まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

婦人らが 日陰に逃げる 五月晴れ

2012年04月27日 | たまにはご法務

 さて、今日は雲一つ無い晴天で、風もなくておだやか・・・。まさに初夏の空という雰囲気・・・。

 

 今日は所属寺院の「勝覚寺」に、京都の本山からお客様が来られるというので出仕と相成った。真宗では、住職さんのことを「院主:いんじゅ」さんといい、その奥方を「坊守:ぼうもり」さんと呼ぶ。私らは「衆徒:しゅうと:しゅとう」と言うように、専門用語みたいになっている。

 

 これがうちのお寺の「海暁山海暁閣勝覚寺」。約400年の歴史があるとかと言うていた。

 で、御門主さまというのは・・・会社で言うと社長みたいなものだが、この業界では「天皇陛下」みたいなものかお殿様みたいなもの・・・。少し前までは・・「生き仏さま」みたいな表現もあったが、とにかく・・お殿様みたいなものだと思えばいい。宗祖親鸞聖人から数えて三十一世の御子孫にあたり、その奥方さまは・・・「お裏方さま」という。

 

 その「お裏さま」が、うちのお寺においでになるというので・・・カメラマンとしてお役目を頂戴した。ま、ご門主様には何度もお会いしているし、何度も香川にもおいでになっているし・・。でも、「お裏さま」には一度もお目に掛かっていないので、初お目見えということで・・・。

 

 真ん中の方が「お裏さま」の華園房子さん。その右がうちのお寺の坊守さん。あと、ご近所のお寺の坊守さん方・・・。

 

 うちのお寺には・・「妙好人・庄松同行」という有名人がいたということで、かなり名高いお寺。だから、お裏さまも、この庄松(しょうま)さんの銅像にお参りした。私も庄松同行150回忌法要に向けての作業も並行して進めている・・・。

 

 記念撮影をして、お裏さまは・・・次の「小砂(こざれ)説教所」に向かわれた。

 

 晴れた・・四月の 青空に うたごえ高く ひびかせて はしるこどもの 先頭に 泳ぐは赤い こいのぼり・・・。(こんな歌はない)注1:晴れた五月という歌の替え歌。

  

 で、今度は・・・同じ東かがわ市土居というところにある「小砂:こざれ:説教所」にある庄松同行のお墓に参拝・・・。右の黒い服の形は随行員の吉岡さん。

 

 右の男性は、洋服の方が案内役の東讃教務所長さん、僧服の方が川田先生・・・。

 

 

 で、今日のお昼は・・・12時前近くになったので、町内に戻ってきて、ここになった。さぬき市大川町の「手打ちうどん・杉本」というハーフセルフのお店。

 

 で、手っ取り早く・・・わかめうどん小を注文。280円だったと思う・・・。ここは少し麺が太くて重いと思う・・・。朝昼兼用がお昼になってしまったので、少しおなかがあわてたみたい・・・。

 

 場所によっては・・・牡丹の花が見られるようになった。香川では三豊市山本町の薬王寺が有名。今年は開花が遅れたが、今が見頃かも・・・。

 

 牡丹といえばこれ。私どものお袈裟に必ずあるのが、この抱き牡丹という紋所。私ども、「真宗興正派」の紋章として、これが用いられている。

 我が家に戻ると・・・本が届いていた。

 

 オランダ留学を古川庄八とともにした「榎本釜次郎」の物語らしい・・・。今日は疲れたので、明日にでも読むとしよう・・・。

 

 今日の掲示板は、そのままずばり・・・。それなのに、通学途中の小学生に突っ込む事故が相次いでいるという事実・・・。なんだろうかね・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした。 (旅と・・・)
2012-04-28 13:53:04
カメラマンのお役、お疲れ様でした。信仰を同じくされる方々が、こうして集まるっていいですね。

お裏様はじめ皆様、とてもよく撮れています。やはりカメラマンをされるだけのことはありますね。

「しょうまさん」は祖父の口からよく聞いていました。農閑期にお参り友達と出かけていたように思います。

今の時代は妙好人なんて生まれる余地はないのかも。便利な世の中になって、人はそれだけ立派になったかと問われれば…

きょうはいろいろなことを感じました。春の讃岐平野もいいですね。
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re:庄松同行 (まほろば)
2012-04-28 17:20:59
おせわさまです。

 カメラマンもいいのですが、集合写真に写っている方皆さんにお渡ししなければならいので、その印刷がなかなか大変です。すぐにインクがなくなって・・・。きれいに印刷できる分、あっという間に・・カートリッジが空っぽになって・・・。

 妙好人ツァーというのがあって、けっこうな人気になっております。資料とか本とかも飛ぶようになくなって・・・。最近はCDが欲しいとかと言われたり、庄松さんグッズはないのかとか・・・。

 信心のスタイルもすこしずつ変わっていくような気がします。
 
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