北見市留辺蘂町在住の片岸法恵さんからご案内をいただき、最終日にようやく見に行くことができました。
案内状には
とありました。
そうなんです。片岸さんは国展と全道展で、出品する作品のタイプが違うのです。
国展は、絵画部にはバラエティーに富んだ作品が並んでいますが、工芸部は伝統的な、あるいは民芸調の染織などが多いのです。
今回はタペストリー展ということで、かつて全道展にも出していた作品もあるようです。
冒頭画像は、大きい作品は左から
「向かいの山~5月の風」
「向かいの山~春~」
「向かいの山~秋~」。
北見の四季の眺めが表現されているのでしょう。
それらの間に、額装の小品が並んでいます。
2枚目の画像は「野の小道」。
「チャ タマネギ アワダチソウ ムラサキイモ」
と表示があるのは、染める際に用いた素材でしょう。
天然由来のおだやかな色合いです。
そのほか、この画像よりも右側に、案内はがきにもデザインされた「春のおとずれ」(2016)が掛かっていたほか、小品の「東風吹きし」「雪の朝」「野あそび」が展示されていました。
向かって左側の壁には「共に」「深海より」など、藍色を基調とした大作が並んでいました。
こちらも、大作の間に「並木道」「波」といった小品が配されています。
このほか、ちょっと奥まった一角に「法恵」という、子どもの顔をデザインした作品が1点。
具象的な作品は、片岸さんには珍しいです。
ご自身の幼いころの自画像なのでしょうか。
片岸さんは2011年、東小学校に近いこのお寺で2日間だけの個展を開いたことがあります。
今回は、境内にある別の建物「観音堂」で、ロングランの個展でした。
晩秋の寺院は、小さな墓地にある木々の黄葉に夕日が差し込んで、しみじみとした美しさをたたえていました。
2020年9月1日(火)~10月31日(土)午前9時~午後4時
明照寺 観音堂(北見市北2東9)
過去の関連記事へのリンク
■FAR EAST 2016 コンテンポラリーアート
■片岸法恵 絣と藍のタペストリー (2011)
■片岸法恵展と春季オホーツク美術展を見に行った4月22日のことなど (2011)
■陸人(ろくにん)展(2003、画像なし)
案内状には
国展準会員 天然染料で染めた糸での着尺を出品
全道展会員 タペストリーを出品
とありました。
そうなんです。片岸さんは国展と全道展で、出品する作品のタイプが違うのです。
国展は、絵画部にはバラエティーに富んだ作品が並んでいますが、工芸部は伝統的な、あるいは民芸調の染織などが多いのです。
今回はタペストリー展ということで、かつて全道展にも出していた作品もあるようです。
冒頭画像は、大きい作品は左から
「向かいの山~5月の風」
「向かいの山~春~」
「向かいの山~秋~」。
北見の四季の眺めが表現されているのでしょう。
それらの間に、額装の小品が並んでいます。
2枚目の画像は「野の小道」。
「チャ タマネギ アワダチソウ ムラサキイモ」
と表示があるのは、染める際に用いた素材でしょう。
天然由来のおだやかな色合いです。
そのほか、この画像よりも右側に、案内はがきにもデザインされた「春のおとずれ」(2016)が掛かっていたほか、小品の「東風吹きし」「雪の朝」「野あそび」が展示されていました。
向かって左側の壁には「共に」「深海より」など、藍色を基調とした大作が並んでいました。
こちらも、大作の間に「並木道」「波」といった小品が配されています。
このほか、ちょっと奥まった一角に「法恵」という、子どもの顔をデザインした作品が1点。
具象的な作品は、片岸さんには珍しいです。
ご自身の幼いころの自画像なのでしょうか。
片岸さんは2011年、東小学校に近いこのお寺で2日間だけの個展を開いたことがあります。
今回は、境内にある別の建物「観音堂」で、ロングランの個展でした。
晩秋の寺院は、小さな墓地にある木々の黄葉に夕日が差し込んで、しみじみとした美しさをたたえていました。
2020年9月1日(火)~10月31日(土)午前9時~午後4時
明照寺 観音堂(北見市北2東9)
過去の関連記事へのリンク
■FAR EAST 2016 コンテンポラリーアート
■片岸法恵 絣と藍のタペストリー (2011)
■片岸法恵展と春季オホーツク美術展を見に行った4月22日のことなど (2011)
■陸人(ろくにん)展(2003、画像なし)