遠洋航海実習も後半戦。
大型カツオの群れに当たっているようです。
大型カツオの釣り上げと
釣りあげたカツオの冷蔵庫移動(シフト作業)も行いました。
しかし・・・・
水産高校引率職員の報告から。
航海16日目。今航海はじめての晴天の凪。早朝シフト後に特大カツオの漁獲があり、良い滑り出しと思えた。しかし、その後は良いナブラに当たらず、自然を相手にすることの厳しさを覚えた。実習生は健康的に日に焼けて、全員元気である。
航海18日目。14:00に調査操業実習が終了し、那覇向け航海中。乗船実習の目的は調査操業実習だけではないので、残りの航海は航海・機関の技術と知識を身に付け、船員として働くことを見据えて研鑽(けんさん)してほしい。
「航海18日目」は17日目のまちがいと思われます。
「調査操業実習が終了」と言うことは、これでカツオ一本釣りは終了となります。
昨年は10日くらい操業の機会があったんですが、今年は少なかった。
本当は沖縄に寄港するのを中止してでもカツオを釣らせてあげたいです。
竿も片付けました...
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園長のつぶやき
今日は急に寒くなりました。
毎年、実習船の帰りが近づくと焼津も冬となります。
生徒たちも、今週末には帰港します。
きっと焼津の寒さに驚くでしょうね。
今回の遠洋航海実習は、残念ながら釣りの機会がわずかでした。
前年は大型カツオに当たりませんでした。
一度きりの遠洋航海実習、なかなかうまく行きませんね。
じゃあ遠洋航海実習を2回にすれば?
と思う方も多いのでは?
私もそうしたい気持ちはあります。
現実的には、実習船やいづのスケジュールがいっぱいです。
そして、1年間の修業期間で2回も長期航海実習を組み込むことは厳しいです。
夏休みを無くせば1ヶ月の時間はできます。
ただ、それはそれで別問題が出てきます。
なにより、現在よりも早い時期に長期航海実習をしても、成果があるのか??
外部からは学園の修業が一年間でびっしり詰まっていることから
「2年にしたら?」
と言われることもあります。
長くなるので理由は省きますが、これも生徒にとってはデメリットが大きくなります。
そんなこんなで、今のシステムが最善と思っています。