静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

「子供の世界」から「大人の世界」へ

2013年08月05日 10時38分19秒 | 所感
学園の就学期間は、わずか1年で、4月に入学しても来春には就職しなければなりません。
入学してきたばかりの生徒達を見ていると、どちらかと言えば、勉強は好きな方ではありませんし、
ルールに反して自分勝手に行動してしまう、挨拶ができないなど、自分をコントロールする力が弱い生徒もいます。

しかし、就職すれば、仕事の責任を果たすために全力を尽くさなければならず、社会人としてのマナーも求められてきます。
入学する前が、個性を伸ばすことに主眼を置いた「子供の世界」とすれば、卒業後は、自身を自ら制御しなければいけない「大人の世界」です。
学園では、入学してきた生徒達を「大人の世界」でも活躍できるように、職員一丸となって指導しています。

学園は、「子供の世界」と「大人の世界」の中間にあって、いわば、橋渡し役のような存在でもあります。
目標が持つことができた生徒、それに気がついた生徒は、1年間で見違えるように成長して、巣立っていきます。


コメント
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