さて、今日は雲一つ無い晴天で、風もなくておだやか・・・。まさに初夏の空という雰囲気・・・。
今日は所属寺院の「勝覚寺」に、京都の本山からお客様が来られるというので出仕と相成った。真宗では、住職さんのことを「院主:いんじゅ」さんといい、その奥方を「坊守:ぼうもり」さんと呼ぶ。私らは「衆徒:しゅうと:しゅとう」と言うように、専門用語みたいになっている。
これがうちのお寺の「海暁山海暁閣勝覚寺」。約400年の歴史があるとかと言うていた。
で、御門主さまというのは・・・会社で言うと社長みたいなものだが、この業界では「天皇陛下」みたいなものかお殿様みたいなもの・・・。少し前までは・・「生き仏さま」みたいな表現もあったが、とにかく・・お殿様みたいなものだと思えばいい。宗祖親鸞聖人から数えて三十一世の御子孫にあたり、その奥方さまは・・・「お裏方さま」という。
その「お裏さま」が、うちのお寺においでになるというので・・・カメラマンとしてお役目を頂戴した。ま、ご門主様には何度もお会いしているし、何度も香川にもおいでになっているし・・。でも、「お裏さま」には一度もお目に掛かっていないので、初お目見えということで・・・。
真ん中の方が「お裏さま」の華園房子さん。その右がうちのお寺の坊守さん。あと、ご近所のお寺の坊守さん方・・・。
うちのお寺には・・「妙好人・庄松同行」という有名人がいたということで、かなり名高いお寺。だから、お裏さまも、この庄松(しょうま)さんの銅像にお参りした。私も庄松同行150回忌法要に向けての作業も並行して進めている・・・。
記念撮影をして、お裏さまは・・・次の「小砂(こざれ)説教所」に向かわれた。
晴れた・・四月の 青空に うたごえ高く ひびかせて はしるこどもの 先頭に 泳ぐは赤い こいのぼり・・・。(こんな歌はない)注1:晴れた五月という歌の替え歌。
で、今度は・・・同じ東かがわ市土居というところにある「小砂:こざれ:説教所」にある庄松同行のお墓に参拝・・・。右の黒い服の形は随行員の吉岡さん。
右の男性は、洋服の方が案内役の東讃教務所長さん、僧服の方が川田先生・・・。
で、今日のお昼は・・・12時前近くになったので、町内に戻ってきて、ここになった。さぬき市大川町の「手打ちうどん・杉本」というハーフセルフのお店。
で、手っ取り早く・・・わかめうどん小を注文。280円だったと思う・・・。ここは少し麺が太くて重いと思う・・・。朝昼兼用がお昼になってしまったので、少しおなかがあわてたみたい・・・。
場所によっては・・・牡丹の花が見られるようになった。香川では三豊市山本町の薬王寺が有名。今年は開花が遅れたが、今が見頃かも・・・。
牡丹といえばこれ。私どものお袈裟に必ずあるのが、この抱き牡丹という紋所。私ども、「真宗興正派」の紋章として、これが用いられている。
我が家に戻ると・・・本が届いていた。
オランダ留学を古川庄八とともにした「榎本釜次郎」の物語らしい・・・。今日は疲れたので、明日にでも読むとしよう・・・。
今日の掲示板は、そのままずばり・・・。それなのに、通学途中の小学生に突っ込む事故が相次いでいるという事実・・・。なんだろうかね・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。
お裏様はじめ皆様、とてもよく撮れています。やはりカメラマンをされるだけのことはありますね。
「しょうまさん」は祖父の口からよく聞いていました。農閑期にお参り友達と出かけていたように思います。
今の時代は妙好人なんて生まれる余地はないのかも。便利な世の中になって、人はそれだけ立派になったかと問われれば…
きょうはいろいろなことを感じました。春の讃岐平野もいいですね。
カメラマンもいいのですが、集合写真に写っている方皆さんにお渡ししなければならいので、その印刷がなかなか大変です。すぐにインクがなくなって・・・。きれいに印刷できる分、あっという間に・・カートリッジが空っぽになって・・・。
妙好人ツァーというのがあって、けっこうな人気になっております。資料とか本とかも飛ぶようになくなって・・・。最近はCDが欲しいとかと言われたり、庄松さんグッズはないのかとか・・・。
信心のスタイルもすこしずつ変わっていくような気がします。