静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

主直日誌

2015年11月16日 09時26分59秒 | 27年度乗船実習
実習船「やいづ」から、「主直日誌」というものが送られてきます。
実習船では、点呼の号令や指導教官からの連絡事項を実習生に伝えたりする「主直」という役割が、生徒に割り当てられています。
「主直」は、「主直日誌」を書いていて、それがメールを使って焼津水産高校を経由して学園に届きます。
昨年は、焼津水産高校専攻科の生徒が書いたものでしたが、
今回の実習初日は、学園の生徒がその役目を任されたようです。

出港した日の「主直日誌」が届きましたので、紹介します。

【11月13日(金) 天候:c(曇り)】主直者:Y君
一日の感想
 今日、ついに焼津港を出港しました。出港式には多くの先生、保護者の方々が来てくれました。学園長のあいさつ、船長のあいさつを聞いているとき、「やっと自分達も航海に行くのだ」という、嬉しさと緊張感が溢れてきました。
今日は主直だった為、役割がたくさんありました。しかし、船乗りとしての洗礼、船の揺れが大きく、船酔いで満足に自分の仕事が出来ませんでした。少しでも多くの仕事を覚えて、この乗船実習を充実したものとするために1日でも早く船酔いを克服したいです。明後日には、鹿児島に到着する予定です。それまでには船酔いを治し、少しでも多くの事を学びたいです。
今回の航海では初めての「カツオ一本釣り」があります。乗船実習の中で一番楽しみにしていることです。最低でも50匹は釣れるようにがんばりたいです。



学園のブログでも、焼津水産高校へ送られてきた「主直日誌」の写真を使わせてもらっています。ありがとうございます。


実習船「やいづ」は、現在、鹿児島に向けて、航行しています。



今朝の富士山です
コメント (2)
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