静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

ようやくカツオ釣り

2018年12月07日 09時40分36秒 | 実習

ブログをご覧のみなさん、お待たせしました。
ようやくカツオが釣れました!
水産高校引率職員の報告から。
航海14日目。小さな流れ物があり、少量の漁獲があった。満足なサイズと量ではなかったものの、学園実習生は初めて一本釣り実習ができ、活気が溢れた。海鳥が増え、海の様子は良くなりつつある。明日に期待したい。
航海15日目。昨夕より北上し、特大カツオの漁獲があった。実習生はカツオの力強い引きと自然の凄さを感じたとともに、第1次産業最前線で戦う漁師の仕事を理解できた。操業実習も終盤である。最後まで気を抜くことなく、安全第一で実習が行えるよう指導していく。



遠洋航海実習では学ぶことがたくさんあります。
だから、カツオが釣れなくても無駄にはなりません。
とは言え...
プロの漁師でも、魚が捕れないとストレスがたまっていきます。
乗船の疲れが貯まったところで、カツオが釣れました。
これで生徒に元気が戻ると思います。
なによりカツオを釣るのは、とても楽しいですからね!

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
カツオが釣れなくて、私もやきもきしていました。
自然が相手ですから、こんなこともあります。
ましてや実習船です。
生徒の安全が第一ですし、ショーバイ(商売)船よりも群れをみつける技術は低い。
それは分かっていても、何とか大きなカツオを釣って欲しかった。
あと何回釣ることができるか分かりませんが、とりあえず良かったです。

生徒は乗船中に、引率している学園職員との面談しています。
それは就職先についてです。
全生徒が、乗船前の希望どおりのようです。
船酔いに苦しんだ生徒もいますが、それを乗り越え、想いを新たにしたようです。

学園に残った職員は、その希望就職先に全員が乗れるように調整しています。

コメント
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