まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

誰も来ない海

2005年07月19日 | 自然
 三連休が終わると、とたんに島は寂しくなります。若者も子供らも帰ってしまいます。
 これでは旅館も民宿もなくなるはずだわ。昨年にはテントやバーベキューなどで賑わっていたと思うのだけれど、やはり夏休みに入っていないせいなのか。島は閑散として潮騒ばかりが響いています。浜辺では涼しいし、まだまだ水温は低い感じ。一歩、海から離れたら、それはものすごいセミの声です。「ああ、夏なんやぁ~」「もう夏なんやぁ~」「あ、本物の夏なんやぁ~」と思ってしまうのです。まぎれもない自然の営み・・・。そうそう、コオロギとかバッタとか、キリギリスとかが網戸にしがみついて朝夕にはにぎやかに鳴くんです。あ、あれって秋・・・なんか・・・。
 しかし、潮の引いている間に、係留ロープの点検や、カキ落とし、海草はずしなんかをやらねばなりません。小潮のときや寒いときには海には入れません。この日はくるぶしくらいまでの潮で、船は完全に砂の上に座っています。ロープや滑車の掃除なんかを済ませると汗だくです。
 やれやれ。またもシャワーを浴びてビールです。

 

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