去年の北京五輪を最後に野球が公式競技から除外されました。競技人口が少なく、北米
中南米・アジア・オセアニアなど実施地域も偏りがあり世界的に普及している競技ではなく
除外は妥当だと思われます。記事では'84年のロス五輪で正式競技に採用されると断言
していますが、実際は公開競技にとどまりました。五輪の正式競技に採用される基本的な
条件として「三大陸の少なくとも40ヶ国において行なわれている競技」との規約があります。
AINBA(国際野球連盟の前身)によれば'78年時点で34ヶ国が加盟していて近い将来に加盟が
予定されている国にブラジル・南アフリカ・スイス・バハマ諸島・マルタがあり、これで39ヶ国と
なるので楽観視していたのでしょう。 しかし開催時までに40ヶ国の条件をクリアできず正式
競技にはなれませんでした。そもそも加盟している34ヶ国の中には「棒」を振り「球」を ただ
追いかけているだけの国もあり、途中でフェードアウトした国も少なくなかったようです。
サッカーのようにボール1個でゲームが出来るのとは違い、各自に道具が必要で しかも道具が
高価であったり、ルールが複雑であるという事が世界的に普及しない要因かもしれません。また
五輪用に整備したフィールドが他の競技に使えないなど開催国には負担となっています。本来なら
"ベースボール"の母国アメリカが牽引役になるはずが、ドーピングのせいなのか五輪に消極的で
野球が再び正式競技に戻ることは無さそうです。五輪競技に採用されるには欧州における普及が
重要な要素ですが広まる気配はありません。
中南米・アジア・オセアニアなど実施地域も偏りがあり世界的に普及している競技ではなく
除外は妥当だと思われます。記事では'84年のロス五輪で正式競技に採用されると断言
していますが、実際は公開競技にとどまりました。五輪の正式競技に採用される基本的な
条件として「三大陸の少なくとも40ヶ国において行なわれている競技」との規約があります。
AINBA(国際野球連盟の前身)によれば'78年時点で34ヶ国が加盟していて近い将来に加盟が
予定されている国にブラジル・南アフリカ・スイス・バハマ諸島・マルタがあり、これで39ヶ国と
なるので楽観視していたのでしょう。 しかし開催時までに40ヶ国の条件をクリアできず正式
競技にはなれませんでした。そもそも加盟している34ヶ国の中には「棒」を振り「球」を ただ
追いかけているだけの国もあり、途中でフェードアウトした国も少なくなかったようです。
サッカーのようにボール1個でゲームが出来るのとは違い、各自に道具が必要で しかも道具が
高価であったり、ルールが複雑であるという事が世界的に普及しない要因かもしれません。また
五輪用に整備したフィールドが他の競技に使えないなど開催国には負担となっています。本来なら
"ベースボール"の母国アメリカが牽引役になるはずが、ドーピングのせいなのか五輪に消極的で
野球が再び正式競技に戻ることは無さそうです。五輪競技に採用されるには欧州における普及が
重要な要素ですが広まる気配はありません。
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