静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

南海トラフ巨大地震の被害想定と学園の対応

2012年08月30日 09時44分47秒 | 防災対策
南海トラフ巨大地震による被害想定が、内閣府から8月29日に発表されました。
学園のある焼津市の最大津波高は11m(平均6m)、数分で到達するとされています。
もし、巨大津波が発生した時は、生徒達や職員の命をどのように守るか、具体的に考えておくことは大切なことです。

幸い、この学園の建物は、平成6~7年度に建設された比較的新しい建物です。
教育棟は3階建、宿泊棟は4階建、いずれも鉄筋コンクリート造で、耐震性は高くなっています。
このため、宿泊棟が焼津市の避難ビルに指定されており、地震発生時には、周辺の住民の皆さんも避難してきます。

学園は全寮制であり、海上での実習や見学、自由時間以外は、基本的に学園内で過ごすことになります。
夜間は、生徒達は宿泊棟にいて、ほぼ安全と考えて思います。
昼間でも教育棟や実習棟にいることが多く、地震が発生したら一刻も早く宿泊棟まで避難することが命を守ることになります。

この学園は、この地域で一番安全な施設と考えてよいと思いますが、命を救うのは的確な判断にあると思います。

 巨大地震が発生したら、直ちに宿泊棟の4階に逃げること!

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