まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

控えめの セミもいるのか 耳の中

2017年07月24日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇っており、昼過ぎからは雨や雷雨となる所があるらしい。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みなのだとか。暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるよう呼びかけている。気温は27.1度から33.9度の真夏日。湿度は84%から72%、風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の25日も、引き続き気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎからは雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 ご近所さんの田圃でも、もう、稲穂がかぶいている。お盆明けくらいには刈り取るんだろうか。他人さんのものは何でも早い。

 

 小学生の頃に、「お勉強は朝の間の涼しいときにやっておきなさい」と言われ続けてきたのを思い出して、今日も夏休みの自由研究の「寒川家の俵札」のお勉強。

 

 資料の読み込みをしてみたり・・・、画像の選択をしたり・・・。

 

 どういうものを選んで解析するのとか・・・迷いながらの執筆活動。

 

 なにせ、コンテも企画もアイディアもなく進めている編集作業。データーを並べてから置き換える。「あれもいいなぁ」「これもいいかも」で進めていって、カット・アンド・ペースト。

 

 お昼からは、重い腰を上げてお出かけ。要は気分転換と少しの運動も兼ねる。ホームセンターコーナンの白鳥(しろとり)店。

 

 ここで、「スライド・バー・ファイル」というものを買った。先週だか先々週だかに、大窪寺ガイドマニュアルを作ってメンバーに渡してしまったのだった。

 

 このファイル、案外と便利なファイルで、薄いものなら、クリアーファイルで十分だけれど、20枚とか30枚とかになると、こちが便利。50枚くらいならばきれいにファイリングできる。

 

 今日の作業分をファイリングしておいた。

 

 用途ごと、科目別にカラーを変えておくと見やすくていい。

 

 ってことで、どんどんとページ数が増えていく。

 

  今日の掲示板はこれ。「ひと夏の いのちかぎりと セミが啼く」というもの。一般的には7月から10月頃にかけて見かけられるセミなのだが、暑さを倍増させる「ミーンミーン」や「シャンシャンシャン」という鳴き声や、ふいに命中する小便攻撃。煩わしさを感じつつも、夏の到来を実感する人も多いのではないだろうか。セミといえば夏の季語として、古くから松尾芭蕉などの有名な俳人や歌人の作品に登場したり、映画や小説の題材となってきた。元気な鳴き声のイメージがある一方、どこなく儚さが漂うのもその特徴。それは、「セミは地上に出てから1週間しか生きられない」ということが広く知られているからなのだろうが、実はこれ、ただの俗説に過ぎないらしい。愛知県の豊橋市自然史博物館学芸専門員・長谷川さんによると、「『わずか7日の命』」など、短命な生き物の代表のように言われるセミだが、実際には昆虫の中では長寿の部類に入るとのこと。クマゼミを例にすると、土の中で暮らす幼虫時代が5~6年。地上に出てきて成虫になってからも実際には、1ヵ月くらいの寿命があるという。「カブトムシの一生が、卵から成虫まで1年であることを考えると、およそ5倍の寿命です」と長谷川さんは言うのだと。私たちの持っている情報なんぞ、大自然の前では役にはたたないものらしい。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


愚痴もあり 言い訳もある 大暑かな

2017年07月23日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨の所があるらしい。高温が予想されるため、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。気温は27.2度から30.6度の真夏日。湿度は88%から76%、風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の24日は、湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎからは雨の降る所がある見込みらすしい。

 

 今日は暦の上での「大暑」らしい。大暑は二十四気の一つで、陽暦七月二十三日ごろに当たり、一年中で一番暑い時になるらしい。なるらしいが、今日はすでに蒸し暑くて熱めのお湯に浸かっているような気分になってしまう。

 

 だから、朝の間の涼しいうちにお勉強。七月に入って、例の「大窪寺観光ガイド・マニュアル作成プロジェクト」をやっていたので、休憩していた俵札の調査報告書作成のお仕事に戻った。

 

 で、この奇妙なご朱印は何だろうかと調べてみた。「○○ 本師如来 牛王」とは読める。いろいろと調べてみたら・・・。

 

  これは、「善光寺如来宝印」と呼ばれているもので、四国で一枚しか発見されていないものだという。それが、この寒川家の俵の中から二枚が発見されている。一字目は口ヘンに「僉」。「あぎとう」と読み、魚が水面に浮かび口をぱくぱくする様、を言うのである。まあ現代風の表現では「鯉パク」と言ったようなことか。そして次の字であるが、「印、もしくは仰」、私は一応「仰」と読みたい。池の鯉が餌を欲しがっている姿を想像すればよい。

 

 そういうことをまとめておいた。

 

 またまた、大権現である。備前國瑜伽山の瑜伽大権現である。ここも、神仏分離で瑜伽大権現は廃されて、蓮台寺がこれを引き取った。ここの本尊さんは、阿弥陀如来と十一面観音とが姿を変えて、大権現になったという。

 

 こちらが、由加神社本宮で、備前焼の鳥居と備前焼の唐獅子(狛犬)である。

 

 こちらが、由加山蓮台寺。ここには、「権現堂」という者が残されている。本尊は「十一面観音」である。

 

 お昼からは、奥方に頼まれていたお買い物で、さぬき市鶴羽にある「大塩水産」で釜揚げしらす」を買ってきた。

 

 夏の日差しの中、おいしそうに見えたものだった。

 

  こうした「生しらす」や「釜揚げしらす」が有名らしい。私もこれがあればビールがおいしいと思う。

 

 戻ってからも、俵札の原稿をまとめる一日になった。

 

  今日の掲示板はこれ。「一生懸命だと、智恵が出る 中途半端だと、愚痴が出る いい加減だと、言い訳が出る」という武田信玄のことばらしい。内容としては、いいなぁと感じたけれど、今一つ、すっきりしない。武田信玄作とされる言葉で有名なものには、武田節の中にも取り入れられた、「人は城 人は石垣、人は堀 なさけは味方 あだは敵なり」。江戸時代に武田信玄の功績をまとめた「甲陽軍鑑」の中に、信玄の歌として紹介されているが、ただ確証はないようである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


晴れきった 夏の昼間を もてあます

2017年07月22日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は25.8度から32.7度、湿度は86%から72%、風は1mから2mの東の風が少しばかり。明日の23日は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎからは雨や雷雨の所がある見込みなのだとか。

 

 天候のせいなのか、気圧のせいなのか、今日は体調がすこぶるいい。おなかの張りもなく、膝の痛みもなく、足のむくみもなく、眠くもないし、食欲もばっちり。

 

 朝イチで、アマゾンで注文しておいたお薬が届いた。飲み過ぎや食べ過ぎの時にいいそうだ。市内のドラッグストアには置いて無くて、「ネットで買ってちょうだい」と言われるのだ。

 

 で、早速、10粒をすくうスコップ二回分の20錠を飲み込んでおく。調子が良ければ効いているのだそうだ。

 

 で、俵札研究の続行・・・ということで、香川県と徳島県の県境付近にある「西照神社」に行ってみた。ここには、「西照大権現」がおまつりされていたが、明治の「神仏判然令」によって、ここは、「稲荷神社」になり、お隣の「大瀧寺」さんに移されたそうだ。

 

 ここの狛犬さんは有名で、お参りに来た母と娘に狼が襲いかかったとき、この狛犬が守って助けたのだという伝説がある。まさか・・とは思うが、桃太郎や浦島太郎みたいに素直に聞いておくことにしよう。

 

 こんなにひょうきんな顔をしとるのになぁ。

 

 で、こちらが、その、「大瀧寺」。四国霊場別格20番札所となっている。

 

 ほら、ちゃんと、「西照大権現」となっている。明治政府は、「仮に現れた、権現」というものが大嫌いだったらしくて、神社からは追い出してしまった。でも、ご真言がサマになっていないと思う。普通は、「おん・ころころ・せんだりなんたら」というのだが、ここは、そのまんまに「南無西照大権現」なのだから。

 

 空海さんがあえぎあえぎ登ってきて、ここで杖を立てて休まれた場所なのだとか。ふむふむ。

 

 午後からは、そのことを記事にまとめていた。

 

 でも、寒川家のご先祖さんは、このあたりまでお参りに来たものか、誰かに、ここのお札を頂いたものなのか・・・。

 

 今日は18頁ほどの報告書が書けた。

 

 三時のおやつは久々にスイカになった。石川県産と書いてあったが、意外とタネが少ない。でも、思ったほどにはおいしい食べ物ではなかった。

 

  今日の掲示板はこれ。「私が後悔することは、しなかったことであり、できなかったことではない。」という、イングリッド・バーグマンのことばから。ハリ ウッド女優、イングリッド・バーグマンの名言。私が中学だか高校だかの頃に勧められて見た、「誰がために鐘は鳴る」の主演女優さんだった・・・くらいか と。しかも内容は良く分からんと来ている。映画好きのひとには怒られそうな無知っぷりである。

 

 名言のほうは、実に素直で好感の持てる言葉である。できるできないは二の次で、とりあえずやってみて・・・、という前向きな姿勢が伺える。ただまぁ、普通のひとであれば、やってみたけどできなかったこと、というのも後悔の対象になるんじゃなかろうかと。そこを後悔せずに進んでゆこうとするところが、彼女の偉人たるところであり、この言葉の名言たるところなんじゃないかなぁと、思うわけなのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


振り返る 先人の夢 蓮の花

2017年07月03日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、昼過ぎからは湿った空気の影響で大気の状態が不安定となるため、曇りで雨や雷雨の所があるらしい。気温は25.0度から34.0度、湿度は90%から66%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の4日は、台風や湿った空気の影響で曇りで、昼前から雨や雷雨となり、昼過ぎから夜のはじめ頃は、激しく降る所がある見込みらしい。

 

 昨日の「にょうたいさん」のおまつりで御神酒をしっかりと頂いた。昔、不義をして京を追放された公家の娘が志度の浦で身の不幸を嘆いていた。通りかかった庄屋が同情し、家に連れて帰り一生の面倒を見た。彼女は恩義に報いる為、死後もこの地方の為に尽くすといって亡くなった。庄屋は彼女を近くの青木池に葬り、小さな祠を立てた。以来、雨の少ないときに祠に集まって念じると必ず雨が降ったと伝えられている。以来この山を女体山と呼ぶようになった。 ちなみに女体神社は、主祭神:須佐之男命を祀る「男体社」に対する「女体社」として全国各地に存在している。

 

 御神酒を頂いた上に、時期だからと、缶ビールも数本呼ばれたし、我が家に戻って、またまた呑んで、おかげで今日は二日酔いみたいだし、おなかがぱんぱんに張ってきた。

 

 ということで、朝の間は神仏分離のお勉強。お寺や神社に「権現」だの「牛頭天王」がある場合には取り除いて捨てろ・・という通達が出された。

 

 だから、こんなおふだなんぞ残っている筈がない。だのに、この俵の中にはそれがある。

 

 ただ、こういうものを、どうやって手に入れたのかがわからない。奈良の金峯山寺まで出掛けたのだろうか。この「本願家」が配ったものだろうか。150年も昔のことだからわからないことばかり。

 

 午後からは、観光ガイド・マニュアル作りの準備。これさえあれば、誰でも観光ガイドができるよ・・というマニュアルを作る予定らしい。人それぞれに個性があるから、大窪寺というお寺を題材にしても、見る目が違うから、ガイドをする場所も違えば、内容も違う。そういうものをすりあわせて、「これだ」というものを作るのだそうだ。

 

 私は、こういう文学散歩派。

 

 それだし、納め札にはちとうるさい・・・。仏教的なガイドは「先達さん」にお任せして、「明るく・楽しく・元気よく」的なガイドにしたいもの。

 

 でも、歴史的なおはなしもしなくてはいけないし・・・。

 

 私の資料だけでも週刊誌くらいのガイドマニュアルになりそう・・・。

 

 明日の打ち合わせ用の準備はできた・・・かな。

 

 台風だ、大雨だと、ニュースでは聞くのだけれど、このあたりでは雨の気配すらないのだけれど。雨というのは、明日の午後に2mm/hほどしか降らないで、その後は曇りマークばかりで、来週からは晴ればかり。

 

 今日の掲示板はこれ。「雨の日も風の日も また悩む日も それがそのまま人生なり」と言うもの。一度かぎりの人生、くりかえすことのできない人生。その人生を充実感を持って生きるか空しさと淋しさを持って生きるかは、全て自分自身の責任であろう。「花の生命は短くて、苦しきことのみ多かりき」と言った小説家がいる。喜怒哀楽の交錯する人生であるが、思いおこされることは実に苦悩に類したものが多いように感じる。しかし、このことばには何かしら心ひかれる響きが感じられはしないだろうか。はかない青春の生命がかみしめた、ほろにがい甘さが感じられるように思った。苦しみは大切にしなければならない。悩みをそまつにしてはならない。雨にも風にも嵐にも、それぞれかけがえのない妙味がある。森羅万象、全てが私の人生を塗り替えてゆくクレヨンである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


妻の弾く ピアノはダリアを 染めていく

2017年07月01日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で曇りで、午後からは晴れ間がのぞくようになってきたが、相変わらず蒸し暑い。気温は24.0度から31.0度、湿度は90%から68%。風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の2日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日は梅雨らしく、むしむしとしたイヤな一日になった。だから、除湿された部屋で一日、デスクワークになった。

 

 7月1日は、グレゴリオ暦で年始めから182日目(閏年では183日目)にあたり、年末までは、あと183日ある。はやくも一年の半分が終わったことになる。今月の予定は、いまのところ、こんなところ。暑いときにはお仕事は遠慮したいもの。

 

 さて、一昨日の「研修旅行」に次いで、昨日は奥方の意向で、室戸岬まで行って来て、実に10時間も走って走って、およそ500Kmを走った計算になる。

 

 その上に、18時から22時まで、飲んで食べてカラオケをやって、呑み疲れて、今日はいささかのお疲れモード。おなかが張って息苦しいし、妙に脂汗が吹き出してくる。利尿剤とか胃腸薬とかを飲むけれど、あんまり、効果はなさそう・・・。

 

 それに、明日は早朝から、自治会堂周辺の草刈りやらの一斉清掃日。だか、今日は完全休養日にしたいところ。

 

 そうは言っても、寝てもいられないし、火曜日には、「大窪寺観光ガイド」のマニュアル作成グループの会合がある。いくらかでもの資料を集めておかねばならない。

 

 そんなんで、おなかをさすりながら、タオルではちまきをしてのパソコン作業。

 

 でも、ねむたいし、パワーはないしで、能率はすこぶる悪い。

 

 お中元の時期らしい。おおきにです。

 

  今日の掲示板はこれ。「平等を願いながら平等を嫌う私がいる」というもの。たぶん、いつもの赤松先生のお寺にあったものだろうと思う。私たちの世界は、三途の世界を越え出て、平和、平等を願いながら、なぜ、あいも変らずの戦争、殺し合い、憎しみ合い、また差別 、排斥、排除、誹謗中傷が続くのだろうか。私たちは平等を心底、願っているのだろうか、希望しているのだろうか。それとも、平等を心底、嫌っているのだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


梅雨半ば 本のめくりも 温くなり

2017年06月28日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は梅雨前線の影響で雨が降っていたが、午後からは雨も上がり晴れ間がのぞきだしてきた。気温は21.1度から26.0度、湿度は93%から81%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の29日は、梅雨前線の影響で昼過ぎまで雨が降る見込みらしい。

 

 夜中から雨が降っていて、午前中は梅雨らしく雨になっていた。

 

 雨ではどうしようもないなぁと、俵札の報告書でも書いておくか・・・と、パソコンを立ち上げたが・・・。

 

 昨日、作った筈の「神仏分離」のテキストがない・・・。三台のパソコンを立ち上げて調べるが、そのいずれにも「神仏分離」も「廃仏毀釈」もない・・・。

 

 かろうじて、こういうものが見つかったけれど、こういうものじゃない・・。またまた、頓挫。

 

 気分転換に、香川県立図書館にやってきた。小雨がぱらついてはいたが、傘がいるほどでもなかった。

 

 今度の大窪寺ガイド・マニュアル作成チームのメンバーさんの電話番号を調べようと思ったのだけれど、老眼鏡もハズキ・ルーペも持って来なかったので、皆目、文字が見えなかった。仕方がないから、長尾町史という本を借りてきた。

 

 大窪寺に関する資料を探すためだった。このままでは読めないので、これをスキャナーで読み込んで電子化し、テキストファイルに落とすと、いくらでも拡大して読むことができる。

 

 また、私の「電子倉庫」から、平山郁夫さんが書いた、「大窪寺」の絵も見つけ出してきた。南の山から大窪寺の多宝塔を書いたものらしい。

 

 これも平山郁夫さんの作品で、本堂と多宝塔を描いたもの。お宝資料と言われてもねぇ・・・。

 

 失業者の奥方は、午前中は「ぬか床の作り方」を調べたり、動画サイトでぬか床の管理方法などを調べて、午後からは、実際にぬか床を作ったらしい。

 

 そろそろ、6月もおしまいになるので、私のポータルサイトの更新をやっておくことにした。

 

 そして、8月分のスケジュールも更新しておく。

 

 相変わらず、「神仏分離」のファイルは見つからない。老化がどんどんと進んでいくような気がする。

 

 今日の掲示板はこれ。「知らないものに出逢い、夢中になっていくうちに「遊び」が「学び」に変わる瞬間がある。」というもの。リクルールト・ホールディングスの言葉かららしい。煤けた古い俵の中から引っ張り出された紙くずの山・・・。それのお手伝いをしているうちに、すっかりと、古文書や梵字やら歴史やらと格闘するようになっている。どうでもいいような遊びで始めたことが、「神仏分離」やら「廃仏毀釈」やらのお勉強になっている。「その瞬間」がいつだったのかは覚えてはいないが、今はすっかりと「学び」の領域にいることだけは確実だ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


行く宛を 決めておるのか かたつむり

2017年06月27日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は梅雨前線の影響で曇り、夜は雨が降るらしい。気温は21.5度から26.0度、湿度は85%から72%、風は2mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の28日は、引き続き、梅雨前線の影響で、昼前まで雨となる見込みらしい。

 

 梅雨らしくなった朝、火曜日の朝はここに来る。一週間があっという間だ。さぬき市前山地区にある「前山地区活性化センター」である。ここの研修室での「お勉強会」というか、「打合会」。

 

 今日は男性3名と女性3名のさっぱりとした会になった。

 

 私の当面のお仕事は、ここに展示してある「寒川家俵札の調査報告書」の作成。本当のところ、こういう作業には全く興味がなかったのだが、パソコンが使える人募集中・・・というので、のこのこやってきたら、こういうことになってしまった。

 

 で、展示してあるものを画像化してファイルに取り込んで整理する。

 

 こういう処理を全てに行うのだから手間暇のかかる作業。できることからこつこつと。

 

 これも神仏分離で、稲荷大明神稲荷庵は廃寺。明治からは「稲荷神社」になった。だから、これも江戸時代のおふだになる。

 

 私の場合、デザインも企画書もなく、いきなり、」思いつきのままで書き始めて書き進むから、話があちこちと飛び回り、跳ね回り、やがてには頓挫して思案する。

 

 本来ならば、こういう画像で文字を分断することは編集手続き上いけないことなんだろうと思う。でも、右のように文字を流し込むのは面倒なので、気にすることなくやっている。試作版なんだと、気にかけない。

 

 お昼からは、大窪寺の観光ガイド用のマニュアル作りの下見に行って来た。「なんで、原爆の火がここにあるの?」と、質問する人が多い。でも、この火はいつまでも燃え続けているのか。誰がガスの管理をやっているのか。消えた場合はどうするのか・・。そういうことを考えたら、夜も眠られなくなる。

 

 それはわかるのだけれど、福岡県から、どういうことで、香川県の大窪寺が選ばれたのか・・ということもまた、なぞである。

 

 この「宝杖堂」もなぞばかり・・。

 

 この看板はいつの頃のものだろうか。原爆の火も宝杖堂もない。探せば「謎」はどこにでもある。

 

 気圧のせいか、今日は胸水がたまってきつい。利尿剤も効きにくくなってきたような気がする。まだまだ、梅雨は続きそう・・・。

 

 今日の記事とは全く関係がないが、今日の掲示板はこれ。「有る角も 出さねば丸し かたつむり」というもの。持っているツノも、出さなければ丸く済むではないかという、かたつむりにかけたことばである。江戸時代の始め、姫路の近くの網干(あぼし)というところに盤珪禅師(ばんけいぜんじ)という禅僧がいた。ある僧がたずねてきて、「私は生まれつき短気で困ります。すぐ腹を立てて、人には器が小さいと思われるし、師匠にも叱られる。盤珪さん、なんとかこの短気をなおす方法はありませんかねぇ。」という相談に盤珪さんは、「その短気とやらを、この場に出してみなされ。短気の正体を見ないことには、なんともならんからのぉ。」と言った。「いや…いまのところは、短気はござらぬ。何かの折にひょいと短気が出ます。」「そんなことがあるものか。生まれついてのものなら、いつなりとも、どこなりとも出せるもの。本当に無いのか?」「腹の中を探ってみても見当たりません。人と面倒を起こしているときには顔を出します。」「なんともお主はおかしなことを言われる。自分の身びいきで、出たり引っ込んだりする ものを、生まれついてのものと言うのか。自分の我欲の罪を親になすりつけて、生まれつきだと言うのは、親不孝者だぞ‼」短気に実体のないことを気付かされたこの僧は、「気」に振り回されることなく、自在にコントロールできるようになったそうである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


あじさいは 風の重さを 知っている

2017年06月26日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、梅雨前線の影響で曇り、夜には雨の降る所がある見込みらしい。気温は22.0度から26.2度、湿度は88%から62%、風は1mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の27日は、引き続き梅雨前線の影響で曇り、夜には雨が降るらしい。

 

 今日から、奥方は新しい施設へ出勤するのかと思っていたら、しばらくは手続きのために出勤できないの・・と仰る。ええ・・毎日、いるのか・・・と、やや、窮屈感。

 

 さて、最近、パソコンの中のデータが行方不明になる。パソコンが何台もあっって、ハードディスクやらUSBメモリやらと記憶媒体が多いと言っても、常用のマシンは1台だけ。昨日、作ったファイルはどこに行ったのか・・というのは日常茶飯事。老化なのか認知症なのか・・・。

 

 今日もパソコンを立ち上げて、昨日の続きの論文の続きを・・・と、ファイルを開いたら、テキスト文章だけで画像や表や図がきれいに消えてしまっている。それじゃぁダメじゃん、春風亭柱昇。印刷出力してあった文書を元に復元作業・・・。

 

 ワードのバージョンによって、使える機能が違うから消えたんだろうか。今回は短い文書だったから元に戻ったけれど、こういうのが重なると辛い。

 

 「六十六部廻国聖の納め札」が終わって、「護符」に手をつけようとしたら、護符にはお寺からのものと神社が授けるものとがある。それを分類しようとしたら、「神仏分離」とか「神仏混淆」という壁が現れた。

 

 お札はお寺なんだが、もう、なくなってしまったもの(稲荷庵)、昔はお寺だったものが神社になったもの(こんぴらさん)などで、分類ができなくなってしまう。祇園さんが八坂神社になったように。

 

  そういうことをやっていたら、あっという間に夕方になる。

 

 この「牛頭天王社」も廃止されたもの。だから、明治4年以前のものということになる。

 

 このおふだも、江戸時代のものということになる。こういうものには年月は記入されないので、あんまり重要視されないけれど、神仏分離以前か以降かということで、大きな線引きができることになる。

 

 ここも廃仏毀釈で廃寺となった、讃岐滝宮龍燈院の牛頭天王の護符である。

 

 今年のアジサイもそろそろとおしまい。桜だって、花しょうぶだって、あじさいだって、咲くのが遅かったわりに、おしまいになるのは早かった。

 

  今日の掲示板はこれ。「屏風は折れるから立つんだよ 突っ張っているとじき倒れるよ」という、荒了寛さんの言葉から。ひとりりよがりにならずに楽しむ事は、これが簡単そうで難しい!自分の意見の前に相手の気持ちを思いやる。正しい事でも相手の事を考えてから意見する。屏風って知ってるよね。絵画を飾る額縁とは違って、壁に立て掛ける物でも吊す物でもない。屏風だけで立てる物なのだけど。その屏風は、折れるから立つんだよね。突っ張っていると、じきに倒れるんだよなぁ~。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


青蛙 飛べぬまんまに 日が暮れる

2017年06月24日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は梅雨前線の影響で曇っていて、夜は雨が降るらしい。気温は21.4度から27.2度、湿度は85%から70%、風は1mから4mの東の風が少しばかり。明日の25日は、梅雨前線が四国付近に停滞するため、雨や雷雨となる見込みらしい。

 

 朝の涼しい間に、燃料切れで中途だった草刈りをやっておく。ここは昔の村道だったところ。誰も管理をしていないので、ついつい、我が家が草刈りをしないと草まみれになってしまう。

 

 このあたりは、我が家のものらしいが、その境界線が曖昧なので、ついつい、我が家が刈り払ってしまう。今日も45分ほどで汗まみれになったので中止。シャワーを浴びて、着ていた物を洗濯して干して・・・。

 

 こういう、我が家のウッドデッキだったのだが、築11年にもなると木材が腐ってきて危険な状態になったので、ここをやり代えることになったのだが、工期短縮のために、弟たちに、先週に解体を頼んだ。

 

 で、こういう具合に解体してくれたのだが、エアコンの室外機があるために、一部だけ残してある。

 

 で、その廃材を山の旧宅へ運ぶとなったのだが、これが案外と数が多いし、重たいし。

 

 で、このバーベキュー・コンロで、少しずつ燃やしている。山へ飛び火しないように気をつけて少しずつ。

 

 その合間に、例の俵札研究をやりながら。今日は「六十六部廻国聖」についてのまとめ。先行研究の俵札調査では、この廻国六十六部衆の記載がない。まさか、ここだけ・・・ということもあるまいに。

 

 二階から、炎の様子を監視しながらのデスクワーク。燃え尽きる寸前に、二階から降りていって、廃材を投げ込んでは二階へ戻るという具合。なかなかに上下運動が大変だ。

 

 この廻国聖も虚無僧や修験宗らとともに、明治四年に禁止されてしまう。庶民を惑わせるような宗教は禁止となったもの。だから、この写真も明治初期のものになる。

 

 ということは、これらの納め札は、明治4年以前のもの・・・ということになる。

 

 何ヶ月も風呂が焚けるとか、何ヶ月も煮炊きができるぞ・・と言われていた廃材も半分以下になってしまった。でも、今夜からは雨になりそうなので、しばらくは廃材処理はお休みになる。

 

 ま、大きな事はできないけれど、できることからコツコツと・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「なんとかなる なるようになる なるようにしかならない 心配するな」というもの。一休和尚が弟子たちに残したとされる遺言が『大丈夫、心配するな、何とかなる』というものだった。トンチで有名な一休禅師のお話。一休禅師が亡くなる直前に弟子たちに、「この先、私が亡くなった後、本当に困り果てた時、これを開けなさい。それまでは絶対に開けてはならない」と巻物を遺して亡くなった。何年か後に、寺に大問題が持ち上がり、寺の存亡の一大事になった。弟子たちは、知恵の限りを尽くしたけれど、妙案を思いつかず、どうしようもなくなった。そのとき、一休禅師が遺してくれた巻物のことを思い出して、恐る恐る紐解いてみると、その巻物にはこう書かれていた。『大丈夫、心配するな、何とかなる』。 それを見た弟子たちは、あっけにとられ笑い出した。ほどなく、一休禅師がまるで見透かしていたかのように、どうしようもないと思われていた寺の問題は、見事に解決してしまったと言う。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


そうめんに こころの垢を ぬぐわれる

2017年06月23日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は20.0度から28.5度、湿度は96%から62%。風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の24日は、梅雨前線が北上してくるため曇りで、夜遅くは雨が降る見込みらしい。

 

 今日、奥方がリストラされて、最後のお仕事の日。「お昼までで帰ってくるので、どこにも行かないでね」と言い残して残務処理のために出掛けて行った。いや、解雇通告を受けた翌日には、次の仕事場を探してきたし、先日の17日にはみんなで「激励会」もやっている。

 

 そういうことで、刈り残してある部分を、朝の間の涼しい間に少しでも刈っておこうと刈り出したのだが、すぐに気温が上昇してきて暑くなってきた。

 

 いつまでにやらないといけないお仕事でもないし、いつ、やめてもいいお仕事なので、40分ほどで諦めた。

 

 シャワーを浴びて、着替えをし、濡れた作業着を洗濯して干してから、さぬき市前山にある「多和神社」を訪ねてみた。今回の「俵札調査」に関連する場所である。『全讃史』『生駒記』『讃岐名勝誌』『御領分中宮由来・同寺々由来』『讃州廿四社順拝案内略記』等の史料から確認できる内容から見ると、近世期まではほぼ当社が式内 多和神社であると見られていたようであるが、明治になって、さぬき市志度にあった志度寺の別当が、「うちこそ、多和神社」と名乗りを上げて、内務省から式内社の認定を受けたのだとか。

 

 ま、どこの神社や寺院も、明治の「廃仏毀釈」で、廃寺・廃社になったり、生まれ変わったり、名乗り代えたりとした時代だった。そんな悲運な神社である。祭神は資料には大己貴命。ただし、境内の由緒石碑には手置帆負命の名も記されていた。大田尾大明神と手置帆負命の名の「たお」によるものだろうか。

 

 「當社ハ世俗ニ大田尾明神トモ曰フ盖往古 現今ノ大字前山ハ多和村ト合シテ多和郷 ト稱セシヲ以テ神名ヲ多和ト附シタルナ ラン祭神ハ手置帆負命並ニ大己貴命ニシ テ今ヨリ一千餘年ノ昔弘法大師及ビ藤原 左太夫政富ノ勧請ニヨリ創始セリト舊記 ニ見エタリ人皇第六十代  醍醐天皇ノ 御時寒川郡多和神社トシテ延喜式讃岐二 十四社ノ一ニ選定セラル中古ハ甚ダ盛ニ シテ社殿ハ永承四年治暦二年乾元々年永 徳二年永正二年文禄二年寛永十二年萬治 元年ニ夫々改築行ハル又文政二年高松藩 主松平頼恕社地ニ畝四歩ノ寄進アリ現社 殿ハ大正十四年十月之ヲ竣功セリ」と、石碑には刻まれていた。

 

 冷たいそうめんでの昼食後、奥方が「記念品をみんなに贈るので、文具屋さんに連れて行って・・・」というので、東かがわ市にある「文遊館」に行って来た。今夜は「送別会」にお呼ばれしているのだという。

 

 その送別会には、職員さんのこどもさんも参加するそうなので、こどもさん用にかわいいグッズを選んだらしい。

 

 その後は、スーパーで食材なんぞをまとめ買いして、久々に、義兄におやつの差し入れに行ったのだが・・・

 

 午後はカラオケ大会に行っているし、夜は「ビアガーデン」に参加するのだそうだ。ま、あれこれとやって、気が紛れるといいのだが。

 

  今日の掲示板はこれ。「またひとつしくじった しくじるたびに目があいて 世の中少し広くなる」という榎本栄一さんの言葉から。仕事で失敗したことは、とり返しのつかない嫌な気分に陥るもの。しかし、そのことによって自分というものが照らされ、気づかされて、自分中心の狭い世界が破られてゆくならば、この失敗でこんなことが教えられ、学ぶことができ、却って人生の味わいが深まり、世界が広くなったと気づかされて、そこに少しだけ広がった世界が見えてくる。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


雨の日は できない理由を 考える

2017年06月22日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は梅雨前線や気圧の谷の影響で曇り、昼過ぎまで雨の降る所があった。気温は19.6度から25.9度、湿度は86%から74%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の23日は高気圧に覆われるため、概ね晴れる見込みらしい。

 

 そろそろ、島の家の梅の木にも梅が実っている時期なので、梅拾いに出かけたいのだが、あれこれと雑用が紛れ込んできて、どうにも身動きができかねる。

 

 市役所から、自動車税が入っていないと叱られた。私の車と奥方の車と島の車の三台分。早速に支払いに行って来た。

 

 で、気軽に通帳を持って行ったら、印鑑が違いますと叱られた。だから、ATMで現金を引き出して、それで税金を払ってきた。三台で26,400円。自動引き落としではなかったのかな。

 

 ものはついでで、ここにも寄ってきた。おうどんを売るお店だが、ここではおうどんは食べられない。

 

 こういう、お土産用のおうどんを製造販売しているお店。

 

 今は、お中元キャンペーンをやっていて、それらしいお客さんが何組も品物を選んでいた。

 

 ここでお買い物をすると、お土産におうどんを呉れる。これがまた、おいしいのである。

 

 さて、天気の悪い日はデスクワーク。「寒川家の俵札(納め札以外)」の報告書を作っているのだが、私は「田淵家」担当だったもので、この「寒川家」というおうちを知らない・・・ということに気がついたのだ。どこの誰のおうちの、どんなものか知らないで、報告書を作ろうとしていることに気がついたのだ。

 

 それじゃぁ、ダメじゃん、春風亭柱昇。ということで、寒川家の納め札の分析から始めることになった。ゴールに手が届きそうになっているすごろくで、いきなり、「振り出しに戻れ」ということになってしまったのだ。

 

 年代のわかる納め札を見ると、宝永元年(1704)から昭和14年(1939)年までの、235年間の歴史の玉手箱であることがわかった。これはすごいことだ。

 

 どこからおへんろさんがやってきたのかと調べてみると、北海道から朝鮮半島、までの1200人近い人が、この寒川家の前を通り過ぎていったのである。

 

 この、5300枚という数字は、寒川家、飯田家、田淵家の総合枚数である。

 

  今日の掲示板はこれ。「何かをしたい者は手段を見つけ・したくない者は言い訳を見つける」というもの。アラビアのことわざであるらしい。あなたが今、何かをしようと思っているとしよう。その手段を考えているのなら、きっと上手くいくはずだ。仮に、失敗を繰り返したとしても、必ず解決する。けれど、出来ない理由を探しているのであれば、それは叶わないことになるだろう。なぜなら、「やりたくない」からできない理由を探しているからだ。「忙しい」「時間がない」「疲れそう」「やっても無駄」・・・どれももっともらしい理由だけれど、不可能というほどの理由ではない。どんなに忙しくても、24時間365日ずっと忙しいわけではないはず。必ず休息の時間や空き時間がたぁんとあるはず。時間がないと言うけれど、意識していないだけで時間はあちらこちらにあるものだ。やっても無駄だというのは、やっていない人の常套句。とりあえず、やってみるしかないではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


飄々と 生きてみたいと たちあおい

2017年06月21日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は梅雨前線や気圧の谷の影響で雨が降ったりやんだりしていたが、昼過ぎからは曇ったり晴れたりしていた。気温は21.2度から28.3度、湿度は96%から72%、風は2mから7mの西南西の風が一時は強かった。明日の22日は、南海上に停滞する梅雨前線の影響で曇るけれど、昼前からは高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 大雨になるぞ、豪雨になるぞと言われていたのだけれど、わずかなお湿り程度の雨。朝方は強い風で植木やバケツが庭中に散乱している。

 

 風が強いだけで、雨の量は少ない。野菜畑が湿った程度。

 

 論文の資料が不足していたので、小雨の中を走って、香川県立図書館に行って来た。小雨の中を、落ち葉を掃き集めている清掃員の方がいたが、雨具もつけずに濡れていた。

 

 こんな雨の日でも、新聞だけを読みに来る人や、ウォーキングをしていて、ここの洗面所で体を拭いている人とか、利用の方法もさまざま・・・。

 

 で、五冊の本を借りて、また、五冊の本を借りてきた。

 

 相変わらず、降ったりやんだりを繰り返しているので、今日は静かにお勉強。そそ、昨日の梅は、奥方が梅干し用に漬け物にしたそうだ。

 

 こういう論文集の整理というか加筆訂正というか、編集作業というかを繰り返している。

 

 あれも入れたい、これも追加したいと膨らませすぎて、ばっさりと削除してしまったりと・・・。

 

 この一本は仕上がった。これは、序文みたいなもので、まだまだ、本論までには手が届かない。

 

 表表紙や裏表紙、奥書、前書きなどは早くからできあがっているのだけれど、中身がなかなかにまとめきれないでいる。

 

 これなんぞは、こどもの落書きだと思うのだが・・・。

 

 夕方になると晴れてきたが風が強くて、電線がピューピューとうなりをあげて騒いでいる。

 

 今日は夏至。春分から90度回れば夏至、さらに90度回れば秋分、さらに90度回れば冬至、さらに90度回れば春分ということなんだが、梅雨の中に「夏至」と言われても、何でげし・・・という気分。ま、一般的には昼間が一番、長い日・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「努力をする人は希望を語り 怠ける人は不満を語る」というもの。戦後の文壇をリードした一人、井上靖の言葉である。「希望を語っていれば努力する気持ちになり、不満ばかり言っていると怠けるようになってしまう」とも言 い換えられそうだ。人生のすべてが順調ということはありえないが、常に希望を持ち続けているだけで、気持ちは前向きになれるというものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


梅雨さなか アカデミックな 時がある

2017年06月20日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は午前中は晴れていたが、気圧の谷の影響で次第に雲が広がってきている。梅雨前線が接近するため、夜は雨が降る見込みらしい。高温が予想されるため、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。気温は21.3度から29度、湿度は94%から61%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の21日は、梅雨前線の影響で雨が降り、明け方まで雷を伴って激しく降る所があるらしい。

 

 今日は全国的に火曜日だということで、さぬき市前山にある「前山地区活性化センター」へ出勤の日。朝からむっとする蒸し暑い朝になった。そんな日でも、歩き遍路の方が何組も何人もがやってきて休憩をしていた。

 

 最近は、取り立ててのお仕事はない。お仕事はないが、情報交換とか打ち合わせとかの会議がメインになっている。私は、寒川家の俵から出てきたものの内の「納め札以外のもの」の分析調査中。

 

 少し前の2014年の秋から冬にかけて、多摩美術大学さんが、「祈りの道へ」という展示会をやったらしい。そのときに、ここの「おへんろ資料室」から何点かの資料を展示したらしい。

 

 そのときの「図録」が多量に残ったらしい。それを、この、おへんろ資料館に送ってきたという。それで、その貴重な資料を、特別に私たちも頂くことになった。とてもいい資料だった。

 

 先日の18日に、さぬき市末にある「霊芝寺(れいしじ)」さんの「御成所」の修繕が終わったというので一般公開されたそうである。で、今日のメンバーも拝観にお邪魔したという。私は、法務があって拝観できなかったのだけれど。

 

 この、高松藩主、御成所の壁を修繕したのだが・・・

 

 「しっくい壁ではなくて、和紙を貼ってあるんよ・・」という話題になった。「藩主がおいでになるのに、なんで壁ではなくて和紙を貼るんやろ・・」と不思議がっている。私は、論文集を修正しながら、聞くとはなしに聞き流していたのだが・・・・、

 

 高松市御厩町にある「小比賀家住宅」を拝観したことがあるが、ここは「大庄屋」を勤めたこともあって、「藩主御成の間」がある。その時、「藩主が御成になる時には、壁も畳も襖も全て新調することになっていた。畳や襖は即日に入れ替えできるが、壁はそうはいかない。そこで、「襖紙」という和紙を貼り付けて、「しぶち」という木枠で押さえる」という説明を受けたことを思い出してお話した。

 

 これが、その道具である。襖紙を切るのは竹ヘラで切るから繊維が残ってきれいにならない。それを隠すために「しぶち」(今で言う額縁)で押さえるのだと聞いた。

 

 お昼から蒸し暑い中、梅の木の周りを草刈り機で刈り払い・・・

 

 さっぱりとしておいてから、木を揺すり、長い竹竿で揺すって梅の実を落とす。草を刈っておけば落ちた梅の実がよくわかる。

 

 こういう具合に落ちてくる梅を拾う。

 

 一時間ほどでこれだけ拾えた。でも、頭から下着から汗まみれのどろどろ・・。シャワーを浴びて着替えをしてお洗濯も・・・。でも、明日は雨みたい・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「おかげ様とお金様 一字違いの大違い」というもの。赤松先生のお寺の掲示板である。私たちが日常使っている言葉の中にも「一字違いで大違い」というものはたくさんある。「世の中は 一字違いで大違い ハケに毛があり ハゲに毛がなし」とか、「いがみ合う 一字変えたら おがみ合う」、「アリとトリ アリに羽なし トリにひげなし」・・・。梅雨時、空を見上げるひとときに、一字違いで大違いの言葉を探してみるのもおもしろいかも。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


タチアオイ 妙に眠たい 猫の足

2017年06月14日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は16.4度から26.0度、湿度は90%から50%、風は1mから2mの北北東の風が少しばかり。明日の15日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 今日は午前中は空いているのだし、暑くも寒くもないのだし・・と。

 

 ここのところ、体重が増えてきている。ドクターの言うことには、「58Kg」が最適。せめて、「62Kg」まで・・というのだから、少しオーバー気味。腹水がたまってきているものか、運動不足気味なのか・・・。明日が、ドクターの「予約診察日」。

 

 今週末には「お祝いされない親父たちの飲み会」がある。それなのに、この草ぼうぼうではだらしないし、防犯対策上もよろしくない。と、言うことで、重い腰を上げて草刈りをやってみた。今から運動しても遅いんだが。

 

 最初の5分、10分は苦しかったけれど、やがてのことには体も慣れてきたみたい。ま、休み休みだが、この位には草が枯れた。しばらくして草が枯れてくるときれいになる。

 

 しばらく休んだあとで、こちら側も刈ってみた。

 

 こちら側もさっぱりとしたが、これだけで、もう、ギブアップ。こちら側だけで約1時間。東側も・・と思ったが、気温が高くなってきたのでここまで。着ていた物を洗濯して干しておいた。

 

 今日は、第二水曜日・・ということで、お昼からは、「さぬき市大川支所」での「定例会」。

 

 今日は、「生活支援体制整備事業について」というお話が・・・。どうにもお役所の言葉にはなじめない。

 

 業界用語のオンパレード。こういう時代だから、地域社会、みんなで見守りましょう・・・みたいなことだろうか。でも、なんでもかんでも、ボランティアで・・・というのはありがたくはない。

 

 みんな、悩んでいるなぁ・・・。

 

 それにしても雨が降らない・・・。野菜たちが雨を欲しがっている・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「ああでもない こうでもないで日が暮れて 今あることのありがたきかな」というもの。これもまた、どなたの言葉かわからないが、何かを考える時に、考えに迷って何度も何度も考え直したり、また、議論を行ってもなかなかに結論が出ずに、何度 も話し直したりすることがよくあるもの。そして結局の所、先送りということで一応の結論としてしまったりする。ともあれ、今日も元気で1日を過ごせたこと に感謝したいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


あじさいの その明るさが 欲しいとき

2017年06月13日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は15.2度kら23.6度、湿度は84%から51%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の14日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるらしい。

 

 今日は全国的に火曜日なもので、恒例の「前山地区活性化センター」へ出勤した。最近は、これという作業はないのだが、イベントの打ち合わせやスケジュール調整みたいなことをやっている。

 

 私は相変わらずデータの整理。

 

 こうしたデータの中から何が見えてくるのか・・・。ブラタモリ風に考えれば、「人々はなぜ、お四国を目指すのか」みたいなお題になろうか。

 

 今日は、早めに切り上げて、途中にある「あじさい園」に寄ってみた。社会福祉法人さぬき市社会福祉協議会福祉の里内にある行基苑では、毎年6月中旬から7月下旬にかけて約500坪の敷地におよそ500株ものあじさいが植えられていて花を咲かせている。

 

 今年は少し開花が遅いのか、時期が早すぎたのか、ようやく、花が開いた感じ。

 

 雨が少ないせいか、しっとり感が少ないように思う。

 

 行基苑でアジサイが植えられるようになったのは、社会福祉法人さぬき市社会福祉協議会福祉の里が出来た昭和42年から。今年で50周年を迎えることになる。旧長尾町ライオンズクラブが長尾町の町花であるあじさいを送り、現在は職員が丁寧に剪定をしてあじさいの花を守り続けているという。

 

 もう少ししてから、再度、訪れてみたいものである。

 

 このあたりには古墳が多い。

 

 あじさい園のすぐ横にも、「石鎚神社古墳」がある。で、不思議なことには、そこには決まってお宮さんや神社が建っている。昔の人は、そこからパワーを感じたり、霊気を感じたのかも知れない。

 

 この右下に見える「塚原稲荷神社」も、古墳を背にしている。それに、介護施設が並んでいる場所でもある。

 

  今日の掲示板はこれ。「自分というものをよくとらえないと 自分が生きていく方向が決まりません」という映画監督・新藤兼人さんの言葉から。母校の石内小に、新藤さんが卒業式に寄せた祝辞が残っている。「自分というものをよくとらえないと、自分が生きて行く方向が決まりません」。700字足らずの原稿に「自分」という文字が15回も顔を出す。悩み、もがき、追い込まれるたび、原点に立ち返ってきた。自分は何者か、何がしたいのかと。一世紀に及んだ人生の自問自答は、土壇場の日本でひときわ光を放つ。平成24年(2012)5月29日没。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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