対処するのか、これがオフェンスの見所でもありますし懸念材料でも有ります。相手のセットとこちらのプレイの狙いが噛み合わない時に慌てる様では思う壺に嵌ってしまうでしょう。
 パスプロテクトのアジャスト、ランブロックのルート選択、4-3と3-4では全く変わってきます。逆に専門家が居ないと言う点を突ければ良いと言う事になります、3-4時にJamaal JacksonがGabe Watsonを圧倒出来ればこれまで苦労していたランオフェンスに光が差し込むでしょう。Westbrookのランは中央からの1人時間差のような個人技で隙間を見つける事に味が有ります、どこか一箇所でも勝利できるマッチアップが見つかれば、そこを基点としてルートを見つけてくれるはずです。

 4-3DEを3-4OLBで使っているのですから、2TEからOLBの背後を狙うパスが有効になります。L.J SmithとBrent Celekをどう使うのか、そして罠を仕掛けてくるCBとSの動きを読み取れるのか、これがパスオフェンスにとって重要と考えます。
 Dominique Rodgers-Cromartieのカバーが非常にトリッキーな印象が有り、WR相手にマンで付いている様に見せておいて空くはずのショートのサイドライン際へ投げようとすると実はディープをSに任せていてショートをゾーンで守っていたりする罠を仕掛けている、こういうプレイを可能にするスピードには注意が必要でしょう。

 
 チームの底力と言う意味では負けていないと思います、レギュラーシーズンの数字を見てもディフェンスは圧倒的に有利でしょう。ただ、トーナメントの一発勝負では相性の方が大きく作用するでしょうし、自分のやりたい事をするReidと相手に合わせて変化が出来るARI、この点でチーム力の差をひっくり返される危険は有ります。
 オフェンスが強いチームがレギュラーシーズンは強く、ディフェンスが強いチームがプレイオフは勝つ、私はそう考えています。そう言う意味でこの試合勝てると考えますが、唯一の落とし穴は寒い1月の試合だからディフェンス有利と言うデータが残っているだけで、気象条件に関係ない場所での試合ではディフェンス有利ではないのかもしれません。そこが気がかりです。
 若いチームの中で攻守の司令塔にはベテランWarner,Adrian Wilsonが入ってしっかり締める、プレイオフ経験の少なさを突くという訳にも行かないでしょう。勢いを止めてしまえば地力の差が出るはずです、スロースターターのオフェンスが出鼻を挫く様な先手を打ってくれる事を期待します。

 ここまで来たら、Brian Dawkinsにリングを持たせてあげたいです。チーム全員が殿堂入りすべきキャプテンの為に全力を出してくれるでしょう。気合の入ったプレイを見せてくれる事を信じて明日の試合を待ちます。

DLだけでプレッシャーを掛けれれば楽になります

2009-01-17 06:07:23 | イーグルス
 Shawn Andrewsは予想通り間に合わず出場しませんが、Brian WestbrookとJon Runyanは出場する事になりました。しかし、Runyanは3週続けて全く練習には参加していませんし、かなりの重症だと考えるべきでしょう。

 Anquan Boldinが戻ってくるようです、トーナメントのプレイオフで欠場していたのですから状態が良い筈が有りませんが、出てくる以上はプロボウラーBoldenとして対処しなければなりません。3WRセットに対してLito Sheppardを入れればランディフェンスが弱くなり、Joselio Hansonでは1000ヤードWR相手のパスカバーは難しいでしょう。
 Leonard Popeの規格外のサイズにどう対処するのかも悩まされるでしょう、そうでなくてもサイズが足りないDBなのに6-8のTEも相手にしなければなりません。サードダウンでブリッツを仕掛けた時に5ヤードくらいを軽くクリアされるような事になるとJim Johnsonのシステムが空回りする事になります。LBを1人付けると4-1-6ダイムパッケージに近くなりますしパスラッシュが弱くなってしまいますが、Quintin Mikell,.Brian Dawkinsではサイズ的にカバーは無理でしょう。
 後ろを厚くしても守りきれないと割り切ってパスラッシュに力を入れる、これが正解なのだとは思います。4-2-5ニッケルでは3WR-3CB,TE-LBで守りDawkinsかMikellがブリッツを入れる事が多くなるでしょう。

 DL4人でKurt Warnerを追い回す展開になればベストなのですが、Trent Coleがここ2試合不調なのが気になります。CAR戦でJulius Peppersを止めたMike Gandy相手に勝つ事が要求されます。Levi Brownを相手にするJuqua ParkerとVictor Abiamiriにも頑張ってもらわなければなりません。DEがOTに勝つ展開になればTEやRBがルートに出ずにブロックに回るでしょう、逆にDEが簡単に受け止められてブリッツを入れなければプレッシャーが掛からないような展開だとDBがサイズ不足を露呈する事にもなりそうです。ランが無いレギュラーシーズンの状態ならば、Darren Howard,AbiamiriをDT起用してのパスラッシュユニットをサードダウン以外でも投入する事を考えたいのですが、ランオフェンスが良くなっている今の状態ではDTを下げるのは難しいと思います。

 ランパスの歯車が回り始めたARIのオフェンス相手にどう守るか、特に大型のレシーバー対策が泣き所です。追い詰めているのにサードダウンロングをクリアされてずるずると下がり続ける悪い形が出る危険性の有りますし、どう守るのかは本当に難しくなります。DLがOLを粉砕してくれれば完封、DLで手が足らないようだと崩壊するような結果が、ほんの少しの差から生まれる気がします。

ReidとMrnhinwegってじゃんけん弱いでしょうね

2009-01-16 06:23:37 | イーグルス
 万年膝痛に加えて足首の怪我を負っているBrian Westbrook,膝の怪我で精彩を欠くJon Runyanは練習に参加せずに怪我の治療に専念しています。試合には出場する予定ですが、Westbrookはプレイオフ2戦共に平均2ヤードしか走れて居ませんし、Runyanは対面との1対1で押されています。
 Asante Samuel,Dan Klecko,Quintin Mikell,Jason AvantらNYG戦で痛んでいた面子は全員練習に復帰しています。Shawn Andrewsは練習に部分参加という事になっていますが、試合に出れる状態では無さそうです。

 
 CAR戦での5INTをどう評価するのか、これは難しいです。今年はランのチームだったCARがリードされてパスを強いられ、もともと思い切りのよさが売りのJake DalhommeはTDかINTかのパスを投げますからそれでINTが増えたのだとは思います。それでも5INTは脅威ですし、パスラッシュがプレッシャーを掛け、DBが取れるボールをしっかり取っていると言う事です。

 DBは元CBのAntrel RolleをFSに入れ、プロボウラーAdrian Wilsonとコンビを組みます。Wilsonが上がってきてWestbrookをマークするようだと不調のランはさらに威力を失う事になります、L.J Smithを上手く使ってWilsonを消す動きをする事がランパス両面で必要になるでしょう。
 CBはルーキーDominique Rodgers CromartieとRoderick Hoodです、Cromartieは線が細いですし強力なダウンフィールドブロッカーのReggie Brown,Hank Baskettを使ってのオープンランで消耗させたいところです。Hoodには高さで勝負すれば大怪我しないとは思いますが、強力なWR陣を練習をしている事を考えればニッケルバックだった時のHoodより成長していると計算しなければなりません。
 
 3WRでRolleをCBで使わせてスピードのミスマッチを使うか、2TEで変幻自在のDLからMcNabbを守るか、これは両用していく事になるでしょう。2TEからWR-CBが動いた後に開くゾーンへの5ヤード程度のパスをランの代わりに使うのが面白いと思います。まずは左右に降り、DT/DE、DE/LBを入れる事によるスピード不足で崩すのが有効でしょう。
 出来れば絶好調のCromatieにはパスは投げずにランブロッカーのBaskettでもぶつけて、スロットからDeSean Jacksonを使う事でRolleやEric Greenとマッチアップさせて欲しいのですが、敵に合わせるオフェンスを見た事がありません・・・マッチアップとして相手の長所を出し欠点が出にくそうな、Cromatie-DeSean,Hood-Kevin Curtis,Rolle-Avantになるのでしょうね。
 パスオフェンスのマッチアップの相性は最悪です、どう変化させるのかに期待したいのですがAndy ReidとMarty Mornhinwegに相手の欠点を突くプレイを期待しても意味が無いのは分かっています。Cromatie-DeSeanの所にいつもの適当に投げ込むミドルを投げるのは禁物ですが、何の気なしにやりそうな気がします・・・

4-2-5か3-3-5か、4-3のままで行くのか

2009-01-14 05:50:01 | イーグルス
 感謝祭での対戦は48-20で圧勝していますが、これは変則日程で木曜日開催でしたから、隣町のBAL戦の後ホームで待ち受けた側とホームでDALと対戦して移動してきた側のコンディションと戦術的な準備の面で大きなハンデを得ていた試合でした。ダブルスコアの圧勝ですがこの数字を鵜呑みにするべきではありません。そして、ARIはレベルの低いNFC西の地区内対戦で勝ち数を稼いだだけと言う見方も有りますが、それを言ったらうちもNFC西に4-0での9勝ですからたいした差は有りません。
 
 レギュラーシーズンの数字だけで見ると、オフェンスはヤードで9位対4位、得点で6位対3位と僅差でARI有利なのに対して、ディフェンスではヤードで3位対19位、失点で4位対28位と圧倒的に有利な記録を残しています。
 対戦相手の力関係まで考えれば、この数字以上に地力の差が有ると考えても良いとは思うのですが、プレイオフでの戦い方を見ているとうちはほぼデータ通りのままなのに対してARIはランオフェンスを改善していますし大きく成長しているように見えます。12月の成績が良くなかったARIがプレイオフで変身するのに違和感は有りますが別のチームだと思って準備をしたほうが良いでしょう。

 ARI-CAR戦を見ましたが、途中から一方的になってしまったので参考外でしょう。ただ、均衡していた序盤だけを見ても13週目にうちとやった時とは別のチームになっているのは明らかです。
 ディフェンスは4-3と3-4をこまめに入れ替え、ポジションに関係ない動きをする事でオフェンスを混乱させています。こういう多芸な選手を揃えるチームにはパワーランのような専門家の力押しが効くのですが、うちはそう言うチームでは有りません。OLが押せずに停滞している現状ではARIディフェンスの変化に付き合わされてしまう危険が有るでしょう。
 オフェンスもパス一辺倒ではなく、ランも織り交ぜています。うちはランが強くてたまにパスを投げるチームに対してプレイオフ2試合良いディフェンスを見せてきましたし、正反対のパス中心でランも出せるオフェンス相手に対応出来るのか少し不安です。今4-3のDTとLBが乗りに乗っていますが、ニッケルを引くとなると普通に4-2-5でLBを下げるのか、去年全勝のNEをあと一歩まで追い詰めた3-3-5でDTを下げるのか、どちらにしても今好調のユニットの形を崩さなければなりません。ニッケルバックは本来2度のプロボウル選出を誇るLito Sheppardが居るのですが、去年負った膝の怪我の影響からか精彩を欠きほとんど試合で使ってもらえなくなりました。1000ヤードトリオ相手にするには今のニッケルバックJoselio Hansonはパスカバー能力に欠けます、好調のDTかLBを削って不調のCBを入れなければならないのはディフェンスの流れを断ち切る事になるかもしれません。

 13週での対戦やレギュラーシーズンを通じての数字を見ればアウエイとは言え有利な試合を予想出来るのですが、プレイオフ2試合の戦況を見ると相性の悪い(と言うか良い流れをリセットさせられる)相手のように見えてきます。