さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で西部では雲が広がり始めているのだとか。夜遅くには雨の降る所がある見込みらしい。気温は7度から18度、湿度は74%から56%、風は3mから2mの東の風が少し。明日の22日は、南からの湿った空気の影響で雲が広がりやすいらしい。
ご案内の通り、お隣さんちのご主人が亡くなったもので、今日はその告別式。いわゆる、お葬式の日。お式は13時から14時なのだけれど、私たち隣組というか自治会が「お同行」ということで、お手伝いに行くことになっている。昔からの慣行なのである。
で、そのお隣さんのお隣さんちの奥さんに乗せてもらって、「セレモニー会館」には午前11時に入った。男性陣は受付事務で、女性陣は昼食のお茶の準備と後片付け。会館に着くと、すぐにお寿司のパックを頂いて早々に昼食を食べた。朝食後の昼食だから半分も食べられなかった・・・。
11時半くらいからぼつぼつと弔問の方がみえるようになって、12時あたりがビーク、12時半にはほぼ落ち着いた。お客様はお席に着いて待っているし、お寺さんもやってきた。
13時前には静寂が訪れた。私たちもほっと安堵したころ。
お式は13時から始まって・・・・13時45分ころまで。
お式が終わって、出棺が終われば、私たちのお仕事はおしまい。自分たちの回りを片付けて、それで帰ればいいのだが、お骨が帰るまでは待機なんだそうで、休憩室で2時間半あまりを待つことになる。この時間が手持ちぶさた。
私たちの集落は10戸しかなくなった。限界集落に近い自治会である。それも高齢者ばかり。で、葬家を除いた9戸が「お同行」ということでお世話をする。お世話たって、昔ほどのお仕事はなくなった。話題はいつものお猿やイノシシの話題ばかり。今日の「アベノミクス解散」を話題にする人など誰もいない。
エアコンからアシナガバチが出てきたということで撃墜したり、さらにもう一匹が出てきたと言うことでジェット・スプレーを吹き付けて撃墜したりと、なんだかんと話題作りをしながらの時間待ち。
16時半から「還骨勤行」と「引き上げ初七日法要」が30分ばかりあった。その後、「精進落とし」の法要膳になった。
みごとなご馳走をいただいたが、私たち「お同行」は形ばかりにいただいて、早々に会館を後にした。「ご遺族がお疲れでしょうから・・」という、これまた、暗黙の約束みたい。ここで、呑んだり食べたりはいけないらしい。
今日の掲示板はこれ。「身近な人の死に逢うたびに 人のいのちのはかなさと 今ここに生きていることの尊さを味わいました」というもの。今日も私のこころ、そのまんま・・・。不要な言葉はいりますまい。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。