まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

寒椿逃げも隠れもせずに咲く

2021年01月14日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は3.0度から13.4度、三月中旬の気温だったとか。湿度は78%から58%、風は1mから2mの北西の風がわずかばかり。明日の15日のさぬき市地方は、引き続き、高気圧に覆われて概ね晴れる見込み。

 

 122/65/81 36.8c-98% 62.6Kg 19.1c-37%-1022hPa 体調に変化はない。肩こりは相変わらず。

 

 今朝も大霜の朝になった。日中は春のような日差しになると聞いている。

 

 この大窪寺周辺のみちしるべ石(丁石)の位置がおかしいとは前々から思っていた。昔の「一丁(109m)」ごとに立てられていた筈のみちしるべがでたらめになっている。

 

 この「丁石」というのは、昔の遍路道沿いに立っていた筈である。みんなが通る道筋に、「大窪寺まではあと何丁ですよ」と教えていたものだと聞いている。それに、遍路道が国指定になるというので、へんろ道の整備も行われている。

 

 一昨年だかに丁石を調べて歩いた記録を引っ張り出してみたが、このときには「へんろ道」は担当外で眼中になかったのだ。「大窪寺班」と同様に「遍路道班」という別のガイドグループがあるからだ。

 

 だとしたら、古い遍路道沿を探してみようと思い立った。で、Google Map とかを利用して基礎データを並べてみた。

 

 航空写真のデータも引き出しておいた。でも、どうにも落ち着かない。

 

 そこで、さぬき市図書館寒川分館に行ってみた。久しぶりにここに来た感じ。私の寄贈した本もきれいに整理して保管されていた。

 

 で、こういう本を借りてきた。もう何度も借りたことのある本である。前には石造物や記念碑、遍路墓や丁石の調査のためだったが、今度は、へんろ道そのものの勉強のためである。

 

 で、へんろ道の測量図をスキャナーで読み込んで印刷し、それをつないでみた。

 

 こうすれば、今の地形や道路がはっきりとわかる。その上に、昨日、調べてきた「旧へんろ道」を書き込もうと考えている。その旧へんろ道場に、移転されてしまったみちしるべ石の丁石を置いてみようとしているわけだ。いくらかの丁石は旧そのままの位置にあることがわかっている。

 

 今日の掲示板はこれ。「できない理由を探すな」という元ヤクルトスワローズ監督だった真中満さんのことばから。昨日の民生委員の研修会の時、「できないできないと言わずに、できる方法を考えてください」と言われた。昔のお役所は「できません」「やれません」というのが役人だったような気がするが、最近は市役所も変わったものだと思いながらの作業だったが、行動しない人に見られる特徴の1つ。それが「できない理由探し」である。「お金がないからできない」「時間がないからできない」「人が足りないからできない」「タイミングが悪いからできない」あげくには「運がないからできない」とまで言い始めてしまう。行動しない人は、何かとできない理由を探し出し、行動できない自分を正当化させようとするもの。できない理由を探しているかぎり、いつまで経っても行動はできない。それでは物事が思うように進まなくなり、人生が停滞してしまう。だったら、できることから始めて見るのがいい。何からでもやってみればいい。そうすればどこかに突破口があるはずだ。できない理由を探すのではなく、できる方法を探すことが先決問題だ。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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