釣込み練習②

釣込みの練習2日目。
竿の準備をして、学園の裏の土手に向かいます。

今日も、基本となる釣り上げたカツオを脇で抱えることからスタート。
以前、ここに書きましたが、
魚が大きいときに2人で釣り上げるときの相手が決まっていて、
そのときの2人が交代で練習しています。
　　
　　

続いて、「ハネ込み」の練習もしました。
カツオの一本釣りでは、多くの場合、擬餌針（バケ）を用いて、カツオを釣り上げます。
バケには返しがなく、釣り上げたカツオは、空中で外れ、続けて釣り上げることができます。
自分の真後ろの背中に近い位置に魚を落とすことが大切になります。
　　
　　

生徒たち　　練習しながら、「むずかしい・・・」

釣込み練習①

昨日から、釣込みの練習が始まりました。
「やいづ」の航海実習では、カツオの一本釣りに取り組むことになります。
（昨年の「やいづ」での実習風景）
　　

昨日は、１回目の練習ということで、竿の準備から入りました。
これまでの実習で、各自が準備した竿に、カツオの模型（中に砂が入った2～3kgのもの）が付けられた「やま（道糸）」を結びつけます。
これも各自の身長などに合わせて、「やま」の長さを調節する必要があります。
　　　　
その後は、学園の裏の土手を使って、初めての釣込みの練習を行いました。
一番基本となる「釣り上げたカツオを脇で抱える」ことに取り組みました。
　　　　　　

生徒たちの初めての「カツオ一本釣」練習の様子をYouTubeにアップしました。
漁業高等学園のホームページhttp://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/　で、ご覧ください。


焼津でも、今朝は涼しく感じられました

統計からみる水産業の概要

2学期の時間割の中に、「水産技術」という時間があります。
通常は学園の職員が担当するのですが、
今週も「外部講師」の方にお願いし、授業を行ってもらいました。

今日は、「関東農政局静岡支局」の方に講師をお願いして、
「統計からみる水産業の概要（静岡県）」ということで、話をしていただきました。
　　
漁業経営体の数や漁業就業者の状況、また、海面漁業・養殖生産量などについて、
全国と静岡県の状況を比較しながら、わかりやすく説明していただきました。

生徒たちには、海技士試験に合格して就職していくことが自分のキャリアアップつながっていくということを、改めて考えてほしいと思います。

関東農政局静岡支局の職員の方には、お忙しい中、講師を引き受けていただき、ありがとうございました。

完成に近づいています

擬餌針（バケ）作りも、完成に近づいてきました。
　　

皮を付け終わり、赤い糸を使って縫っていきます。
縫い終わると完成ですが、カツオの喰いつきが良くなるように、
こんな風にテープを結んでいます。

これが完成品です。
　　

長すぎて、先生にダメ出しをされました！！



最後に、ナイロンを結びますが、
ナイロンは失敗すると使えなくなってしまうので、
まずは糸で練習です。
　　

擬餌針（バケ）作り

今週の実習は、いつものロープワークで始まりました。
　　　　

その後は、先週に続いて擬餌針（バケ）作りです。
自分で確認しながら黙々と作業する生徒、回りに聞きながら作業する生徒・・・
　　
　　
生徒たちは、擬餌針の出来がカツオの喰いつきの良否につながるということで、
いつも以上に、真剣に取り組んでいるようです。

作業が進んでいる「Ｙ君」の作品です



擬餌針（バケ）作りの様子をYouTubeにアップしました。
漁業高等学園のホームページhttp://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/　で、ご覧ください。