イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

能力は有るのに

2009-08-18 21:37:00 | イーグルス
 相変わらず練習に参加しないShawn Andrewsですが、今度は西海岸にピザを食べに行ったようです。建前は去年椎間板ヘルニアの執刀医の所に診断を受けに行った事になっていますが、リハビリの間Shawn専用の席を作ってまで食べに行ったピザの味が忘れられなかったのでしょう。もうこいつの事は(試合に出てくるまで)忘れようと思います、怪我でプレイ出来ないならさっさとIR入りすればベースサラリーは保証されますしやる気が無いなら引退すれば良いのです。鬱病に成った事自体に本人には責任が無いのでしょうけれど、プロスポーツチームのメンバーとして試合に出ない練習をしない人間に用は有りません。億単位の大金を手にして生活に問題は無いのですから怪我が怖いのならば引退すれば良いのです。

 TRAとJon RunyanをJason PetersとStacy Andrewsに交換しました。実力はともかく年齢的に上手く入れ替えをしたと言われましたが、現在のところ怪我で2人とも出遅れています。開幕までに完治してくれれば実績ある2人ですし大丈夫だとは思いますが、出遅れは覚悟しなければなりません。
 その上、Todd Herremansも膝の手術を受けミニキャンプを欠席し、復帰後すぐに足首の疲労骨折で戦列を離れています。開幕戦には出場できるようなのですが、ミニキャンプ・トレーニングキャンプをほぼ全休したHerremansのコンディションは気がかりです。
 さらに、Shawnが練習に参加しようとしませんしチームトレーナーやチームの契約医の話を聞かずにL.Aに出かけてしまいました。Shawnのこれまでの実績を考えると計算に入れない方が幸せでしょう。
 Peters.Stacy.Herremansの3人は開幕戦に出場可能と見られています、コンディションやコンビネーションと言う点で大きな影響は出るでしょうけれど、まだベテランと言われるような年齢では有りませんし回復してくれると考えます。そうなると、この3人にJamaal Jacksonの4人まではスターター確定でしょう(Jamaalはキャンプで評判が良いようです)5人目のスターターはNick Coleになると思われます。その際にはStacyをRTに戻す事になりますが、CIN時代はOGよりもOTで良かった選手なので問題無いでしょう。
 RTと言う意味ではWinston Justiceがプレシーズンゲームにファーストチームに入りました。無難にこなした印象ですが、NEのLEはスターターが出場していませんでした。そして、サックは奪われなかったものの隠しようの無いホールディングも有りましたし良いプレイをしたとは言えません。Jon Runyan復帰を含めてまだOLが固まっていないのはコンビネーションを熟成させる時期である事を考えれば大きな問題です。

 Stewart Bradleyを失ったLB陣ですが、Omar Gaitherが膝を痛めています。MRI検査中でまだ結果は公表されていませんがフィールドで数分間倒れたままだったようですし重症かもしれません。スターター3人+LB3ポジションに入れる4人目+ST要員2人の6人編成が基本だったのですが、WLBとMLBでスターター経験の有る万能Gaitherを失う事になると大きな影響が出そうです。
 SLBのセカンドチームとして出場したMoise Fokouが良いプレイをしたとSean McDermottから褒められました。そこまで良かったかなあ?と言うのが私の印象なのですが、怪我人が続出しているとはいえ7巡指名で53人枠に残れる可能性があるのならば上出来です。MLBのファーストチームに入っているJoe Maysと共に怪我人の穴を埋める活躍をして欲しい物です。

 FSのスターター争いに付いてもMcDermottはQuintin DempsがNE戦で良いプレイをしたと褒めファーストチームに入れるようです。地元紙ではSean Jonesがキャンプで良く開幕戦はJonesがスターターになるとする意見の方が多いのですがNE戦ではどちらも平凡なプレイでした。ファーストチームが長くプレイするプレシーズン3戦目が終わった時にはどちらが上かはっきりするでしょう。

 Michael Vickはどのポジションでもやると意気込みを示していますが、今までQBとして保護されてきたからハードヒットされていないと言う事実が見えていないのでしょうか・・・元々スライディング出来ない(逮捕前のシーズンはたまにやってましたが、スライディングした方が危なく見えました)Vickですが、RBやWRに入ってスライディングしたら笑い者になるでしょう。

 
 4人QBを抱えて開幕を迎えるとは思えません、RB/WR/TEから人数を減らしてVickをQB扱いとしない可能性も有るでしょうが、Kevin KolbかA.J Feeleyを放出する可能性の方が高いでしょう。放出される場合にはFeeleyが出されるのでしょうが、その場合にはFeeleyを指導した事の有るコーチが居るMIN.STLが有力でしょう。ただ、MINはSage RosenfelsをHOUからドラフト指名権とトレードで手に入れていますから更にトレードをする可能性は低いと推測します。Visanthe Shiancoeが成長して居ますしJimmy Kleinsasserとのトレードがまとまると面白いと考えます。
 STLもMarc Bulgerが怪我で2週ほど休むようです、2番手もKyle BollerですしFeeleyを欲しがるかもしれません。ただカットするならばトレードをまとめて欲しいのですが、この手の交渉は下手ですしただ放出する事になるのでしょう。2番手Vickを本気で考えているのならばKolbの怪我を重症にしてIR入りさせる荒技を使っても良いとは思います。


Westbrookが帰ってきました

2009-08-17 02:11:00 | イーグルス
 Michael Vickと契約する為にS Byron Parkerがカットされました。プレシーズンゲーム緒戦のSで普通に働いていたのはQuintin Mikellだけでした。Quintin DempsとSean Jaoneがもう1人のスターター候補ですが、共にスターターを任せるような動きをしていません。MikellをこれまでのDawkinsのように縦横無尽に動かし、FSはそのサポートとして最後方の広いゾーンをカバーしなければならないのは分かるのですが、動きに精彩を欠きました。セカンド・サードチームのS陣総崩れの状態でした、Brian Dawkinsの穴は大きく空いたままになりそうです。

 Vickが練習に合流しました。記者会見で話していたようにトレーニングはやってきたらしくディープへ弾丸のようなパスを投げたそうです、全体練習が終わった後にステップワークの居残り練習をするなど頑張っているようです。フィジカルチェックはしているのでそれなりに動けるのは当たり前で、システム習得やディフェンスを見るといった脳みその分野の状態が問題です。

 Sheldon BrownがKevin Curtisと交錯して肋骨を痛めたようです。Ellis HobbsもNE戦途中足を引きずっていましたし2番手争いの2人共怪我を抱える事になります。4番手のJoselio HansonはNE戦良い動きを見せていた印象です。

 Brian Westbrook.Victor Abiamiri.Trevor Laws.Matt Schobelが練習に復帰しました。焦らずにプレシーズン4試合目に出れる程度の調整で良いと思います。NE戦で痛めていた腿を悪化させたJason Petersは別メニューです、キャンプ序盤を休んでいた箇所ですし完治には時間が掛かるかもしれません。
 Cornelius Ingramも膝の手術を受け成功したようです。多分シーズンエンドですが、もう少しPUPのままで置くかもしれません。新加入選手を取る為に若手をカットするならStewart Bradleyと2人IRに入れてしまえば良いと思うのですけれどね。

 怪我人が少しずつですが復帰して来ました、まだファーストチームではShawn Andrews.Todd Herremans.Trent Cole.Brent CelekとPetersが休んでいます。シーズン開幕までに全員揃ってくれるのかかなり不安です、特にOLはシーズン中に調整しなければならないでしょう。

Vickいらないです・・・

2009-08-15 20:52:00 | イーグルス
 Michael Vickと2年契約を結びました、1年目は1.6ミリオンで2年目はチーム側に選択権が有るオプション契約で約5ミリオン強の契約のようです。アメリカでも闘犬が許されている地域は有るようなのですが、Vickは非合法の形で係わり約2年の懲役を終えたばかりです。NFL本部からの出場停止期間もまだ決まっていません(とりあえず6週は出場停止でそれ以降は検討中のようです)から1シーズンすべて出場停止のままの可能性も有ります(2年服役しているので出場停止は少なくて済むとは思います)まあ、うちのオーナーはコミッショナーと仲良しみたいなので何とかするのでしょう・・・
 
 チームとしてVickには興味がないと公表したはずだったのですが今回契約する事になりました。Donovan MCNabbが契約するように勧めたらしいのですが、どこで使うのでしょう?Kevin KolbはMCL捻挫の怪我を負いましたが開幕までには完治するようですし、A.J Feeleyは3番手扱いですが、使えば結果を残す事が出来るベテランです。McNabbが怪我をしてスターター不在の状況ならば別ですが、現状McNabbスターター、育成中の若手Kolb、システムを知り尽くしたベテランFeeleyとバランス良く配置されているQB陣にVickを加える必要は有りません。QB以外で使うとするとRBかWRになるでしょうが、RBはLeSean McCoyが良い働きをしましたしBrian Westbrookとのコンビで問題ないでしょう。Vickは速いですが中央を走れるステップもパワーも無いですから純粋なRBとしては使い物にならないでしょう。WRとしても快速タイプはDeSean JacksonとJeremy Maclinが居ますから必要有りませんし、デプスも厚く補強の必要はありません。噂されるワイルドキャット要員としてですが、DeSeanかMcCoyで十分ですしMaclinも出来るでしょう。
 OLの構成がLTのJoason Petersはランパス兼用で使えそうですが、RT候補(いつ復帰するのやら)Shawn Andrewsはラン専用でパスプロは期待しない方が良いでしょう。そう言う意味で左利きのVickを普通にQBとして使うのはOLから見て相当に難しいです。そしてAlge Crumplerに相当するTEも居ません、この手のお馬鹿黒人QBには良いTEが不可欠ですがBrent Celekでは役不足です。そう考えると普通にMcNabbのバックアップQBとしてVickを獲得して戦力アップにはならないと私は考えます。
 しかし、KolbがNFLのスピードにいつまで経っても順応できません(先日の公開練習でもブリッツを怖がっているのが伺えました)私は2番手Feeleyで良いと思うのですが、コーチ陣はFeeleyを使いたくないようです(カットしたらMINが本気で取りに来ると思うのですけれどね)から怪我の増えたMcNabbのバックアップが欲しかったのかもしれません。実戦経験と言う意味ではKolb.Feeleyに勝りますし、タレントと言う意味では間違いなく今居る2人より上です。ただ、Vickを完封した2004シーズンのNFCチャンピオンシップで外に逃がさなければ何も出来ないQBなのは自分で実験済みですし、どう使うのでしょうねえ。McNabbと同時にセットしてトリックプレイを匂わせてディフェンスにプレッシャーを掛けるような試みは面白いかもしれませんけれど、そう何度も使えるプレイでは無いでしょう。

 Feeley好きの私には戦力面のアップは僅かだと考えます、そうなると問題になるのはVick加入の精神的な面がどう出るかが読めない点です。刑期を終えたVickにチャンスを与えると言うのは簡単ですが、半分以上のチームがVickは要らないとわざわざ公表しました、それはVickを取る事(または取るか?とマスコミにしつこく聞かれる事)のマイナスが有ると言う事でしょう。契約してしまった以上、チームの全員が立ち直るのに手を貸す、過去の事は気にしない、こう言った建前を言うしかありません。アメリカ人の犯罪観がどうなのかは分からないのですが、Vick加入が嫌な人も居るでしょうしマスコミの過剰反応を嫌う人も居るでしょう、チームのまとまりと言う意味でマイナスだと考えます。

 Vick復帰に尽力したTony Dungyがディフェンスのアドバイザーを引き受けてくれるとか、そう言う裏取引が有ればまだ許せますが現状のチームにVickが加入する事に私は反対します。スーパーボウルを狙う戦力は有るのですからじっくりと構えれば良いのになんで妙な動きをするのでしょう。今加える必要が有るのはQBではありません、TEです。

詰めが甘い

2009-08-14 17:57:00 | イーグルス
Michael Vick加入の話は明日に回します、もう少し情報が出てから書きたいですし今日は2009シーズンの緒戦の事について書きます。

 点差は25-27、しかも最後43ヤードのFGを外さなければ勝っていた僅差の負けで、ファーストチーム同士の2Q途中までの点差は6-14(前半残り2分のTDはディフェンスがセカンドチームに変わっています)しかもリターンTDを除けば6-7だったのですが、点差以上に組織としての大きな差を見せられた試合になりました。

 若手が期待以上の働きをしました。LeSean McCoyはラン10回で55ヤード、2レシーブで12ヤードと素晴らしい活躍を見せました。OL3枚欠いた状態でホールが全く空かずにロスする場面も有りましたし、平均5.5ヤードはファーストチームに恥じない記録です。横のステップを踏んでからのゼロ加速が素晴らしく、スクリメージを抜けた瞬間のスピードは出色です。トップスピードは特筆する物を持って居ませんが、スクリメージ付近が速い選手はLBやSのフォローを避ける事が出来ますし10-15ヤードのランを出せるタレントになってくれるでしょう。レシーブも良かったですし課題のブリッツ対策もJason Petersのお手伝いをしっかりやっていました。Brian Westbrookと比べればまだまだパワー不足ですが、ルーキーの時のWestbrookより遥かに良い動きを見せていますし下半身のトレーニングを積めばWestbrookを脅かす存在になれるでしょう。

 Jeremy Maclinはなんに変哲も無いパントをマフしましたが、それ以外のリターンは及第点でした。特にトップスピードの速さは感じなかったものの、スピードを落とさずにカット出来る能力を持っているようです。レシーバーとしてはディープへの一発を再三狙いましたがCBを振り切れませんでした、トップスピードで置き去りにするような選手では無さそうです。個人的には5ヤードのパスからRACでどれだけ伸ばすかが持ち味だと思っていますからスロットから5ヤードのスラントを取ってSを置いていくようなRACを狙うルートで使って欲しい物です。

 Joe MaysはCris Gocongのフォローも有ってかそつなく初陣をこなしました。ただうちのMLBとしてはやや受身に見えます、待って確実なタックルをするよりは向かっていく姿勢が必要でしょう。
 Eldra Backleyは小柄ですがゴールライン前でのTDシーンも有りチームが求めていた中央突破が出来るRBとしての最初のテストに合格しました。ランは8回23ヤードと延びませんでしたが、レシーブで6回56ヤードと活躍していますし3番手のRBをLorenzo Bookerから奪うのは確実だと思います(Bookerもこの試合良かったのですけれどね)

 Donovan McNabbは相変わらず取りにくいボールを投げ続けています。この試合では常に低くダイビングキャッチでぎりぎり届くようなパスを連発しました。RB相手のパスでは取り易いパスを投げてあげられるのに、余裕が有る時でもぎりぎりを狙ったパスを投げてしまうのは問題です。ベストではなくベターで繋げるようにならなければ3&OUTを減らす事は出来ません、相手のTom Bradyがお手本になるようなプレイを見せてくれていたのにMcNabbは全く変わりませんでした。
 
 TDが取れずにFGを積み重ねる展開となりました。レッドゾーンではランを積み重ねてTDを奪えるようにする為のOLの若返りと考えていたのですが欠場が相次ぎ詰めの甘さを解消できませんでした。McNabbがレッドゾーンでは正確さを欠いてしまいTDを奪えない欠点は解消されて居ません。無難にTDを奪うNEとの差はこう言うところに有るのでしょう。

 新加入のJason PetersはTRAと同じようなとりあえずワンプッシュで時間は稼ぐというパスプロテクションが出来る事を証明しました。2つのサックのうち1つはMcNabbの持ちすぎですし、一つはDLのクロスに対処出来ませんでした。怪我が多く新加入も多いOLですが、スターターが揃った事が無いですしマーカーの受け渡しと言う面で大きな問題が有る事を露呈しています。Peters個人としてはパスプロではTRAの堅実性にはまだ及ばない(怪我で出遅れていますし仕方が無いでしょう)のですが、ランプレイでは明らかにTRAより足が動いています。スクリーンでちゃんとブロックをしているのはTRAでは考えられない事ですし大きなプラスになるでしょう。腿の怪我で途中下がりましたが大きな怪我では無いようです。
 OLで良かったのはNick Coleです、Todd Herremansの足首の怪我、Shawn Andrewsの出遅れでStacy AndrewsがRTに入る場合にはColeがその穴埋めをするでしょう。ランブロックでのパワー・前に出るフットワーク共に現在のOLではベストです。

 ディフェンスは大きな課題を残しました。最近減ったファイアブリッツ(同じホールに複数の選手を入れるJim Johnson必殺のブリッツ)を復活させたのは良いと思うのですが、それが全く届きませんでした。左右1回ずつ試みたのですが、2回とも渋滞してしまいQBにプレッシャーすら掛ける事が出来ませんでした。入るLB・Sのスピード・パワー不足も問題ですが、本来外を伺いOLを広げなければならないDEが簡単にホールドされてLBの行き場が無い渋滞を作ってしまいまったのは致命的な欠陥です。ファイアブリッツの時は兎に角外からアタックしてOLを外に引っ張り出さなければならないのに、OLの正面で組み合っているのですからお話になりません。これがNE OLの作戦勝ちなのかDEの指導ミスなのかは分かりませんが、DLのパスラッシュが全く届いていませんでしたし、DLの奮起が必要です。エースのTrent Coleが怪我で居ないのも影響はしているのでしょうけれど、それだけで全くQBにプレッシャーを与えられないのでは試合に勝つ事は出来ません。去年までSTコーチだったRory Segrestが初めてディフェンスのコーチをやっていますが指導力に問題が有るのではないかと疑います。

 怪我をしたBrent Celekですが、肩の関節で重症では無いようです。TEは2番手3番手が怪我をしましたしスターターのCelekまで居なくなると本当にどうしようもなくなってしまいます。DEからのコンバートEugene Brightがそれなりに頑張っていたようですが、DE出身ですし前に出る足は有っても横に走る足が見劣りするような印象です、アンダーニースを横切ってパスを貰うようなプレイが今後の課題になるでしょう。

 Kevin Curtisからスピードもクイックネスも感じませんでした、スポーツヘルニアの手術は完治しているはずなのですが、持ち味の鋭いカットが見られずにマークを振り切れませんでした。この状態は続くようならばスターターから降ろされる事になるでしょう。
 前半終了前のTDを許したJack Ikeguwounuのプレイは即カットでもおかしくない怠慢なものでした。マンマークをやるクイックネスが無いと言われるIkeが最後尾に控えてのゾーンで目の前を横切られてのTDパスを奪われるのはCB失格です。キャンプで悪評が目立ったIkeですが、それを裏付けるプレイを見せてしまいました。
 FGをそつなく決めていたDavid Akersですが、終了間際の43ヤードを外してしまいました。その場面は見ていないのですが、ベテランの勝負強さが売りのAkersがラスト1分で外してはいけません。

 と言っても、巻き戻して繰り返し見る事が出来なかったので見た時の印象で書いています。見直した時には責任を追うべき選手は別に居たと言う事が有るかもしれません。若手は頑張ったが中堅以降は平凡なプレシーズンゲームと言う評価をしたいと思います。


 再放送を見て少し修正します。2本目のTDの責任はIkeではなくSean Jonesですね、Ikeも誰も居ない所でぶらぶらしているから責任者のような移され方をしているのですけれど。その前のMossへのロングでは完全に振り切られていますし、ファースト対セカンドになっていたので仕方がないとは言えスピード不足は明らかです。

OL3枚落ちでランが出たら凄いのですけれどね

2009-08-14 00:18:00 | イーグルス
 プレシーズンゲーム緒戦が迫ってきました、現地午後7時30分からの試合なのですが、NFL Networkのスケジュールを見ると東海岸時間で午後11時からの放送となっています。多分日本時間8時30分から生中継ではなく12時からの放送になると思われます。http://www.nfl.com/nflnetwork/networkschedule

 怪我人が多い上にファーストチームに集中しています。すでに事実上のIR入りとなっているStewart BradleyにCornelius Ingramは当然欠場。足首の疲労骨折で開幕戦までに間に合うかぎりぎりと言われるTodd Herremansはプレシーズンゲームを全部休むかもしれません。ACL手術からの回復が遅れているStacy Andrewsと相変わらず練習に参加しないShawn Andrewsの兄弟も揃って欠場とOLはスターター候補が3人欠場します。まあ、OLは人数だけは有り余っているので大きな問題にはならないとは思いますが・・・ファーストチームは左からJason Peters.Nick Cole.Jamaal Jackson.Max Jean-Gilles.Winston Justiceになるようです。Justiceはこの試合でだめならStacyのRT復帰、Jon Runyan復帰と手を打つ事になるでしょうしいきなり正念場を向える事になります。
 他に欠場は別メニュー組のBrian Westbrook.Victor Abiamiri.Trevor Laws.Matt SchobelにKevin KolbとTrent Coleになりそうです。ファーストチームが7人、セカンドチームから3人欠場と厳しい状況ですが、ShawnとIR行きの2人以外は開幕までには復帰する予定になっていますから若手にチャンスを与えたと良い方に解釈しましょうか。

 ファーストチームは第2Qの途中まで出る予定のようです、チョット長いかなと言う気もしますが例年より少し遅い緒戦ですから仕上がっていると言う事なのでしょう。Kolbの欠場でA.J Feeleyはかなりの時間出る事になるでしょう、Kolbに追い抜かれて以来久しぶりのチャンスになります(去年はプレシーズンをKolbの教育に使った為にFeeleyほとんど出してもらえませんでした)相手が強くても弱くてもそれなりのプレイをするFeeleyですが、元スターターとしてはセカンド・サードチームでは良い所を見せなければなりません。
 Matt Nagyとの契約はNFL本部から認められませんでした、去年今年と人手が足りなくなるキャンプでの練習の為に雇うコーチ見習いとしてチームに参加していました。31歳で始めてのNFL選手としての契約を(Kolb復帰までの短期間でも)喜んでいたのですが仕方が有りません。代わりにドラフト後のミニキャンプに参加していたAdam DiMicheleと契約しました。地元Temple大出身でミニキャンプのみの練習台としての契約だったのですが、少しでもチームで練習した事が有ってすぐ参加出来る選手と言う事で呼ばれたのでしょう。NE戦にはほとんど出場しないでしょうし、出てきてもハンドオフマシーンとしてEldra Buckleyにボールを渡し続けるのでしょう。

 ルーキーで唯一ファーストチームに入るLeSean McCoyにも注目です。 OL3枚落ちですから楽に走らせてはもらえないでしょうし、ブリッツのピックと言う意味でもどこから来るか読みにくいNE相手は良い勉強になるはずです。Donovan McNabbを壊されてはたまりませんから反則してでも守ってもらわないと困るのですけれど。
 1巡指名のJeremy Maclinをファーストチームのスロットでも使ってくれるとMcNabbの剛球を取れるのかと言う点で面白そうなのですが、ホールドアウトの影響も有るでしょうしJason Avantがその役割は受け持つのでしょう。スピードが通用するのか、課題と言われるルート取りがどうなのかとセカンドチームオフェンスではMaclinを追いかける事になりそうです。

 ディフェンスの若手では2年目のJoe MaysとQuintin Dempsがファーストチームに入ります。プロボウル級の選手の後釜に入るのですから簡単では無いでしょうが、穴を埋めてもらわなければ困ります。それなりに出場経験の有るDempsはSean Jonesとのポジション争いと言う意味でも無様なプレイは出来ませんし、Maysを含めたLB陣はTEへのパス対策の仕上がりをいきなりNE相手に披露しなければなりません。
 逆にTE陣は2番手がシーズンエンド、3番手も怪我ですしルーキーFA組がかなりの時間プレイする事になります。良い所を見せればセカンドチーム昇格も有るでしょうし、使い物にならないようならば即戦力のベテランを補強しなければなりません。


 若手の成長が楽しみと言うよりも、これ以上怪我人が出ないで欲しいと言う試合になってしまいましたがとにかく試合が見れるだけでもうれしい緒戦になります。怪我人が出ずに若手の成長を見れる試合になってくれると良いのですが。