静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

御前崎地区見学 その1

2023年05月25日 12時00分00秒 | 研修・見学
5月25日 木曜日
静岡県は地域ごとに様々な水産業が根付いていますが、それぞれの地域に特徴的な水産施設が設置されています。そこで1学期から2学期にかけて各地の水産関連施設の見学をさせて頂いています。
昨日は、駿河湾の西岸から遠州灘東部に位置する御前崎地区の施設見学に行ってきました。 漁協の市場に水揚げされる魚の様子や、セリの時間に間に合わせるため、朝5時に学園を出発しました。
最初は、南駿河湾漁協の市場の見学をしました。御前崎は焼津と違って近海カツオの水揚げ基地です。今の時期は、本県船だけで無く、他県の船が伊豆諸島周辺域で釣ってきた生のカツオが多く水揚げされます。

御前崎の沿岸漁業にはシラス船曳きや、キンメダイ漁、定置網漁、刺し網漁もあり、この日もキンメダイやタチウオなど多くの魚種が水揚げされていました。


その後、御前埼灯台と浜岡原子力発電所に隣接する原子力館の見学をしたあとお昼前に再び、南駿河湾漁協に伺いました。


漁協職員の方から、漁協や地域の漁業についてお聞きし、貴重な情報収集の機会となりました。


午後の部の様子は明日のブログで

6月の週末見学会は10日(土)、11(日)、17日(土)、18日(日)です。
静岡県内および隣接県(愛知、長野、山梨、神奈川)で、本学園に興味を持って頂いている生徒さんがいらっしゃる学校であれば、平日、出張説明に伺います。Zoomによるオンライン説明会の開催も可能です。詳細はメール(gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp)ないし電話(0546270219)にてお問い合せ下さい。






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遠洋かつお一本釣り漁船の見学

2023年04月28日 12時00分00秒 | 研修・見学

4月28日 金曜日

昨日は、焼津漁港で遠洋かつお一本釣り漁船を見学させて頂きました。この3月に卒業した生徒を含め四名の学園OBの方から、現在の仕事内容の説明のほか、船内各所を見学させて頂きました。

焼津港に入港する様々な大型漁船を見学できるのも、多くの先輩方が活躍している学園の強みです。 学園の生徒の就職先で最も多いのがかつお一本釣り漁船で、今年も多くの生徒が希望しています。実際の漁船に乗せていただくと、自分の働いている将来の姿がイメージでき、勉強の励みになります。

対応いただいた船の皆様に御礼申し上げます。

生徒達は明日からゴールデンウイーク、9連休です。教員は来週月、火は出勤ですが少しの間、学園は静かになります。連休中は、羽目を外さない程度にリフレッシュして、5月7日の夕方に元気な姿を見せてくれることを楽しみにしています。

学園Youtubeチャンネルに学園紹介動画を載せてあります。こちらもご覧ください。

5月は見学説明会強化月間です。週末開催日が4日(20,21,27,28日)あるのに加え、平日の希望日に見学説明会を開催します。Zoomを使用したオンラインによる説明会も可能です。動画による学園の概要説明のあと、園長が様々な質問、悩みにお答えいたします。AM9時からPM4時の間(昼休みも可)でご都合の良い時間でお申し込み下さい(会議等で対応できない場合は時間帯の変更をお願いする場合もあります)。 来年だけで無く再来年以降の入学をお考えの方も歓迎します。詳細はホームページ(https://gyogaku.com/)をご覧ください。

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地震防災センター見学 

2023年04月26日 12時00分00秒 | 研修・見学

4月26日 水曜日

先週、生徒の防災意識を高めるため、静岡県地震防災センターの見学に行ってきました。

静岡県地震防災センターは、東海地震に立ち向かうための知識と技術の向上、防災意識の高揚を図るとともに、自主防災組織の活性化を図ることを目的として、平成元年に開館した施設です。 1階の「地震・津波」コーナーには、地震の場面で座席が揺れる大画面シアターが設置され、生徒達も体験しました。

そのほかのコーナーも職員の方の案内により、詳しく説明していただきました。

災害は、いつ起こるかわかりません。いざという時のため、しっかり準備しておく必要性を理解できたと思います。

5月1日(月)16時30分よりZoomによるオンライン説明会を開催します。時間は45分間で漁業高等学園の概要(授業、実習、施設等)を紹介をします。さらに、学力や寮生活に対する不安、卒業後の就職先など皆さんの心配、疑問にお答えします。今年度の受験を考えている方だけでなく、漁業高等学園に興味をお持ちの方、お気軽にご参加下さい。 お申し込みは、4月28日(金)までに、メールに氏名、年齢、学校名(社会人の場合は会社名)、学年、住所、連絡先(電話番号、メールアドレス)を記入して、gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp まで送って下さい。その他の日時でも対応可能です。週末の見学説明会は5月20日,21日,27日,28日です。詳細は漁業高等学園のホームページ(https://gyogaku.com)をご覧ください。

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水産庁研修生

2022年10月21日 12時41分25秒 | 研修・見学

10月21日 金曜日

10月11日から2週間、水産庁の研修生を受け入れていましたが、本日が研修最終日となりました。

今年来られたYさんは水産庁に採用され3年目だそうです。研修中は、航海専攻の生徒と一緒に授業を受けたり、実習にも参加してもらいました。 資源管理部で国際協定に関する業務を担当されているそうで、授業の合間を縫って入港中の遠洋漁船の見学をしたり、カツオの水揚げの見学に出かけたりと精力的に研修に励まれました。 実習では、カツオ一本釣りのバケの制作や、釣り込み練習にも参加していただきました。

漁師の仕事の一部を知ってもらえたのではないかと思います。 漁師になる若者と寝食を共にすることは今後無いでしょうから、この経験を今後の業務に役立てていただきたいと思います。

入学希望者向けに学園の週末見学説明会を開催します。11月の開催日は12日(土 午前)、13日(日 午前・午後)です。ご参加いただける方は開催日の4日前までに申し込みをお願いします。

遠方あるいは週末は都合が付かなくて見学会に来れないという方向けに、見学会で私が説明しているスライドの要約版をYoutubeでご覧いただけるようにしました。 スライド視聴ご希望の方は、タイトルを園長スライド希望としたメールに、入学希望者の氏名、年齢、学校名(社会人の方は会社名)、住所、保護者氏名(高校生以下の場合)、連絡先(本人、保護者どちらでも可能)を記入して、gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp あてに送信してください。 もしくは、漁業高等学園ホームページの見学説明会のバナーをクリックして必要事項を記入し、お問い合わせ内容に園長スライド希望と記入してお申し込み頂いてもOKです。Youtubeのアドレスを正確にお伝えする必要がありますので、電話でのお申し込みには対応できません。必ずメールもしくはホームページよりお申し込みください。 頂いた個人情報は入学試験の案内のみに利用します。ムリな入学の勧誘等はしませんので、ご心配なく。

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浜名地区見学

2022年10月07日 12時00分00秒 | 研修・見学

10月7日 金曜日

昨日、生徒達は県西部浜名地区の水産関係施設の見学に行ってきました。

最初に訪れたのは、静岡県水産・海洋技術研究所浜名湖分場です。 浜名湖分場は、アサリをはじめとする浜名湖の漁業、トラフグなど遠州灘の漁業、浜名湖の環境モニタリング、ウナギやアユの養殖など、幅広い試験研究と普及活動を行っています。 普及指導員の方から、浜名湖の特徴や水産資源についての講義を聴きました。最近、浜名湖ではアサリの漁獲量が激減しており、研究所でも特に力を入れて、原因究明や対策に取り組んでいます。

次に、浜名湖分場に併設されている浜名湖体験学習施設「ウォット」を見学しました。「ウォット」は、浜名湖に生息している水産生物を中心として、見て、触る体験ができる施設です。 ウオットには水槽の下から手を入れるところが空いていて、水槽に直接手を入れることができる水槽など、ちょっと変わった展示が多くあります。

内容的には、小さな水族館的な施設ですが、浜名湖についての勉強になるほか、展示にも随所に工夫がされており、大人でも楽しめる施設です。

来年度、入学希望者向けに学園の見学説明会を開催します。園長が学園生活を御説明し、施設を御案内します。また、学力や寮生活に対する不安など、皆さんの心配、疑問にお答えします。10月の開催日は22日(土)、23日(日)です。 ご参加いただける方は開催日の4日前までに申し込みをお願いします。詳細は漁業高等学園ホームページ(https://gyogaku.com/)をご覧ください。

園長のつぶやき

静岡県水産・海洋技術研究所は焼津市の本所の他、伊豆分場(下田市)、浜名湖分場(浜松市)、富士養鱒場(富士宮市)の3分場があります。各分場は、各地域の水産業に関する試験研究や普及活動に対応し、本所は県中部地区の沿岸漁協に加え、沖合漁業、遠洋漁業のほか水産加工業の試験研究や普及活動にも対応しています。静岡県には、水産業の全ての分野が揃っているといわれ、幅広い分野の試験研究に対応しているのが静岡水技研の特徴です。本学園の職員も、研究所調査船の船長・機関長など乗組員、研究員出身者がほとんどで、総務職員は研究所本所と兼務になっています。学園の授業にも、多くの現役研究所職員の協力をいただいており、最新の水産技術や漁業現場における課題などを反映した授業が行えることが、本学園の強みでもあります。漁業高等学園に来ていただければ、海技士(筆記)、海上特殊無線技士など漁業現場で役立つ資格が取得できるほか、漁業者になったあとに役立つロープワークなどの技術、知識が身につき、卒業後は豊富にある静岡県の漁船漁業の中から、自分に合った就職先を選んでいただくことが出来ます。

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