静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

那覇に到着

2018年12月11日 09時31分18秒 | 実習

実習船やいづは那覇に到着です。
入港したので、実習船やいづのフェイスブックも更新されましたよ!
https://www.facebook.com/pages/category/High-School/%E5%AE%9F%E7%BF%92%E8%88%B9-%E3%82%84%E3%81%84%E3%81%A5-112368329580266/

それでは水産高校引率職員の報告。
航海18日目。夕方から風力階級7の時化模様。ユーラシア大陸には1050hpa以上の大きなシベリア高気圧、東には低気圧があり西高東低の気圧配置である。本船は等圧線が混み合ったGW(Gale Warning)エリア近くを航行しているため、ローリングが大きい。時化の機関当直は怪我や事故に繋がりやすく、また主機関の運転状態が大きく変わるため、十分注意を払うよう指導した。
航海19日目。17:00那覇新港入港。鹿児島を出港して14日ぶりの陸、揺れないベッドで寝られるのがどんな幸せなことか……雨の那覇は肌寒く、暑い南方から来ると身体が追いつかない。体調を崩しやすいので管理を徹底させる。現在、沖縄地方ではインフルエンザの流行はないので少し安心である。

船内、船外の掃除を行いました。


そして入港作業。


鹿児島入港で積極的に動けなかなった生徒は、ここが勝負です。
あいにくの雨の中での作業となりました。
沖縄では、ちょっとした観光を予定しています。
生徒のお楽しみです。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
今週末は今年最後の見学会があります。
来年度入学者向けの説明会も、これで最後となりそうです。
と言うのも、今年度は入学試験の日程を2月から1月に変更しました。
このため12月21日から願書の受付が始まります
これより早く到着しても受付は21日となりますが、願書が無効となることはないのでご安心ください。
ギリギリには出さないでくださいね。
書類に不備があると出し直しになりますよ。

さて、今回の遠洋航海実習ですがカツオの漁獲は約3トンでした。
遠洋のカツオ竿釣り漁船は、これより二桁(ふたけた)多い水揚げをします。
実習船とショーバイ船では、それくらい違います。
漁師になると、それだけの作業をするんですね。
生徒たちは実習を通して、プロの漁師が自分たちとは異次元の実力だと分かります。
はじめは誰でも熟練(じゅくれ)者のように行きません。
就職前に、自分が未熟であることを自覚して謙虚(けんきょ)に、そしてがんばる気持ちを持つのが大事です。

コメント
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