道内の個人美術館のはしりである、後志管内岩内町の木田金次郎美術館が、ことしで開館30周年を迎えたそうです。
個人美術館というと、いつ行っても展示物は同じではないかと思っている人がいるかもしれませんが、木田金次郎美術館は違います。企画展では毎回斬新なテーマと切り口で、画業に新たな角度から光を当てています。
さらに、開館後も、作品の寄贈や寄託が相次いでいます。筆者もはじめて知ったのですが、開館当 . . . 本文を読む
2021年に52歳で亡くなった札幌の吉川聡子さんの画業を振り返る展覧会が、生前に教壇に立っていた、北海道芸術デザイン専門学校の玄関横にあるギャラリーで開かれています。
吉川さんといえば、筆者には、高い描写力で若い女性を描いた日本画がすぐに思い出されます。
道展の会員で、「越境する日本画」などのグループ展にも出品していました。
今回は、イラストや、絵本とその原画も数多く展示してい . . . 本文を読む