北海道新聞2010年1月30日、帯広・十勝版から。
関口さんといえば、札幌芸術の森のすぐ横に個人美術館がありますね。
どこまでも広がる林や、すさまじい吹雪の絵などが印象に残っています。
北海道の人ではないのに、誰よりも深く北海道の自然の精神性を絵画で表現しえた人のひとりですが、彼が北海道に来るにあたって、こんなきっかけもあったんですね。
十勝人、ふところ深いなあ。
しかし、気づいたら会期が終わってた・・・。
北海道の風景画を描き続け、2008年に85歳で亡くなった日本画家関口雄揮さんの回顧展が29日、帯広市のシノカワビル(西2南9)で始まった。親交の深い市内の観光庭園紫竹ガーデン社長の紫竹昭葉(あきよ)さん(82)は「感無量。先生も喜んでいるはず」と話す。2月1日まで。
関口さんは埼玉県出身で東京芸大卒業後、日展を中心に作品を発表。40年近く前、東京の個展を訪れた紫竹さんが「北海道の絵がないのが残念」と伝えて以来、頻繁に来道した。滞在中は紫竹さんが自宅に泊め、スケッチ旅行の案内役も務めた。
(中略)
回顧展は、東京の画廊「三渓洞」が主催し、紫竹さんが会場を紹介した。雪に覆われた十勝の牛舎や網走湖畔の白樺並木、礼文島のエゾニュウなどを題材とした最晩年の作品38展示、販売している。(以下略)
関口さんといえば、札幌芸術の森のすぐ横に個人美術館がありますね。
どこまでも広がる林や、すさまじい吹雪の絵などが印象に残っています。
北海道の人ではないのに、誰よりも深く北海道の自然の精神性を絵画で表現しえた人のひとりですが、彼が北海道に来るにあたって、こんなきっかけもあったんですね。
十勝人、ふところ深いなあ。
しかし、気づいたら会期が終わってた・・・。