静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

ダイビング講習 (生徒作文)

2013年07月10日 09時30分05秒 | 学園行事
生徒達は、先週5日間の日程でインストラクターの指導のもと、ダイビング講習を受けました。
特に、4日目には、全国でも有数なダイビング・スポットである沼津の「大瀬崎」で、ダイビングの実技試験を行いました。

実際に自分で海の中に潜って、海の中を見たときの驚きは、映像で見るのと違って一生忘れることができないでしょう。
なぜなら、自分の力で海に潜った場合には、体の感覚器官すべてを使って、体全体で海を感じることが出来るからです。
ここでは、山形県出身N君の感想を紹介します。

今週は、1週間かけてダイビングの講習をやりました。
藤枝マリンダイビングから先生が来てくださって、ダイビングを一度もやったことがない自分達のために、一から教えてくれました。
1日目(7月1日)は、テキストを読んでダイビングとはどのようなもので、どうやってやるのか等を学びました。

テキストを読んでみて、今までの自分は、ダイビングはボンベを背負ってウエットスーツ、フィン、マスク等を着け、
潜るだけで海の中の世界を思う存分満喫できるレジャーとしか思っていなかったが、
実際は、しっかりとダイビングについて分かっていないと、死の危険もあることを知りました。

潜水中にボンベの空気がなくなったり、誤って毒のある魚を触ってしまったりと大変危険だが、
しっかりと学んでおけば大丈夫なので、しっかりとテキストを読みました。

2日目と3日目は、(焼津)水産高校のプールを借りて、シュノーケルとダイビングの練習をしました。
シュノーケルで呼吸するのも案外大変でした。
レギュレーターを使って潜水した時は、プールの中なのに、とても楽しかったです。
水中にいるのに、しっかりと呼吸ができるなんてすごいと思いました。

4日目は、沼津の大瀬崎というところに行って、実際の海に潜りました。
天気は、大雨で心配でしたが、最初にシュノーケルで素潜りの練習をした時に、海中を見ると透き通っていて魚が泳いでいました。
自分は、とても感動しました。

海の中の世界は、水族館やテレビでしか見たことがなかったので、ずっと興奮でした。
そして、BCジャケット等を着けて、インストラクターの先生と潜っていくと水深15mまで行けました。

そこには、大きなアジやきれいな魚が沢山いました。
自分の数センチ横をウツボが通っていったのには、びっくりしました。

潜水が終わり、素潜りをしていると岩の下にタコを見つけたので、頑張って捕まえました。
自分の手くらいの大きさで可愛かったです。
タコを逃がしてあげたら、また岩に隠れたので、少し見ていました。
コメント
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