静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

静岡県水産技術研究所調査船「駿河丸」を見学して (生徒作文) 

2013年05月16日 14時06分42秒 | 学園紹介
生徒達は、5月10日(金)に、小川港に係留されている静岡県水産技術研究所調査船「駿河丸」(134トン)を見学してきました。
実は、「駿河丸」の船長さんは、漁業高等学園の第3期生(昭和47年度卒:航海科)で、生徒達にとっては大先輩にあたります。
大先輩の説明を聞き、自分達も頑張れば、素晴らしい船の船長さんになれることを理解したことと思います。

入学して1ヶ月が過ぎて、生徒達は自分達の職場となる船を見る目が少しづつ変わってきました。
ここでは、A君の 「駿河丸」 見学後の感想文(抜粋)を紹介します。

船内に案内されて、まずブリッジ (操舵室) に行きました。
そこには、たくさんの航海計器があり、無線、レーダー、魚探、GPS、コンパス等、いたるところに計器があり、すごかったです。

次に、機関室を見せていただいた。
機関室にはエンジンが3つもあって、2つは電気を発電するエンジン(補機)で、一つはプロペラ等を動かすエンジンということだった。
一つの船にエンジンが3つも載っているなんて初めて聞いたので、びっくりした。

船の燃料である (A) 重油を見せてくれた。
黒く濁った油で、臭いがきつかった。
その後、船の部屋を見せてくれた。

ご飯を食べるところは、案外広くなっていてテレビまであった。
船長室も見せてくれたが、ベッドは縦170cm位しかないみたいで、自分は狭いと感じた。
後は、トイレやお風呂、調理室とかもあって、船内には色々なものがたくさんあるんだなと思った。

これからの授業で、もっと勉強して沢山ある機関の使い方など、漁師に必要な知識を手に入れたいと思った。
コメント
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