静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

人を育てるコスト(≒努力)

2012年08月29日 09時03分55秒 | 所感
平成23年度版「子ども・子育て白書」によれば、東京都の出生率が全国で最も低く、1.12とのことです。
一方、東京都は日本の首都であり、一人当たりの県民所得は454万円で最も高くなっています。
所得が多いのに子供がいない、少子化はさらに進む、この矛盾はどこにあるのでしょうか?

一方、産業界では、パートや派遣社員が大勢となり、人を安く使うことが常態化しています。
水産関係でも、大型漁船の日本人は少なく、インドネシア人やキリバス人などの外国人の混乗が一般化しています。
現在の厳しい社会経済の環境を考えれば、やむを得ないと考えてよいのでしょうか?

人を育てるコスト(≒努力)を惜しんだとき、産業構造を維持することはできず、そのツケは必ず将来に回ってきます。
学園は、そうならないように有為な漁業後継者を育てていきます。

 私達は、将来の主役となる若者たちを応援します!

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