1月6日の静岡新聞(朝刊)に、表題の見出しで静岡用宗のシラス漁師・首藤さん(60歳)が掲載されていました。
首藤さんは、学園が平成17年度に開設した「沿岸漁業コース」の第1期生です。
今では、シラス漁船の手舟(2艘曳のシラス漁船の網船でないもう一方の船)の船頭を任されているそうです。
苦労して立ち上げた「沿岸漁業コース」の卒業生が活躍していることを知り、本当にうれしく思います。
第2の首藤さんがこれからも続いて、漁業後継者の問題を少しでも解決してほしいと思います。
首藤さんは、サラリーマン生活をやめて第2の人生として漁師になるんだという強い決意のもと、学園に入学しました。
当時、入学者を選考するために志望の動機を作文にして提出してもらいました。
本人の了解もいただきましたので、首藤さんが書いたその時の作文を紹介したいと思います。
(残念ながら、この沿岸漁業コースは平成21年度に終了しました。)
志望動機(抜粋) 首藤成昭 平成17年4月8日
私はサラリーマン生活を25年続けていますが、年齢とともに少しづつ時代に乗り遅れていることを感じます。
基本的には働くことが好きなので、第1次産業を目指そう、漁業への就業を考え始め2年になります。
この年齢で漁業をこなせるか否かの不安がありましたので、まずは漁業体験をさせてくれるところをさがしましたが、
引き続く不安、デフレの中、漁業でも中高年層を受け入れてくれるところは少なく、現実の厳しさに直面しました。
この2年間で定置網、ます網、刺し網、一本釣り、シラス漁業等を経験し、小型船舶・海上特殊無線各1級も取得しました。
今後、私に必要なことは漁業の基礎知識を身につけ、指導してくれる漁業者を見つけ、1~2年修業して独立していくことです。
家族とも相談し、希望地を「静岡県」と決めていること、今回の「沿岸コース」が基礎知識を得る上で、私に合っていると思い応募しました。
ここ10年のうちに少子化・超高齢化社会がきますが、「元気な」中高年層が貯えや年金を使いながら
収入の少ない漁業を担っていき、若者が最先端産業を開拓、推進すべきと思います。
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首藤さんは、学園が平成17年度に開設した「沿岸漁業コース」の第1期生です。
今では、シラス漁船の手舟(2艘曳のシラス漁船の網船でないもう一方の船)の船頭を任されているそうです。
苦労して立ち上げた「沿岸漁業コース」の卒業生が活躍していることを知り、本当にうれしく思います。
第2の首藤さんがこれからも続いて、漁業後継者の問題を少しでも解決してほしいと思います。
首藤さんは、サラリーマン生活をやめて第2の人生として漁師になるんだという強い決意のもと、学園に入学しました。
当時、入学者を選考するために志望の動機を作文にして提出してもらいました。
本人の了解もいただきましたので、首藤さんが書いたその時の作文を紹介したいと思います。
(残念ながら、この沿岸漁業コースは平成21年度に終了しました。)
志望動機(抜粋) 首藤成昭 平成17年4月8日
私はサラリーマン生活を25年続けていますが、年齢とともに少しづつ時代に乗り遅れていることを感じます。
基本的には働くことが好きなので、第1次産業を目指そう、漁業への就業を考え始め2年になります。
この年齢で漁業をこなせるか否かの不安がありましたので、まずは漁業体験をさせてくれるところをさがしましたが、
引き続く不安、デフレの中、漁業でも中高年層を受け入れてくれるところは少なく、現実の厳しさに直面しました。
この2年間で定置網、ます網、刺し網、一本釣り、シラス漁業等を経験し、小型船舶・海上特殊無線各1級も取得しました。
今後、私に必要なことは漁業の基礎知識を身につけ、指導してくれる漁業者を見つけ、1~2年修業して独立していくことです。
家族とも相談し、希望地を「静岡県」と決めていること、今回の「沿岸コース」が基礎知識を得る上で、私に合っていると思い応募しました。
ここ10年のうちに少子化・超高齢化社会がきますが、「元気な」中高年層が貯えや年金を使いながら
収入の少ない漁業を担っていき、若者が最先端産業を開拓、推進すべきと思います。
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