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韓国ウィーさんにビエンナーレ大賞*洞爺村国際彫刻展

2007年07月26日 21時37分39秒 | 新聞などのニュースから
 北海道新聞7月26日朝刊の第三社会面から。

 【洞爺湖】胆振管内洞爺湖町で2年に1度開かれている公募展「洞爺村国際彫刻ビエンナーレ2007」(実施委主催)の最終審査が25日、町洞爺総合センターで行われ、大賞に韓国のウィー・セボグさん(42)の「Seed Of Cosmos」(宇宙の種)を選んだ。

 公募展は「手のひらの宇宙」をテーマに高さ40センチ以内の彫刻作品を募り、8回目の今回は世界45カ国から449点が応募。最終審査では、5月末の1次審査を経た58点を、奥岡茂雄・札幌芸術の森美術館長ら4人が審査した。

 大賞作品はステンレス製で、縦横約20センチ。くりぬいた多面体の中に球体を配置している。審査員から「構造上のアイデアに優れ、柔らかい中に鋭さを秘めている」と高く評価された。

 受賞作品は9月22日から10月21日まで、同センターで展示される。大賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)
▽準大賞 アリヤ・キティチャロエンウィワット(タイ)
▽優秀賞 ジジ・スメイル(イタリア)
▽小田襄賞 阿部典英(札幌)
▽伊達信用金庫賞 ダレッシュ・バルース(イラン)


 洞爺湖町は、壮瞥町と洞爺村が合併してできたマチです。
 市町村が合併すると、ともすれば特色ある旧町村の文化事業は歴史に幕を閉じてしまうことが少なくないわけで、このビエンナーレが存続したことを、まずは喜びたいと思います。
 しかし、筆者はこのビエンナーレ作品展を、じつは1度も見たことがありません。偉そうなことは言えないのです。
 前の審査委員長だった笹野さん(前・札幌芸術の森美術館長)から
「すごくいい美術展だから、ぜひ見てください」
と強くすすめられたこともありますが、前回のときは札幌にいなかったし…。

 ことしは、ドライブがてら訪れたいと思います。

 それにしても、大御所アベテンさんが出品していたとは。
 阿部典英さんはもう審査する側ではないかと思ったりもします。





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