3月10日(木)、令和3年度52期生の卒業式が行われました。
今年は冬が寒かったせいか、園内の河津桜もちょうど満開でした。
新型コロナウイルス感染防止のため、今年度も式への参加者数は制限させていただきました。
来賓も少なく、保護者の方も1名のみとしました。
式の内容自体は、従来と大きな変更はありません。
国歌斉唱、卒業証書授与、知事褒状授与、園長式辞、来賓の祝辞、生徒答辞、保護者謝辞の順に進められました。
卒業証書の授与の際は、園長から生徒一人一人に個別の励ましの言葉を掛け、手渡しました。
学園で過ごす一年間は、あっという間です。
学んだ知識や技術、多くの経験が役立つことを願い、22名の卒業生を送り出しました。
今年度の卒業生の就職先は、遠洋船(カツオ・マグロ)が12名、沖合船(カツオ・まき網・キンメダイ)が5名、沿岸船(キンメダイ・シラス・定置網)が5名でした。
今日の卒業式を待たずにマグロ船に乗船した生徒が一名おり、今頃は太平洋を航行中と思います。
また、明日から沿岸船に乗船する卒業生もいる一方、初出航が5月以降になる者もいます。
これからは、同期の漁師仲間である一方、同業種の他漁船に乗船することとなった者どうしはライバルです。
お互い励まし合い、競い合って一人前の漁師となってほしいものです。
期待と不安が入り交じる中、頑張って元気に仕事をしている報告を今から楽しみにしています。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。