(追記あり)
この時期、筆者のような立場の人間が政治に関する話題を語るのはあまり好ましいことではないのだが、ちょっとだけ。
静岡県の選挙区から衆院選に出馬を予定している城内実氏のブログが炎上し、サイトともども閉鎖されているようだ。
(閉鎖ではなくアクセス集中でつながりにくくなっていたようです。8月2日未明追記)
以下のURLはキャッシュ。
http://74.125.153.132/search?q=cache:gntzj11bZ3EJ:http://www.m-kiuchi.com/blog/+%BE%EB%C6%E2%BC%C2&lr=lang_ja&hl=ja&ie=EUC-JP&output=html&client=nttx
城内(きうち)氏が選挙ポスターに眞鍋かをりさんの写真を使ったのだが、本人の承諾を得ずに無断だったのではないかという疑惑がおきているのだ。
ここで城内氏は
「無断使用した事実はありません」
と言い切っている。
一方、眞鍋さんは、ご自身のブログ「眞鍋かをりのココだけの話」で
「困惑しています」
「私は特定の政党や政治家の応援はしていませんし応援コメントも出していません。
何故このような使われ方をしたのか確認して対処したいと思います。」
とつづっている。
どちらが日本語の使い手としてオトナであるか、どちらが社会常識をちゃんと持っているかは、一目瞭然だと思う。
ところで。
この城内氏という人のブログのキャッシュを見ていると、おもしろいくだりがあった。
下のほうで、民主党のマニフェストについて述べたくだりで
「「マニフェスト」というこの外来語の表現、正直いって違和感がある。
第一に、日本人なら日本語で、「政策綱領」とか、「公約」とか「国民への固いお約束」とか言えば良いのではないか。」
と書いている。
問題は呼び名じゃなくて中身でしょ、と言いたくもなるけど、まあ、外来語の安易な使用に違和感をおぼえるということそれ自体は理解できる。
「公約」といわずにこんな外来語を使う理由の一つに、つい何年か前、公約なんて守らなくてもたいしたことない-みたいなことを言った政党の党首がいて、公約ということばが「守らなくてもいいもの」という意味合いを持ってしまったっていうこともあるのだが。
しかし、この城内さんという人はとてもおもしろい。
次の行でこうつづけている。
第二に、マニフェストとは確か語源的に「高らかに宣言する」ことであって、そのあとでしっかりとフォローするというようなニュアンスにかけていると思う。
「揚げ足取りだ」といわれるかもしれないが、「マニフェスト」に違和感があって、1行のうちに「フォロー」「ニュアンス」と2度もカタカナを書くことには違和感を抱かないというのは、いったいどういうあたまの持ち主なんだろう。
わからない…。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090730-00000049-sph-soci
眞鍋かをり ポスター問題で番組復帰は衆院選後?(スポーツニッポン) - goo ニュース
この時期、筆者のような立場の人間が政治に関する話題を語るのはあまり好ましいことではないのだが、ちょっとだけ。
静岡県の選挙区から衆院選に出馬を予定している城内実氏のブログが炎上し、サイトともども閉鎖されているようだ。
(閉鎖ではなくアクセス集中でつながりにくくなっていたようです。8月2日未明追記)
以下のURLはキャッシュ。
http://74.125.153.132/search?q=cache:gntzj11bZ3EJ:http://www.m-kiuchi.com/blog/+%BE%EB%C6%E2%BC%C2&lr=lang_ja&hl=ja&ie=EUC-JP&output=html&client=nttx
城内(きうち)氏が選挙ポスターに眞鍋かをりさんの写真を使ったのだが、本人の承諾を得ずに無断だったのではないかという疑惑がおきているのだ。
ここで城内氏は
「無断使用した事実はありません」
と言い切っている。
一方、眞鍋さんは、ご自身のブログ「眞鍋かをりのココだけの話」で
「困惑しています」
「私は特定の政党や政治家の応援はしていませんし応援コメントも出していません。
何故このような使われ方をしたのか確認して対処したいと思います。」
とつづっている。
どちらが日本語の使い手としてオトナであるか、どちらが社会常識をちゃんと持っているかは、一目瞭然だと思う。
ところで。
この城内氏という人のブログのキャッシュを見ていると、おもしろいくだりがあった。
下のほうで、民主党のマニフェストについて述べたくだりで
「「マニフェスト」というこの外来語の表現、正直いって違和感がある。
第一に、日本人なら日本語で、「政策綱領」とか、「公約」とか「国民への固いお約束」とか言えば良いのではないか。」
と書いている。
問題は呼び名じゃなくて中身でしょ、と言いたくもなるけど、まあ、外来語の安易な使用に違和感をおぼえるということそれ自体は理解できる。
「公約」といわずにこんな外来語を使う理由の一つに、つい何年か前、公約なんて守らなくてもたいしたことない-みたいなことを言った政党の党首がいて、公約ということばが「守らなくてもいいもの」という意味合いを持ってしまったっていうこともあるのだが。
しかし、この城内さんという人はとてもおもしろい。
次の行でこうつづけている。
第二に、マニフェストとは確か語源的に「高らかに宣言する」ことであって、そのあとでしっかりとフォローするというようなニュアンスにかけていると思う。
「揚げ足取りだ」といわれるかもしれないが、「マニフェスト」に違和感があって、1行のうちに「フォロー」「ニュアンス」と2度もカタカナを書くことには違和感を抱かないというのは、いったいどういうあたまの持ち主なんだろう。
わからない…。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090730-00000049-sph-soci
眞鍋かをり ポスター問題で番組復帰は衆院選後?(スポーツニッポン) - goo ニュース
これは。
今後も遊びにいらしてくださいね。
http://www.daily.co.jp/newsflash/2009/08/01/0002185412.shtml
しかしポスターは廃棄され、公平中立性の観点から真鍋さんは一時番組出演見合わせとなってしまった。双方痛み分けのようでもあるが、芸能事務所たるもの、政治との絡みは慎重に排除すべきだったはずだ。
道営競馬のイベントには来るのだろうか。
事務所と本人の意思疎通がうまくいってないんですなあ。