静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

乗船実習12日目(11月24日)

2015年11月25日 10時47分49秒 | 27年度乗船実習
昨日は、鳥群は見つけたものの、漁獲はなかったようです。

11月24日(乗船12日目)の「主直日誌」(焼津水産高校専攻科の生徒さんたちが書いています)になります。
【11月24日の主直日誌から】
 今航海は漁業高等学園の生徒さんと共に乗船実習を行っています。幅広い年齢層であるということもあり、お互いに緊張感を持って接していましたが、共同生活することで心を打ち解けあうことが出来て安心しました。
 当直では航海・機関両方の当直に入るので、機関コースの私が航海コースの生徒に何から教えてあげたら良いのかとても悩みました。逆に機関の生徒が入直したら教えることも教わることもあり、私も良い刺激になりました。久しぶりの主直で忘れていたことも多々あり、教官に言われてから動くこともありました。
 1日でも早くナブラを見つけて漁業学園の生徒さんにも一本釣りの醍醐味を味わっていただきたいです。そして今航も鰯(エサ)を余す事なく使いきり、怪我や病気もなく、充実した内容のある航海にしたいです。




生徒たちが船上で書いた作文が、鹿児島から届きました。
その内容は、乗船実習の目標や意気込みなどです。
少し、抜き出して載せておきます。
 ・機関当直(ワッチ)を頑張ること
 ・船酔いや船内生活に早く慣れること
 ・いつも積極的に行動すること
 ・当直、日直や食当をしっかりやること
 ・何事にも積極的に取り組んで、入出港の仕方、操船、当直の役割を身に付ける

 など・・・
多くの生徒たちが書いているのが、「船内生活に早く慣れる」ということでした。
生徒たちは、心配していた船酔いにも慣れ、頑張ってくれていると思います。


今日は朝から曇っていますが、昨日は焼津からも富士山が見えました
コメント (1)
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