静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋航海実習(漁場調査初日)

2023年11月29日 08時55分30秒 | R5遠洋航海実習
11月29日 水曜日
「やいづ」は昨日より漁場調査を開始し、さっそくカツオ一本釣り実習を行ったようです。以下昨日の日誌です。
今日は、心待ちにしていた漁場調査が始まりました。朝外に出ると、海がすごく青というか紫っぽい色だったのが印象的でした。噂だと初日は釣れないみたいなことを聞いていたので、今日はなんもないのかなーと思っていましたが、二回目の鳥群れで特大カツオが釣れてテンションが爆上がりしました。水面でのカツオは、背中がかなり赤くなっていてすごいなと思いました。また、カツオは釣り上げられると背中が青くなっていて、驚きました。釣っている途中はかなり腰が痛くなったので、腰が痛くならない方法とかがあるなら知りたいです。今日だけで餌を1/3くらい使ったそうなので、漁が3日で終わらないことを願います。ですがカツオは釣りたいです。あと船酔いが、かなりマシになってよかったです。

双眼鏡で鳥群れを探す その下にカツオが付いています。
釣り開始
特大カツオ
シイラ


魚屋などで丸のままのカツオを見たことがある方は、背中が黒くて腹が銀色の魚というイメージだと思います。生徒がカツオを持っている写真もそうですね。でも活きているカツオは背中が青くみえます。そして興奮状態になると赤くもなります。こうした事が分るのも、実際の現場実習ならではです。昨年の生徒が遠洋航海実習から返ってきたとき、何日目で船酔いを克服できたかと聞いたところ、全く酔わなかったという生徒もいましたが、釣り実習が始まる頃には気にならなくなったいう生徒がほとんどでした。鹿児島港を出て4日目、体が慣れて来たということもありますが気分的なものも大きいと思います。

12月は見学説明会強化月間です。詳細は学園ホームページの注目の情報をご覧ください。https://gyogaku.com


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